テーマ:電撃文庫!!!(429)
カテゴリ:有川浩作品
「図書館戦争」
有川浩/著(メディアワークス刊) 一、図書館は資料収集の自由を有する。 二、図書館は資料提供の自由を有する。 三、図書館は利用者の秘密を守る。 四、図書館はすべての不当な検閲に反対する。 図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る。 これ、何だか知ってますか? 『図書館の自由に関する宣言』と言うものだそうです。 そしてこの宣言はそのまま、お気に入りの小説家――有川浩さんの書き下ろし第4弾、 『図書館戦争』の各章タイトルにもなっています。 正直、「図書館の自由に関する宣言」なんていうカッコ良くも勇ましいモノが存在することは知りませんでした。 最初読み始めたときは、架空のものと思ってたから、よくこんなの思いついたなと感心したものです。 それが実際あるとはね・・・・・・・まぁ、実際あったことが、もっと驚きだったんですけど。(^_^;) ちょっと、図書館を見る目が変わりましたよ。 なんだか、気合の入った組織なんですね。 最後の章にあえて数字が振られていないのは、作者の、この宣言に対する敬意の表れなんだろうなぁ・・・・・・そんな風に感じました。 というわけで、『図書館戦争』の感想であります。 図書館、推参。 ――公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が 成立・施行された現代。 超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館! 狩られる本を、明日を守れ! 敵は合法国家機関。 相手にとって、不足なし。 正義の味方、図書館を駆ける! 出版社の広告の煽り文句(↑)からは、「図書館」で闘うのか、「図書館」が闘うのか、いまいち判断しづらいトコロがありましたけど、ちょっと考えすぎでした。(^^ゞ もう、予告そのまま「図書館で(図書館が)戦争!」でしたよ。(^_^;) ・・・・・・・いや、なんかの比喩と思うじゃないですか。 直球勝負とは・・・・・・・やられました。 もう、降参。(^_^;)/~~~ あとがきによると、作者さん的コンセプトは 『月9連ドラ風』もしくは、『行政戦隊図書レンジャー』とのこと。 ・・・・・・ ・・・・・ ・・・・ ・・・確かに戦隊モノっぽい感じはしてましたけどね。(^_^;) で、実際読んでみるとこれがまた、 当然なんでしょうけど、このコンセプトってのが、確かに作品を端的に表しているんです。 『言いえて妙』ってヤツですよ。 足して2で割って、それから『有川浩特製スパイス』を振りかけたといった感じでしょうか? (注:登場人物は、残念ながら変身しません) 読んだ感じは・・・・・ 物語が動き出したら、文章を追う目が、もう止まりません! 一気に読んじゃいました。(^^ゞ 今回は特に、主人公が元気ですから。 突っ走る主人公に引きづられる形で読み終えました。 感情移入先がはっきりしているのが楽に感じるのは、ラノベばかり読んでいるせいでしょうか?(^_^;) 登場人物も、個性派揃い。 案外乙女ちっくな武闘派主人公 郁の熱血バカっぷりと、コケティッシュな情報屋 頭脳派柴崎とのお馬鹿な会話は必読。 楽しめますよ。 最初いけ好かなかった手塚も、思いのほかお馬鹿。 ああいう、優等生な馬鹿も好きだなぁ。(笑) 結構いますよね、真面目に馬鹿。 『完璧超人』のように見えて、実は『完璧』の『璧』が『壁』になっているヤツですよ。 傍から見てるとおもしろいです。(近くにいると、スゴイ迷惑だろうけどね・・・・・) どこか抜けてるってのが親近感が湧きますね。 で、一番のお気に入りは喧嘩屋の隊長。(^.^) 「その意気やよし!」の台詞は、是非『ゴシック太字(20pt)』に変換希望!(笑) こんな風に書くと、全編コメディーのように思われるかもしれませんが、そうでもないのです。 かなり真面目な、現代の抱える社会問題を突いている作品でもあります。 メディア良化法は、問題視されている「人権擁護法案」とか「人権侵害救済法案」の現状にインスパイアされたもののように感じました。 『人権擁護法案』のことは書くと長くなるんで割愛しますけど、 この作品の世界観は、「人権擁護法案」とか「人権侵害救済法案」の成立が現実のものとなり、危惧されているようなことが起こった場合の「極端な例」と言えるでしょう。 もちろん、こんな極端な世界が実現する可能性はないと僕は信じていますが、『表現の自由』が侵される世界が現実のものとならない保証はないのです。 出版界にもこのように危機感を感じている方々がいるんだと思って、ちょっと心強く思いました。 願わくは、 「公序良俗」の名のもとに、『言論・表現の自由』が奪われ真の『人権』が侵害されているような可能性の明日が、我々の進む未来に存在しませんように・・・・・。 ちなみに、個人的に一番好きなのは『子供の健全な成長を考える会』のお話だったりします。 読後のスッキリ爽快感がなんとも心地よい。 「教育」っていうのは、こうでないと! やっぱり、少年たちの成長する姿はいいねぇ。 青臭い話って、実は好きなんです。(^^ゞ 読むたびに思うのですが、有川さんは『与えられた状況の範囲内で、精一杯頑張っている大人たち』を書くのが凄くうまいと思います。 「海の底」の機動隊員にしろ、今回の図書館隊員にしろ、彼等は与えられた状況下で精一杯できることを頑張ってこなし、生きています。 それは当たり前のことであり、別に賞賛されることではない・・・・・・・事によれば、認めてくれる人の少ない『日陰』の仕事かもしれません。 それでも、 愚直に精一杯頑張っている人達だって、カッコイイんだ! 彼女の作品はこう訴えているように感じます。 もしかしたら『日陰』であるからこそ、「地上の星」は輝いて見えるのかもしれませんね。 さてみなさん、 これは、あくまで僕の感想です。 でももし、この感想を読んで心を惹かれる『なにか』があったとしたら、読んでみてはいかがですか? 月9連ドラ風 行政戦隊図書レンジャー(有川浩風)――『図書館戦争』を、是非ご賞味あれ! <追記> 今回の表紙のイラストは、パッと見「POPな普通のイラスト」ですが、良く見ると『豪華エンボス加工(?)』になっています。 ハードカバーになって、毎回表紙は凝っているなぁ。 イラストの内容も読んでから見ると判るのですが、かなり細かいパーツまで書き込まれていますよ。 なんと、最後にちょっとだけ出てきた○○○○○までっ!!(笑) プロフィールに「有川ファン」と記載されているだけあって、イラストの徒花スクモさんは、しっかり読み込んで描かれる方みたいですね。 それに、キャラクターの顔はシルエットになっていますけど、中表紙の集合シルエットでは、「影」の部分にうっすら「実像」が・・・・・。 ちゃんとキャラの設定画があるっぽいですよ。 シリーズ化されたら、これを見ることもできるのかなぁ・・・・・・。 こちらにも、ちょっと期待! <おまけ> 「あとがき」の時雨沢恵一さんへの謝辞が、「SIG P220(シグ・ザウエル)」を登場させたことに対してのものだと勘違いし、「律儀だなぁ」と思っていた人。 あなたとはお友達になれそうです。(^_^;) 嗚呼、俺って・・・・・・・・orz この記事を評価する <追記> yahooブックスのインタビューで有川さんが、「図書館戦争」について語られています。興味のある方は、是非読んでください。 このリンクよりどうぞ。 個人的「有川浩作品」感想一覧 航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^) 是非一度、お立ち寄りください。<(_ _)> 宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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まだ私は途中までしか読んでないのですが、この本イイですね。
正義をふりかざすのが悪役っていうところもツボです。 「響鬼」がお好きなのですか。私はクウガが好きです。響鬼の中では斬鬼さんが好きです。(←わかりやすーい^^;) (2006/02/15 01:07:45 PM)
星野スミレさん
>まだ私は途中までしか読んでないのですが、この本イイですね。 >正義をふりかざすのが悪役っていうところもツボです。 そうですね。(^.^) 国が掲げる「正義」と言う言葉が希薄に感じる現代、この作品は読まれるべき作品だと思います。 最後まで読んだら、また感想を聞かせてくださいね。 >「響鬼」がお好きなのですか。私はクウガが好きです。 クウガも好きでした。 グロンギ語の解読には苦労したものです。(笑) 僕はあの最終回、良かったと思います。 (2006/02/15 08:25:51 PM)
TBありがとうございました!!
『図書館戦争』読みました(^^)♪ 面白かったです!・・・でも、これが現実だったら恐いし嫌です(*_*;) ホント、読み出したら止らなくて、私も一気に読みました(笑)読みながら司書過程の授業を思い出し、少し違った視点でも読むことができました♪ 是非とも続きがあると嬉しいです!きっとありますよね☆ (2006/02/22 01:56:12 PM)
はとりさん
>面白かったです!・・・でも、これが現実だったら恐いし嫌です(*_*;) 全く。僕は生きていけそうにない世界ですよ。(-_-;) >是非とも続きがあると嬉しいです!きっとありますよね☆ 野性時代にインタビューが載ってたんですが、既に続編を執筆中だそうです。 楽しみに待ちましょう。(^.^) (2006/02/22 10:13:01 PM)
TBありがとうございました。
有川さんは「図書館の自由に関する宣言」を資料として全文読まれたんでしょうね。 宣言と物語は改めてリンクしてると思いました。 しかし、職場でもう一度宣言を読んだら、勇ましくて感動(笑) ほんとうに「行政戦隊図書レンジャー」の組織宣言っぽいですよ。 (2006/03/22 03:15:12 PM)
さなさん
>有川さんは「図書館の自由に関する宣言」を資料として全文読まれたんでしょうね。 >宣言と物語は改めてリンクしてると思いました。 >しかし、職場でもう一度宣言を読んだら、勇ましくて感動(笑) >ほんとうに「行政戦隊図書レンジャー」の組織宣言っぽいですよ。 ----- 最初は、あまりにも勇ましすぎる宣言に、作者さんの創作だと思ったものですよ。 僕も図書館で実際に見てみたいと思いつつ、まだ果たしていません。(-_-;) 是非一度、図書館に足を運びたいと思っています。 (2006/03/22 08:12:04 PM)
私も読みました図書館戦争!
なんとかしたいけど手が出せないって所が読んでて共感できますよね。郁と一緒になって拳握ってました(笑 (2006/03/25 08:57:02 PM)
紫苑さん
>なんとかしたいけど手が出せないって所が読んでて共感できますよね。郁と一緒になって拳握ってました(笑 ----- 今回は、主人公に感情移入しやすくて良いです。 直球娘は分かりやすいですしね。(笑) シリアスな内容なのに、コメディータッチなのも僕は好きですよ。 続きを書いているということなので、次巻を楽しみに待ちましょう。(^.^) (2006/03/26 08:45:31 PM)
TBありがとうございました。
「子供の健全な成長を考える会」のところ、 私も好きです。 読みたい本を読める幸せ。これって一番大切な原則ですよね。 (2006/04/02 12:26:48 AM)
ERIさん
>読みたい本を読める幸せ。これって一番大切な原則ですよね。 ----- 偉い人はそんな簡単なコトがワカランのですよ!(笑) と、学校推薦本なぞ読んだことがない僕は思うわけなのです。 周りの人間より、よほど本を読んでいたはずなのに、読書感想文を書く時は非常に苦労したなぁ・・・・・。(-_-;) (2006/04/02 06:11:07 PM)
読書感想文、私も嫌いでしたねえ・・。
これだけ毎日レヴュー書いてますが、あの頃はとっても嫌いでした。先生ウケする感想文を書ける自分が、これまたイヤでしたね。 好き勝手に読んで、好き勝手に書く! やはり、これです(爆) (2006/04/02 10:34:55 PM)
TBして頂き有難う御座いました…!!!
一応3ヶ月くらいブログやってますが未だにTBというものが理解できてないのが現状です……。 本屋で見かけたときに、コレは買うしかない、と追加で即レジに持っていった自分が誇らしいです。 他にも大量に買ったおかげで財布の中身は空ですが(汗) 一気に読みました!! やっぱり『子供の健全な成長を考える会』のお話は特に良いですよね!! もうご存知かもしれませんが、yahooのインタビューによると、郁がレッドで堂上はブルー。小牧がグリーンで柴崎がピンク、イエローは手塚だそうですよ。 バッチリはまってますよね!! (2006/04/03 12:25:31 PM)
ERIさん
>読書感想文、私も嫌いでしたねえ・・。 >これだけ毎日レヴュー書いてますが、あの頃はとっても嫌いでした。先生ウケする感想文を書ける自分が、これまたイヤでしたね。 ----- 僕も書くのは嫌でした。 しかも、出来は最悪ですよ。(-"-) 先生に受ける感想なんて、書こうと思っても書けませんでした。 作文の成績は悪かったなぁ・・・・・。(^_^;) (2006/04/03 08:05:17 PM)
日野 千絵斗さん
>もうご存知かもしれませんが、yahooのインタビューによると、郁がレッドで堂上はブルー。小牧がグリーンで柴崎がピンク、イエローは手塚だそうですよ。 >バッチリはまってますよね!! ----- インタビューは僕も読みました。 手塚がイエローっていうのが笑えました。(^.^) なんとなく、ブラック色の濃いイエローだという感想を持ちましたよ。 郁は、熱血ぶりはやっぱりレッドですよね。 (2006/04/03 08:08:34 PM)
TBありがとうございました。
有川さんの本を読んだのは初めてでしたが、よく調べていらっしゃるな、と感心することしきりです。 ドンパチはさすがに現実にはないですが、捜査協力のために読書記録を公開してくださいとか、未成年犯罪者の写真が入っているので購入した雑誌を返してください、とか似たような事件は過去に起こっていますです。個人情報保護や資料収集の自由、資料提供の自由を根拠に現実の図書館も(シグ・ザウエルは無いけど;;)戦っているのですね~。 皆さんも是非図書館で「宣言」を見て「勇ましさ」を感じてください。 私としては郁が堂上さんと手塚と三つ巴って続編が読みたいなあ。 (2006/04/06 12:36:44 AM)
灰色猫のミミさん
>ドンパチはさすがに現実にはないですが、捜査協力のために読書記録を公開してくださいとか、未成年犯罪者の写真が入っているので購入した雑誌を返してください、とか似たような事件は過去に起こっていますです。個人情報保護や資料収集の自由、資料提供の自由を根拠に現実の図書館も(シグ・ザウエルは無いけど;;)戦っているのですね~。 >皆さんも是非図書館で「宣言」を見て「勇ましさ」を感じてください。 どんな仕事でも、ある意味「戦い」なんでしょうけど、この「宣言」の内容はホントに驚きでしたよ。 >私としては郁が堂上さんと手塚と三つ巴って続編が読みたいなあ。 どうなんでしょう? 続編は執筆中だそうなんで、楽しみに待ちましょう。 (2006/04/06 11:37:11 PM)
はじめまして!ひなたでゆるりのリサです。
TBありがとうございました。 レビュー拝見させて頂いて読んだ時の興奮がまた よみがえっていました。 さすが有川さん!な設定でしたね。大絶賛です! 続編が出るといいな、と思っていますがやはり続編出るのですね。 早くも読みたくてうずうずします。 TBさせていただきました。 (2006/04/12 08:22:48 PM)
リサさん
>レビュー拝見させて頂いて読んだ時の興奮がまた >よみがえっていました。 >さすが有川さん!な設定でしたね。大絶賛です! 僕もいろんなトコロの感想を読ませていただいて、初読の時を思い出していますよ。(^.^) 突拍子もないことを考え付く作者さんだとつくづく感じさせられます。 >続編が出るといいな、と思っていますがやはり続編出るのですね。 >早くも読みたくてうずうずします。 発売後すぐにどこかで読んだインタビュー記事に、続編執筆中だということだったので、楽しみに待ちましょう。 次の作品が続編だといいですよね。 (2006/04/12 10:57:41 PM)
TBありがとうございました。
この本は、面白かったですね。一気に読んでしまいました。 この作者のものは初めてでしたが、他の物も読んでみようと思いました。 TBしていきま~す。 (2006/05/02 01:25:55 PM)
azamiさん
>TBありがとうございました。 >この本は、面白かったですね。一気に読んでしまいました。 僕も一気に読んじゃいました。 続編ありそうな展開で、作者さんもインタビューで続編書いてるって答えていたので、今は続編を楽しみにしています。(^.^) 他の作品では、個人的には「空の中」が一番好きですよ。(^.^) (2006/05/02 09:45:38 PM)
TBお返しさせていただきます。
続編楽しみですよね!今からワクワクです。 図書館の自由に関する宣言もカッコいいですが、国立国会図書館法の前文にある「真理がわれらを自由にする」というフレーズもカッコいいです。 (2006/05/13 12:44:07 AM)
Librisさん
>TBお返しさせていただきます。 >続編楽しみですよね!今からワクワクです。 どんな展開になるのか、非常に楽しみですよね。 王子様の正体はバレてしまうのか?! 2巻で終了するのか? 発売が待ち遠しいところです。(^.^) >図書館の自由に関する宣言もカッコいいですが、国立国会図書館法の前文にある「真理がわれらを自由にする」というフレーズもカッコいいです。 うん!これもカッコイイ!! (2006/05/13 09:42:47 AM)
TBありがとうございます。
すごく楽しく読みました。 のほほんと本を買い、本を読んでる現在でよかったとつくづく思います。 有川さんのインタビューも読んできました。 新人郁の熱血ぶりはやっぱり赤かな。 今度読む時は各キャラの色分けを思い出しながら読んでみます。 (2006/08/19 11:06:13 PM)
TBありがとうございます、遅くなってすいません。
実際に警察が読書記録を要求し、図書館がそれを守るという事件があるんですね。実は勇ましい司書。 『華氏451』も是非読んでみてください。焚書が行われている近未来で、本を守る人々の話です。コメディタッチではありませんが、彼らが編み出した本を守る方法が示されるラストは感動的です。 (2006/08/19 11:23:21 PM)
雪芽さん
>新人郁の熱血ぶりはやっぱり赤かな。 >今度読む時は各キャラの色分けを思い出しながら読んでみます。 色分けかぁ・・・・・。 今度の新作は、そういう趣向も鑑みつつ、読む楽しみもありますよね。 新作が楽しみですよ。(^.^) (2006/08/20 04:28:59 PM)
雨柳堂さん
> 『華氏451』も是非読んでみてください。焚書が行われている近未来で、本を守る人々の話です。コメディタッチではありませんが、彼らが編み出した本を守る方法が示されるラストは感動的です。 『華氏451』は名前だけよく聞くのですよ。 まだ読んでないです。 確か『華氏451』度って、紙が燃える温度ですよね。 なるほど、焚書のお話なんですね。 積ん読リストに入れておくとしますよ。(^.^) (2006/08/20 04:31:41 PM)
私もこの本、一気に読みました。図書館が本当にこんなふうになったら、いやだなあと思いつつ、笠原頑張れ、図書館隊、負けるな、なんて応援してしまいました。
続編の『図書館内乱』を楽天ブックスに注文したら、さっき「在庫切れです」とメールがあって、落ち込んでます。売れてるんだなあ。 (2006/09/17 10:42:22 AM)
tb有り難うございましたm(_ _)m
「図書館の自由に関する宣言」が実際にあるのも驚きましたが、これをこんな風な物語に出来るなんて衝撃的でした。 ありえない設定あり、お約束あり、現実味のあるスパイスありの魅力ある作品。 続編が楽しみです♪ (2006/09/17 03:45:39 PM)
たあちゃん2さん
>私もこの本、一気に読みました。 同輩ですね。 読む手が止まらないのがうれしい難点です。 内乱読むときに、内容の確認でちょっと読み直しのはずが、気が付けば随分読み進んでいたことがありましたよ。 >続編の『図書館内乱』を楽天ブックスに注文したら、さっき「在庫切れです」とメールがあって、落ち込んでます。売れてるんだなあ。 『戦争』の方は6万5千部突破ってことですから・・・・結構な売れ行きなんでしょうね。 (2006/09/17 09:40:40 PM)
kiyu25さん
>「図書館の自由に関する宣言」が実際にあるのも驚きましたが、これをこんな風な物語に出来るなんて衝撃的でした。 ホント、勇ましい内容の宣言ですよ。 >ありえない設定あり、お約束あり、現実味のあるスパイスありの魅力ある作品。 作者さんのインスピレーションの素晴らしさでしょう。 シリアスの中にも、笑いがあるのも素敵です。 >続編が楽しみです♪ 続編発売されましたね。 こちらも面白かったので、オススメですよ。(^.^) (2006/09/17 09:46:28 PM)
こんにちは、はじめまして。TBどうもありがとうございました♪
確かにいきすぎの面もありますが、ここまでくればもう面白い。闘いあり恋愛ありの盛りだくさんでかなり愉しませてもらいました。 キャラの設定画も見たいですよね~。早く影になってる部分をあかしてほしい・・・。読者の想像次第てこともあるのかもしれませんね。 (2006/10/19 08:16:10 AM)
moji茶さん
>確かにいきすぎの面もありますが、ここまでくればもう面白い。闘いあり恋愛ありの盛りだくさんでかなり愉しませてもらいました。 思い切りの良い、エンターテイメントですよね。 細かいこと考えずに楽しむのが正しいのでしょう。(^.^) >キャラの設定画も見たいですよね~。早く影になってる部分をあかしてほしい・・・。読者の想像次第てこともあるのかもしれませんね。 それでも、やっぱり見てみたいですよね。 気になるところですよ。(^.^) (2006/10/19 09:47:02 PM)
こんばんわ。TBありがとうございます。
有川さんの作品は初めて読んだのですが、おもしろいですねー。他の作品も読んでみたくなりました。 (2006/10/23 11:26:57 PM)
juneさん
>こんばんわ。TBありがとうございます。 こちらこそ、お返しどうもです。(^.^) >有川さんの作品は初めて読んだのですが、おもしろいですねー。他の作品も読んでみたくなりました。 是非どうぞ。 どれもオススメですよ。 まずは続編の、「図書館内乱」をどうぞ! (2006/10/24 10:32:07 PM)
TBありがとうございました。
私も読了後、改めて表紙を眺めて「凝ってるなぁ」と思いました。本好きのツボをつついた本ですよね。 映像化なぞ期待してしまいます・・・。 (2006/11/27 09:46:18 PM)
ジョンさん
>TBありがとうございました。 >私も読了後、改めて表紙を眺めて「凝ってるなぁ」と思いました。本好きのツボをつついた本ですよね。 ほんと、イラストの徒花スクモさんはかなり読み込まれていると思います。 表紙見ながら、一つ一つネタを思い出したりするのも、案外大変でした。細かいッス! >映像化なぞ期待してしまいます・・・。 期待したいところですが・・・・・どうでしょ? (2006/11/27 10:48:44 PM)
初めまして!
TBありがとうございました♪ レビューを拝見してめっちゃ読み込んでいらしゃるなぁ~有川作品大好きなんだなぁ~ってヒシヒシと伝わってきました(^^♪ 図書館戦争が面白かったのは言うまでも無いですが、高知県出身てだけでファン決定です! 先ずはデビュー作から行ってみたいと思います! まだオジャマさせて頂きますね。 (2007/02/05 10:05:16 PM)
88oliveさん
>レビューを拝見してめっちゃ読み込んでいらしゃるなぁ~有川作品大好きなんだなぁ~ってヒシヒシと伝わってきました(^^♪ そうですか。 伝わってますか? 時々、いっちゃってる気がしないでもないですが・・・・(^_^;) >図書館戦争が面白かったのは言うまでも無いですが、高知県出身てだけでファン決定です! 高知は一度しか行ったことないですけど、良いところでした。鰹が美味いしね。(^.^) >先ずはデビュー作から行ってみたいと思います! >まだオジャマさせて頂きますね。 是非! またお越しください。 (2007/02/05 11:29:49 PM)
私も「子供健全な・・」が好きでした^^
実は最初はその世界に入り込めなくて大変だったんですが面白くって「図書館内乱」も読んじゃいました。シリーズになるってあとがきに書いてあったのでかなり嬉しい^^ (2007/02/08 08:25:44 PM)
musagoroさん
>私も「子供健全な・・」が好きでした^^ いいですよね~~。 >実は最初はその世界に入り込めなくて大変だったんですが面白くって「図書館内乱」も読んじゃいました。シリーズになるってあとがきに書いてあったのでかなり嬉しい^^ 第3巻であるところの「図書館危機」も、早いところではもう売っているみたいですね。 楽しみ楽しみ。(^.^) (2007/02/08 11:31:54 PM)
水無月・Rの拙すぎる記事ですが、TBをつけさせていただきました。
たくさんTBが付いてるので、後ろのほうにこそ~ッと・・・。目立っちゃイケナイですから・・・(内容薄すぎで恥ずかしいです)。 水無月・Rのほかの有川作品も、付けさせていただきますね(^^)。 (2007/02/16 12:21:15 AM)
水無月・Rさん
>水無月・Rの拙すぎる記事ですが、TBをつけさせていただきました。 お返し、どうもありがとうございます。<(_ _)> >たくさんTBが付いてるので、後ろのほうにこそ~ッと・・・。目立っちゃイケナイですから・・・(内容薄すぎで恥ずかしいです)。 いえいえ、そんなことはありません。 ただ、順番はそれこそ「早いモノ順」なので、後ろの方になってしまいました。(^^ゞ >水無月・Rのほかの有川作品も、付けさせていただきますね(^^)。 ありがとうございました。 今後とも、よろしく! (2007/02/16 11:41:00 PM)
こんばんは!
有川さんの作品を読むのは2作目です。読ませる力が素晴らしい。ぐんぐん引っ張られるように読んでしまいました。 ところで『海の底』のTBをつけていただきましたが、『図書館戦争』の方もつけていただけると嬉しいのですが……。 (2007/02/17 11:04:19 PM)
samiadoさん
>有川さんの作品を読むのは2作目です。読ませる力が素晴らしい。ぐんぐん引っ張られるように読んでしまいました。 確かに。 この吸引力が危険ですよね。その間、他のことが出来ない。(^_^;) >ところで『海の底』のTBをつけていただきましたが、『図書館戦争』の方もつけていただけると嬉しいのですが……。 了解しましたっ! (2007/02/18 12:31:24 AM)
TB有難うございます。
私は恥ずかしながらこの本読むまで有川浩さんを知らなかったのですが、これを読んで一気にお気に入り作家さんリストに入れてしまいました(笑) ラブコメだけでなく現代の社会問題も織り込み、かつ本好きの心をわし掴みにしてるところがスゴイですね。私も見事にわし掴まれてしまいました(笑) 4巻でラストということで、早く読みたいけど終わって欲しくない、乙女心は複雑です(笑) (2007/02/24 02:57:56 PM)
一馬さん
>私は恥ずかしながらこの本読むまで有川浩さんを知らなかったのですが、これを読んで一気にお気に入り作家さんリストに入れてしまいました(笑) それは、仲間入り、歓迎いたします。\(^o^)/ >ラブコメだけでなく現代の社会問題も織り込み、かつ本好きの心をわし掴みにしてるところがスゴイですね。私も見事にわし掴まれてしまいました(笑) そこが、有川作品の魅力! 鷲掴み・・・・まさに力業でやられたってかんじでしょうか?(笑) >4巻でラストということで、早く読みたいけど終わって欲しくない、乙女心は複雑です(笑) そうですか。 でも、男心も複雑なモノですよwww (2007/02/25 08:41:34 AM)
トラックバックありがとうございます。
今回初めて有川さんの作品を読んだんですが、登場人物が個性的でとっても魅力的だったのでするする読めてしまいました! いろんな人物の目線から語られる手法も、慣れると楽しいですね。 違う作品も読んでいこうと思います。 (2007/03/13 02:22:18 AM)
ハルさん
>今回初めて有川さんの作品を読んだんですが、登場人物が個性的でとっても魅力的だったのでするする読めてしまいました! 有川作品の魅力は、やっぱり登場人物ですね。 僕も同感です。 >いろんな人物の目線から語られる手法も、慣れると楽しいですね。 >違う作品も読んでいこうと思います。 是非どうぞ。 いろいろオススメはありますが、やはり続編でしょうか? 「レインツリーの国」も関連作品として、なかなか良いですよ (2007/03/14 12:33:16 AM)
このシリーズ最高!ですよね
内乱、も読みました♪ 近日UPいたします もうちょっと続いて欲しいけど 4冊でおしまいなんですねえ レインツリーも借りてきました 2週間以内で読んで見せます(笑) (2007/03/14 07:35:16 PM)
こぐれかねとさん
>このシリーズ最高!ですよね >内乱、も読みました♪ >近日UPいたします そうですか。 「~危機」も出てますよ~(笑) >もうちょっと続いて欲しいけど >4冊でおしまいなんですねえ もう一冊読めるのは嬉しいんですが、その後のことを考えると、ちょっと寂しいですね。 >レインツリーも借りてきました >2週間以内で読んで見せます(笑) レインツリーも良かったですよ。 週末にでも、ゆっくりどうぞ! (2007/03/15 12:18:14 AM)
トラックバックをありがとうございました。
有川浩さんの本はぼちぼち読んでいます。 こんな時代がいつか日本にやってきそうで怖いです(汗 また「図書館内乱」など、ほかにも読んでみようと思っています。また機会がありましたら、僕のブログを見てやってください(笑 それではまた会う機会がありましたら (2007/03/31 03:05:34 PM)
「仮にもこれか……」のmakimtmことしは犬さん
> こんな時代がいつか日本にやってきそうで怖いです(汗 こんな世界にならないよう、怪しげな法案には注意しておかないといけませんね。 人ごとではないですから。 > また「図書館内乱」など、ほかにも読んでみようと思っています。また機会がありましたら、僕のブログを見てやってください(笑 こちらこそ、よろしくお願いします。 (2007/04/01 08:51:31 AM)
はじめまして。TBありがとうございます。
有川さんの作品は初めて読んだんですが、テンポの良さと波乱万丈な展開と堂上教官にメロメロになってしまいました。 読んでいて、やたら図書館に行きたくなってしまいました。他の作品も読んでみたいです。 (2007/06/19 08:53:49 PM)
花の影さん
>有川さんの作品は初めて読んだんですが、テンポの良さと波乱万丈な展開と堂上教官にメロメロになってしまいました。 堂上教官は、かなり人気のようですね。 > 読んでいて、やたら図書館に行きたくなってしまいました。他の作品も読んでみたいです。 僕も実際に「図書館の自由に関する宣言」を見てみたい気になりましたよ。 他の作品もオススメです。 見かけたら、ぜひどうぞ!(^.^) (2007/06/20 12:03:32 AM)
TBありがとうございました☆僕は今日あたり続編の「図書館内乱」が読み終わる予定。兎に角キャラクターがいいんだよね。
(2007/06/30 03:08:33 PM)
郁江さん
> TBありがとうございました☆ こちらこそ、どうも!(^.^) >僕は今日あたり続編の「図書館内乱」が読み終わる予定。 また、感想を聞かせてください。 (2007/07/02 12:01:24 AM)
TBをどうもありがとうございました!
他の方のブログからTBしていただいたのが、初めてだったのでちょっとびっくりしてしまいました^^; わたしも喧嘩屋中年の玄田さんが大好き! 内乱、危機と読みすすめるうちに、もっと好きになりました^^ 特に危機での玄田さんは最高です♪ 早く最終巻が出て欲しいですよね^^ (2007/07/14 10:38:43 AM)
ぶんぶん。さん
>他の方のブログからTBしていただいたのが、初めてだったのでちょっとびっくりしてしまいました^^; それは、光栄。(^.^) >特に危機での玄田さんは最高です♪ シブいだけじゃなく、行動力も・・・・・ありすぎですね。(^_^;) >早く最終巻が出て欲しいですよね^^ 待ち遠しいですが・・・・終わるとなると、ちょっと寂しいですね。 さて、どんな終わり方するですかね?(^.^) (2007/07/15 09:10:45 AM)
はじめまして!
TBありがとうございました♪ おかげさまで、白い怪鳥さんのすばらしいレビューを読ませていただくことができました~! いやー、図書館のあの宣言、ほんとにあったんですねー。私、今日、図書館行ったけど、どこにあるんだろ・・・。気づきませんでした。 でもほんとに、一人一人のキャラがいいですよね。 郁も柴崎も手塚も小牧教官も玄田図書監も、そして、堂上教官も大好きです! (2007/12/27 09:57:35 PM)
流れ星キラーさん
>はじめまして! >TBありがとうございました♪ こちらこそ、はじめましてです。(^.^) >いやー、図書館のあの宣言、ほんとにあったんですねー。私、今日、図書館行ったけど、どこにあるんだろ・・・。気づきませんでした。 正直、僕も実物を見たこと無いんですよw 図書館、行ってないなぁ・・・・(^_^;) >郁も柴崎も手塚も小牧教官も玄田図書監も、そして、堂上教官も大好きです! 皆さん、お気に入りのキャラがいますよね。 本編は完結しましたが、まだまだ次の展開があるようです。 期待して待ちましょう! (2007/12/28 12:35:05 AM) |
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