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テーマ:真空管アンプを作ろう!(894)
カテゴリ:誘惑のシャドウ
今回作ったアンプは負帰還を掛けていない。
そのままナマの音だ。 実はNFBを6dBかける予定で配線したが ダミーで付けたセメント抵抗が 唸りながら発熱していたので諦めた。 スタガー比をなんとかすればよかったのかもしれないが 面倒くさいので諦めてしまった。 ビーム管接続のPPではダンピングファクターが 極端に小さくなるのは知ってのとおりだ。 出来れば古典的な設計のバスレフ型スピーカーが 相性の点で良さそうに思えるが 当方が持っているのはダブルバスレフと バックロードホーンという、 アンプ泣かせのSPシステムしか持ち合わせがない。 音の相性からとりあえずバックロードホーンをチョイス。 では早速鳴らしてみよう。 選択した音源はコチラ DREAM THEATERの初期の名盤だ。 音質も良い。 では早速聴いてみよう。 灯が入るといい感じになる。 これが真空管式アンプの醍醐味だ。 で、問題の音質だが... (´・ω・`) <ん? 想像していた音質とは大分違う。 6V6GTの互換管という先入観かもしれないが まったりマッシブな音質だ。 もっと軽快で元気の良い音を想像していただけに ちょっと肩透かしを食らった感じだ。 実はコッソリ6Н2Пの民生互換管 しかも高信頼管である6N2P-EVを購入してあったので 交換してみた。 ダークグレーのプレートが6Н2П、 シルバーのプレートが6N2P-EV 差し替えてみると違いは歴然。 一気に音が前面にガンガン出てくるようになった。 バックロードホーンとも相性バッチリだ。 当分はこの組み合わせで様々な音楽を (と言いながらマニアックなものしか聴かないがw) 聴きまくってみようと思う。 如何だってでしょうか。 長きに渡り読んでくれた方々有難うございます。 真空管アンプいいでっせ。 今度パワーアンプ卒業記念作品を作るので 期待して待っててね。 (´・ω・`) <いつになるかわからないけどね... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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初めてコメントします。
NFBをかけてみたら、ダミーロードが発熱したというのは怖いですね。 6dBだとすると、時定数も2段なのでひどい発振は起こらなそうですが、出力トランス次第ではあり得ると思います。 可愛い出力トランスだと思いました。 初段の球を交換したら、良くなったというのは面白いですね。 (2021.05.16 18:42:12)
真空管の達人さん、お返事遅くなってすいません。
私も6dB程度であれば問題ないだろうと思っていましたが、全く駄目でした。しかしながらビーム管接続で無帰還でもそれなりの音が出ることにちょっと驚きました。 主力トランスはPPだからあの大きさでも低音が出るんですね。シングルでは到底使い物にならないサイズと思います^^ (2021.06.15 04:43:54) |