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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:誘惑のシャドウ
では早速結線していこう...
となる前に、必ず行わなければならない事がある。 実体配線図を書く事だ。 これを怠ると回路図と実際の配線状態を 常に考えながら配線しなければならない。 後から「こうすれば良かった」「ああすれば良かった」と 必ず後悔することになる。 そもそも実体配線図が無いと 間違いの元だ。 しかしその実体配線図が間違っていると それはそれでとんでもないことになる。 慎重にシャーペン等消せる筆記具で書いていこう。 こんな感じで書けばいい。 他人に見せるものではないし 自分がわかればよいだけの話なので 臆せずに書いてみよう。 この例のように「入力~初段」「初段~位相反転段」「出力段」「電源A/B」と 分けて書くと分かりやすい。 この場合気をつけなければならないのは 「どの実体配線図にも書かれていない配線が生じてしまう事」 だろう。 取り合い部は抜けの無い様に注意したい。 実体配線図を元に配線をしていこう。 一般的に言われている通り、AC線はキッチリ撚っておく事が肝要だ。 シグナル線との見分けも付きやすくなり、 ハムも軽減されて良いこと尽くめだ。 アースはいわゆる「一点アース」にしてある。 錫メッキの単線を真横に這わせて、 それをアンプ中央の未塗装部分に接地してある。 実体配線図と実際の配線に違いがなければ 普通は問題なく作動するはずだが、 その前にシャーシを引っくり返して 短絡させるような導線だったり半田クズを しっかりと取り除いておこう。 また素子をつまんで揺らしてみることをお勧めしたい。 グラグラするものはひょっとして 半田がしっかり回っていない可能性がある。 (´・ω・`) <実は私やらかしてしまいました... セメント3wの8.2Ωをスピーカー端子にセットし、 ヒューズをセットすれば、いよいよ動作試験だ。 続く まさかとは思うがテスター無しでアンプを作るなどは論外だ。 デジタル/アナログマルチメーターは必須と言って良い。 出来れば対応速度の早い機種が良い。 間違っても安物を買ってはいけない。 良いものを買えば長く使える。 デジタル式とアナログ式があるが 好みで選んで構わない。 すぐに反応するのはアナログ式だが なんとなく雑に使うと壊れそうなのでw 私自身はデジタル派だ。 今使っているテスターがしっくりこないのであれば 買い換えるのも一つの手だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.20 06:00:08
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