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カテゴリ:ガバメント
少々懐かしいGun誌を・・・
この三冊に共通するのはジャック氏が38スーパーについてレポートしているところ・・・。特に1981年3月号と1989年1月号のガバに関しては同一モデルで、1989年1月号に関してはジャック氏がカスタマイズした結果報告といった感じで書かれている。 画像はMGC製ダミーカートリッジ。ここで知ったのは38スーパーというカートリッジがいかに構成のであるのかという事とコルト性のガバメントに関してはチャンバーが深い為にヘッドスペースに隙間ができる事によりカートがグラつくために精度が出ないといった内容が書かれている。 左から45ACP、38スーパー、9mmパラべラム。全長的には45ACPとほぼ同じ。口径的には9mmパラべラムと同じ。なんでも357マグナムに匹敵する高速カートリッジと・・・。こいつをP38で撃てるようにカスタムされたのが1988年5月号のGun誌で紹介されたジョン・V・マーツ氏のカスタム。マーツ氏はP38で45ACPや38スーパーを撃てるようにしたカスタムをちょくちょく製作していたようですね。 余談になりますがGun誌1981年3月号はイチロー氏プロデュースの隠れた名銃、パイソン6インチのスコープ的カスタムや恐らく初めて日本でレポートされたVZ75(と表記されていますがCZ75のショートレイル)の詳細な記事など見応え十分だったりもします。 ジャック氏のガバメント38スーパーカスタムを見てすっかり気に入ってしまったのがこのウィチタ・サイト。MGCがモデルアップしたこのサイト。今後どこかのメーカーがこのサイトを搭載したモデルを製品化する事も無いでしょうからこれもまた古き良き時代の一品という事になるのかな? で、そのMGCがほんの短い期間、HW樹脂に鉄粉を混ぜて磁石がくっつく樹脂製モデルガン、SRHW(スーパーリアル・ヘビーウェイト)を発売。残念ながら自主規制で短い期間の販売で終わってしまいましたが・・・ その時に入っていた注意書きがこちら。 通常のHWモデルよりも耐久性が低いので優しく扱えって事ですね(笑)。似たような素材はコクサイが廃業するまでリボルバーのモデルガンで使っていましたね。 そんな貴重なモデルですからおいそれと弄れるものでは無く、たしかノーマルのままだったような・・・ それとも本体の加工をしなくて良いのでグリップ・セイフティだけダックテイルに交換したような?記憶が曖昧です(笑)。ビーバーテイルの方が良いのは判っていますが単純にデザインだけでしたらダックテイルの方が好きなんですよねぇ・・・。 こちらはスライドとフレームを別々な経緯で手に入れて、その結果出来上がったライト・カスタム。というのもスライドがそのSRHW製だったので何とも豪華なカスタムになってしまいました(笑)。スライドとフレームの素材の違いは実銃で言うところのスチール製のスライドにアルミ製のフレームといったコマンダーのセッティングに通じると事がありますね。サイトはノーマルのままというのも気にはなっていますが、このスライドは貴重なスライド故に加工をしたくない。うまくかぶせる感じでいい感じのサイトを自作できないかなぁとは思っていますが・・・ グリップ前面に綺麗な滑り止め加工がされています。未だに未塗装のままですが・・・ しかもビーバーテイルに変更しセイフティ・レバーもアンビに。このセイフティもジャック氏のカスタムに使われているものと同じ固定方法を取っています。専用のシアピンが無い状態の物をオークションで手に入れたもので、MGCのハイキャパのシアピンを使って自作しようかとも思いましたが、そのシアピンだって今は造られていないわけで、それもまたもったいない話。散々悩んだ挙句、シアピンと同じ径の釘を買ってきて左側は頭の部分を削って寸法を合わせ、右側は長めに残してセイフティ・レバーの固定用の切れ目を入れて自作しました。スキップドチェッカーのグリップは元々はあまり好きではなかったのですが、このコマンダーに付けたらいい感じになりました。 なんだかんだとジャック氏のレポートの影響が強めの私としては、この38スーパーというカートリッジは気になる存在。よくぞMGCで出してくれたと思いつつ、バリエーション展開はガバ系一択のようなもんでした。そんな、そもそも使用されているモデルの少ない38スーパーなんてカートリッジを使ったモデルはもう出ないだろうなぁと思っていたらエランから出ているようですね・・・ モデルガン エラン コルト コンバットコマンダー 38スーパー【DUOカートリッジモデル】 エラン モデルガンパーツ 38スーパー用マガジン まあMGCのモデルガンと比べると値段が10倍くらい違いますが・・・(苦笑)。 最後にこんなガバに似合うホルスターは・・・?ってことで オークションで見つけた革製のインサイドホルスター。出品者の方が製作されたものの様でして、デザイン、色合い、そしてなによりも作りの良さが気に入っている逸品ですが、残念ながら出品者の方の情報を紛失してしまい・・・。オーダーも受けますよって感じのコメントがあったので、P38やM92等、作ってもらえれば良かったなぁ・・・と、後悔先に立たずですね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.10 04:45:24
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