『ちゅらさん』第8週
第8週『東京ゆんたく』「これが口コミってやつかね」by“ゆがふ”店長週タイトル通り、全般的に楽しく過ごす恵里の図ぅ―でありやっと見つけたと思えた「やりたいこと」に早くも挫折する恵里の図ぅ―でもある。前者に関しては父親が上京してきたからと真理亜さんの部屋に強引に上り込み容子さんとパジャマパーティに及び母親が上京してきたからと真理亜さんの部屋を遂に占領容子さんの部屋に真理亜さんが逃げ込む、という事態に。現実だったら酷い話だし、ドラマであってもウザい行為だけど反面、ちょっぴり羨ましくも感じてしまうのが『ちゅらさん』マジック?ずっとあんなじゃ嫌だけどたまには明るく踏み込まれるのも悪くないかも?って感じ。少なくとも真理亜さんには、そんな行為が「救い」になりそう。柴田さんには程々だし>でも、ちゃんと仲間に入れてる島田さんには口出さないし>でも、ドアにはパジャマのバッグを掛ける後者に関しては幾ら何でもあんなに安易に「やりたいこと」が見つかるわけもなく恵里の自分探しの一つで終わるんだろうな…って思える描き方だったししかも恵里をその気にさせた黒島さんは“ゆがふ”のお金を盗んだ人だから後々、小さな影となって恵里に降りかかってくるのだろうな…とも思えたから。そしてそれが今回、まんま表れてきた。その前に東京に集う古波蔵家の人々@おばあ以外の図ぅ―があってここは悪くすればドタバタしたメンドクサイ話にはりかねない要素だけど思っていたよりずっと分別があって静かな収まり方だったのでホッとした。まず、島袋さんに返すお金を恵文父さんが着服してしまった件はしっかり者の勝子母さんが何とか工面してくれたし母さんが出かけた後、おばあが友人達を呼んでの宴会を開いてるというオチにちゃんと島袋さんが加わっているのも微笑ましい。母さんの旅費は福引でしかも引換券が空から落ちてきて…というファンタジックな展開も許せる雰囲気ができあがっている。母さんのヤキモチも騒動にはならなかったし自分の行為を棚に上げて柴田さんを遠ざけようとする父さんもちょうど良いトボケ方。そして恵達に対しては恵里の「家出」を黙認していたエピが最初にあるので弟の方も認めざるを得ないのかあと思ったら恵里はメチャクチャながらも自分の思いを話してくれたけれど恵達は何も言わないままだ…というのを取り上げ一旦帰って世話になった人達に挨拶をしてから再び家出するように―それでも反対はするけれど、それでも行きたければ行けば良い―自分で飛行機代を稼いで気分の力で帰るように―という内容なのが面白い。で、いよいよ後者@恵里の挫折。挫折というと大袈裟かな?いや、恵里にしてみれば大いなる挫折。*黒島さんが再登場して盗みのことを告白―「お金のことは全然起こってないんだ、不思議な子だね」という店長によるヒロイン持ち上げ台詞はあったけど(笑)とにかく、沖縄料理を作って食べてもらうのが「やりたいこと」という天啓と思われたものの土台が揺らいでしまった。*母親の言葉―自分は「自立している」と言う恵里に周りの人達に恵まれているからだと諭す勝子母さん。これは前者(↑)にも当てはまるよね。確かに恵里によって皆が変わったとも言えるけどそれを受け止める度量のある人達だったから…でもある。*店長の望みとは逆の現象に―お客が来なくなって…という悪い状態になるのではなく雑誌取材で繁盛するという、ある意味、朝ドラ“お約束”な結果になるもそれが却って店長自身の“夢”とはハズレることを真理亜さんに指摘される恵里。恵達からも言われてたな。ちゅーことで両親も、少し遅れて恵達も沖縄に帰り再び一人になって、再び迷い始める恵里。能天気な話に見せて、それなりにシリアスな面も描いている。でもってまたまた文也君と韓ドラ・チックなすれ違い。恵里が「やりたいこと」を見つけ、それに邁進し自分はこんな人間ですと堂々と言える程に成長した時巡り合えるということか。ファンタジーだね>良い意味で☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1326-a6c0dbd8☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!☆朝ドラ感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆やっくんちゆんたくギリシャ料理を食べに行った話あり沖縄ちゅらさんセット>黒砂糖