テーマ:トレイダー(465)
カテゴリ:オプション
昨日の補足です
「ITMはそうヤバくない」と書いたが、実はひとつだけヤバいことがあります。 それは「出来高」です。OTMやATMに比べて、ITMに入ると出来高が急に細り、売買が成立しにくくなる。(それだけITMを嫌う人が多い→マイナーってこと?) だから「やっぱり逃げよう」と思っても手遅れか、とんでもないAsk/Bidスプレッドを献上することになってしまう。マイナーなITMをやるからには中途半端な心構えでは危険。しっかりと腰を据えてやらねばならないのだ。 対策はただひとつ・・・「逃げない」こと。ITMに深く入ってしまったら、デルタ上からもほとんど先物と同じ。だから先物の逆玉でヘッジして、おとなしく満期まで持ってしまえば良いのである。 建玉がインする程に原資産が動くと、たいていはIVもハネ上がり、途中の値洗いは目を覆いたくなる程悪化する。しか~し、ここでも慌てず騒がず、ヘッジしたままジ~~ッと待てば、どんなにIVが高かろうが満期(SQ)にはプレミアムはすべてはげ落ちてくれる(もちろん、本源的価値は残りますヨ)。でも、満期までがとっても長く感じるんだな、これが。 最後の問題はどこでヘッジするかだが、これは近すぎても遠すぎてもよろしくない。これが実は最大のノウハウにつき企業秘密(笑)。データを持っている方はバックテストで最適化してみるのも良いでしょう。どなたかやってみたら結果を教えて下さい。ちなみに私はケチなので過去データを持ってません(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[オプション] カテゴリの最新記事
|
|