カテゴリ:時事
VUCAとは、
Volatility(変動性) Uncertainty(不確実性) Complexity(複雑性) Ambiguity(曖昧性) 「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」 取り巻く社会環境の複雑性が増し、 次々と想定外の出来事が起こり、 将来予測が困難な状況を指す言葉。 もともとは1991年に提唱された軍事用語で、 アメリカ陸軍戦略大学校「US Army War College」にて、 ロシアとアメリカが対立していた冷戦が集結し、 二分構造からより複雑で混沌とした時代を迎えることを予想した言葉。 2010年代に、ダボス会議やASTD (米国人材開発機構)などで 頻用されるようになって、 その後徐々にビジネスシーンでも用いられるようになった。 ビジネスシーンで使われるのは、 「企業資産の負債化」という、経営資源が足かせとなる現象があちらこちらで起きています。 VUCA(ヴーカ)の処方箋として、OODA(ウーダ) OODAとは、 Observe(観察する) Orient(状況を理解する) Decide(決める) Act(動く) の頭文字をとった言葉。 改善活動としてよくあるのが Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Act(改善) の順にサイクルを回すPDCAサイクル。 それに対して、 変化への対応に活用されているOODAループ(ウーダループ) ・Observe(観察):観察することによって現状を認識します。 こちらも軍事用語。 OODAループは、必要に応じて途中で前の段階に戻って ループから再開したり、 状況に応じて任意の段階からループをリスタートさせるなど 外部環境の視点を取り入れたループが特徴。 うだうだ言ってないでやれではなく ウーダウーダよく考えて素早くやれだ。 VUCA時代のグローバル戦略 パンカジュ・ゲマワット 不確実性の高まる(VUCA)世界で、組織と戦略をどう問い直すか? 世界情勢が変化するたびにグローバリゼーションへの悲観論と楽観論が盛り上がる。本書は、企業を動かすビジネスパーソンに向け、根拠のない印象論にまとわされず、グローバリゼーションの実態を踏まえた正しい対処と戦略策定ができるようになるためのフレークワークとツールを提供するものである。著者は、国際経営研究の第一人者であり、企業へのコンサルティング経験も多く行っている人物。本書では、客観的データとその分析に多くの紙幅が割かれており、説得力を持ってメディアや世論の感覚的な現状認識に反論する。トランプ大統領の政策、ブレクジット、中国の一帯一路などのトピックから、多くの企業のケースも紹介される。国際経営学の気鋭の研究者である琴坂将広氏(慶應義塾大学准教授)による解説も収録。 日本語版の解説(琴坂将広) VUCA時代に挑む中小企業 大西正曹 日本の中小企業は、親企業の注文に応じ、設備更新や増設についても、発注を前提とする半強制的な指導を受けることで事業を継続してきた。しかしながら、親企業は生産拠点をコストの安い海外に移すなど中小企業を面倒を見るどころか切り捨てようとしている。そんななか自社の潜在的スキルを掘り起こし、独自の販路を開拓して復活した14社の中小企業を紹介する。 序 章 VUCA時代に針路を示す 1 大潟村あきたこまち生産者協会 2 ケイワード九州 3 ナミティ 4 兵神機械工業 5 マロール 6 バーテック 7 ヤエガキ酒造 8 ユーシー産業 コラム 再生への軌跡 超成熟産業の繊維産業から学ぶ~福田織物、佐藤繊維 9 エクセラント 10 大阪技研 11 白川建設 12 ミズノハードテック 13 ポリユニオン工業 14 ユニックス コラム 古くて新しい、”繕い”の技術が日本の未来を明るく照らす OODA Management(ウーダ・マネジメント) 現場判断で成果をあげる次世代型組織のつくり方 原田 勉 日本企業が新たにイノベーションを起こせずに苦戦しているが、それはよりよい製品をつくろうという製品イノベーションにこだわり過ぎているからではないだろうか。いま日本企業に求められているイノベーションは、現場の新しい洞察から、仕組みのイノベーションを起こすことである。 そのために、参考になるのが本書で解説しているOODAの枠組みである。OODAは、刻々と状況が変わる戦場での現場レベルの意思決定のために考案されたものだが、変化の激しい状況に即応するという点では、ビジネス・モデルのレベルにも適用できる。 しかも、本書では、著者の原田勉氏が、現場で働くビジネスパーソンが非連続なイノベーションを起こすための仕組みづくりの方法を、ビジネスケースにOODAの枠組みを当てはめて論じている。OODAが、これまでビジネス・モデルの世界であまり注目されてこなかった点を踏まえると、大きな前進である。 本書が日本の未来を担うミドル層に読まれて、随所で飛躍的なイノベーションが起こることを期待したい。 校長がOODAループで考えたら学校の課題がみるみる解決した/喜名朝博【1000円以上送料無料】 働き方改革、コロナ対応、GIGAスクール、カリキュラム・マネジメントと対応課題に追われる学校で、校長の「学校マネジメント」に最適な手法「OODA(ウーダ)ループ」。PDCAサイクルよりも即時性があり、変化や危機に対応しやすく、学校組織や教職員の力量形成にもつながるOODAループの手法を、具体的な事例をもとに解説するとともに、これからの時代に求められる校長のあり方も提示します。 〈OODAループで学校はこう変わる!〉 ・学校の課題が可視可され、共有化できる ・課題解決のスピードが加速される ・学校改善が日常化する ・校長の学校経営力が向上する ・子どもたち、教職員が幸福になる <目次> はじめに~校長学のススメ~ 第1章 新たな学校マネジメント手法 OODAループ 第2章 OODAループの活用法~学校改善の進め方と各段階で求められる校長の資質・能力~ 第3章 学校の課題をOODAループで改善する・8つの実践例 第4章 OODAループで令和の日本型学校教育を創造する 第5章 OODAループで学校改善を果たした先にあるもの 「いいね」ボタン「コレ!」登録。 宜しくおねがいっ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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>VUCA(ヴーカ)の処方箋として、OODA(ウーダ)
>OODAとは、 >Observe(観察する) >Orient(状況を理解する) >Decide(決める) >Act(動く) >の頭文字をとった言葉。 ほうれんそう(報連相) 「報告・連絡・相談」・・日本の過去のビジネス用語に 似ているんですね(笑) (2024.05.13 17:12:54)
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