新着記事一覧 | 薬師堂だより

皸

皸の指や勲章吾農夫　この冬も両方の親指に皸が出来てしまいました。　畑仕事をしているので仕方のない事ですが、絆創膏をしていても、鍬の柄を握ったりすると、容赦なく響きます。　・・・・・・・ぢっと手を見る　という有名な歌がありますが、私は泣き言は言わず、本物の農夫になった証拠だと思いましたが、何かに触れるとやはり泣きたくなります

2018.01.14

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初虚空蔵

初虚空蔵石段上る一歩から祈ぎ事の結果知らぬと福達磨　初虚空蔵縁日が開かれたのでお詣りに行ってきました。　今までは１２日の夜お詣りしていましたが、今年は１３日の昼間に出掛けました。　１２日の夜は石段の下まで行列ができますが、今日は長い石段をゆっくり上る事が出来ました。　年配の方は、途中で何回か休憩しながら上っていましたが、この石段を上るのも願い事を叶える修行だと言っていた人がいました。　虚空蔵菩薩は秩父十三仏霊場の一つで、丑寅生まれの守り本尊になっていて、十三仏を巡る十三（とみ）参りの一つにもなっています。　実は息子が寅年生まれなので、１月６日に遅い正月休暇で帰省した時に、３人で初詣は済ませてあります。　その時は人も鳥の声も聞こえない深閑とした虚空蔵寺でしたが、今日は大人はもちろん、家族連れの子供や、サッカーチームのユニホームを着た子供達も必勝祈願に訪れ、達磨屋や露店から威勢の良い呼び込みの声が響いていました。　仕事で帰省できない息子に頼まれていたお札を受け、新しい福達磨を求めました。　虚空蔵寺の裏には、納められた福達磨がありましたが、どれも両目が入っていました。　今年も今日を無事に迎えられた事に感謝し、その一角に納めました、と言うのはちょっと格好良すぎで、仕事が忙しくて結婚は難しいと言っていた息子が結婚できるよう祈ったのが本音です。　今年初めて会った知人と新年の挨拶をしている光景があちこちで見られましたが、この初虚空蔵が終わると、秩父の人達は正月が終わった事を実感します。

2018.01.13

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氷点下

泣くまいとすれど愚痴出る氷点下　今朝は今季一番の寒さでした。　朝７時２０分頃居間へ下りて来ましたが、部屋の中で５．２度で、あわててエアコンと石油ストーブを点けました。　新聞を取りに出ると外の温度計は－８度で、また家の中に戻り、毛糸の帽子を被り、マスクをし、その辺にあるものを手当たり次第に重ね着をして、再び外に出ました。　部屋の中の温度計を写真に撮りましたが、達磨のように怪しげに写っているのが私です。　午後からグランドゴルフの練習がありましたが、話題は今朝の寒さのことでした。　寒に入っているので寒さは仕方ないとしても、やはり愚痴が出てしまいます。　ここが我慢のしどころのようです。

2018.01.12

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鏡開

手力男頼まず鏡開きかな　今日鏡開きをしました。　昔は臼で搗いた餅なので、固くて割るのも苦労したようですね。　今は鏡餅の形をした真空パックに入っているので、手力男の力を借りずとも、割るのがずいぶん楽になりました。　正月の神様の依り代の鏡餅をお汁粉にしていただき、今年一年の健康と畑の豊穣を祈りました。

2018.01.11

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枇杷の花

散り際も武骨に使命枇杷の花　庭の枇杷の花が寒さでだいぶ傷んできました。　２偕の窓のカーテンが少し開いていて、目の前にある枇杷の木を見ると、メジロが来ていました。　そっとカメラを構えましたが、メジロは夢中で枇杷の花を啄んでいました。　まだちょっとは蜜が残っているらしく、花から花へと忙しく飛び移っていました。　枇杷の花は決して美しいとは言えず武骨な花で、散り際はよけい醜くなりますが、最後の使命を果たしているような気がしました。

2018.01.10

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今年最初の水汲み

秩父嶺の一月の水汲みにけり　武甲山の登山口近くにある何時もの水場に、今年最初の湧き水を汲みに行きました。　１２月１９日に汲みに来ていますが、正月に孫一家や遅い正月休暇で帰省した息子など、大勢の人が使ったため、底をついてしまいました。　今日は久しぶりに暖かい日で、水汲みには最適でした。　側の氏神様にご挨拶をして汲み始めましたが、妻が汲み、私は車まで運ぶ係です。　　妻の汲んでいる姿を見ていると、以前にあった珍事が思い出されます。　テレビ東京のテレビカメラが水場の撮影をしていて、「申し訳ありませんが、水を汲んでいるところを撮らせて下さい」と頼まれました。　顔を見せない条件で撮影をOKしました。　何度も何度も撮り直しをして、「〇月〇日の〇〇時から放送されるので、楽しみにして下さい」と言って、クルーは帰っていきました。　「山ガールなら絵になるけど、おばさんじゃあね」と言いながらも、妻は満更でもなかったようで、小さかった孫に「おばあちゃんテレビに出るからね」と電話しました。　放送の当日、孫はテレビの前でずっと見ていたそうですが、「おばあちゃんが出ない」と半べそをかいたそうです。　私達も見ていましたが、水が流れ落ちる場面が数秒映し出されただけで、秩父の他の場所に場面は移ってしまいました。　ガッカリしましたが、テレビの撮影チームの大変さがわかりました。　1時間以上もいろいろな角度から撮影したものが、数秒しか映されない厳しさを見たような気がします。　今日は私の下手なカメラがあるだけで、静かな水汲みです。

2018.01.09

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初薬師

戸の開いて外気如来へ初薬師　今日は初薬師ですが、朝から曇っていて今にも雪が降りそうな気温です。　地元に私が子供の頃からある小さな薬師堂があり、「薬師堂だより」というブログ名に使わせていただいています。　初薬師は父母の時代から、わが家と隣の家が堂守の当番になっています。　私は堂守はしませんが、準備だけは手伝います。　石油ストーブを隣の家から運び、堂の戸を開けました。　堂の中にサーッと冷気が流れ込んできましたが、どことなく叔気も感じました。　暖房は石油ストーブと炬燵だけですが、開けっ放しなので、午後４時頃まで堂守をすると、身体の芯まで冷えてくると妻が言っていました。　薬師如来様は薬壺を持ち、病気を治す仏様と言われているので、風邪からは守ってくれると思いますが、それにしても修行のような堂守の当番のようです。　毎月8日に堂の戸は開けられますが、初薬師は御利益があると言われていて、普段の月には来ない人も訪れ、いろいろな話が飛び交うようです。　準備が終わり私が帰ろうとすると、早くも一人のおばあさんがやってきました。

2018.01.08

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七種

　片手しか揃わぬ若菜地の恵み　昨日七種摘みの日だったので畑に行き、埋めてある大根を掘り出し、蕪を抜いてきました。　今朝は庭の隅の芹を取りましたが、七草にはぜんぜん足りなかったので、小松菜やホウレンソウを代用しました。　夕べのテレビで七草の風習は、野菜を食べることと、お正月の食べ過ぎから胃腸を元に戻す為と言っていましたが、飽食の時代、たまにはこうしたお粥も良いですね。　

2018.01.07

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鍬始

神酒土に垂らしけじめの鍬始　　今年初めて山の高台にある畑に行きました。　明日が七草なので、大根や蕪などを調達する為です。　もう太陽も側のホテルの陰に沈み、寒さが襲ってくる時刻でしたが、御神酒を垂らし、武甲山に向かって今年一年の豊穣と天気が安定する事を願いました。

2018.01.06

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小寒

小寒のグランドゴルフ気合い満つ　今日から小寒ですが、グランドゴルフ新春大会がおこなわれました。　昨年の２２日以来のプレーでしたが、年が改まるとまた違った気持でプレーできました。　３２ホール回りますが、前半の早い段階でホールインワンを２つ決め、優勝候補なのだから表彰式の時の挨拶を考えなければと言われ、その気になってプレーしましたが、心理作戦だったと後で気が付きました。　結果は３９名中８位になりました。　プレーだけでなく、心理作戦も大事な事を学びました。　それでも元気にプレーできる事が、一番の幸せだと改めて思いました。

2018.01.05

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初読経

不揃いの木魚堂宇に初読経　ここのところ一日遅れの日記が続いていますが、昨日孫一家と秩父札所３４番水潜寺に初詣に行きました。　一組の夫婦連れと岩手ナンバーの車で来た若者が一人いるだけで、深閑としていました。　早速私達夫婦と孫一家６人で堂に上がって、般若心経を唱えました。　６台の木魚が並べられていて、自由に叩くことができます。　私と妻が読経し、孫一家はそれに合わせて木魚叩くことにしましたが、最初に合っていた音も、いつの間にか不揃いになってしまいました。　それでも６人が気持を一つにしてお礼とお祈りしました。　以前にも母親の願いが叶い、孫も小学生のハンドボール大会で優勝でき、親戚の子供の願いが叶うなど、お詣りする度に願いが叶ってきました。　今回もあるお願いをして、それが叶ったからです。　堂の側に水潜寺水かけ地蔵さんがいらっしゃいますが、１１月の初めに富山の祖父母の一周忌の時に、富山へ向かう途中で立ち寄り、中学生の上の孫が、ハンドボール全国大会に選抜で選ばれるようお願いしたそうです。　埼玉県代表の発表がありましたが、選抜には選ばれませんでした。　埼玉県大会の予選１回戦で負けたチームから選ばれる事はないと諦めていました。　１１月の終わり頃、代表の一人が何かの理由で行けなくなり、１６人中１６番目のキーパーの補欠として選ばれました。　１２月２３日から第２６回JOCジュニアオリンピックカップが沖縄で行われ、一応一員として出発しました。　予選の富山県選抜との対戦で、２６－２８と主戦のキーパーの体調不良で敗れました。　次の鹿児島県選抜との対戦の時、監督が忘れていた孫を、緊急事態という事で出場させたそうですが、鹿児島県選抜に勝ちました。　決勝へは進めませんでしたが、Bグループの大会でも出場し続け、３位になりました。　　そういうこともあって、お地蔵さんのお陰とお礼をしたいという事で訪れました。　みんなでお地蔵さんに祈りましたが、次は何を願ったかはわかりません。　私は今年もみんなが元気でそれぞれの道を進めるよう祈りましたが、私も努力しますと言い添えました。　三が日も終わり孫一家も帰っていきました。　明日はグランドゴルフの新春大会と新年会があるので、そろそろ気持を切り換えていかなければなりません。

2018.01.04

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冬木の芽

月輪に浮かぶ確かな冬木の芽　昨夜、急に来られる事になった孫一家が到着しました。　ちょうど冬の月が山の端から空にハッキリとした姿を見せたところでした。　空気の澄んでいる山国でも、久しぶりに見る見事な月でした。　孫達も「きれいー」と空を見上げていました。　孫達が到着する前にカメラを持ち出し、山の端から出たばかりの月を写真に撮りました。　木々はもう小さな芽を付け始めていました。　写真を見せながら　　「木の芽は寒い中でももう次の命を育てているんだよ。これからみんな頑張っていかないとね」　と話しましたが、言い終わらないうちに「寒い寒い」と孫達は玄関に入っていきました(^_^)

2018.01.03

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初詣

初詣割り込み喧嘩なく平和　元旦に秩父神社に初詣に行きました。　大晦日の年越の祓の時は厳かな空気が流れていましたが、昨日は華やかな雰囲気がありました。　神社を取り巻くように長い列が出来ていましたが、皆さん「どこまで並んでいるのだろうね」と言いながら、最後尾へ最後尾へとまた列を作りました。　１時間半位掛かりましたが、割り込みや喧嘩もなく、順番を待っていました。　連日のように殺人のニュースが新聞に載り、富岡八幡宮のように神に仕える者が殺人を犯す世の中ですが、初詣のような平穏な気持で１年間を過ごせたら事件は起こらないのに、と思いながらお詣りを済ませてきました。

2018.01.02

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年賀状

酔ひ消えて出さぬ賀状に侘びを書く明けましておめでとうございます本年もよろしくお願い申し上げます　今年も年賀状が届きました。　息子がやっと結婚したという踊っている文字や、熊本や常総市からの復興した言葉や、趣味を楽しんでいるという生き生きとした言葉の反面、足腰が痛くて医者通いしているというような弱々しい言葉も含まれていました。　それは良いのですが、出そうか出さないか迷っていて、結局出さなかった人から９枚も届きました。　今日は元旦なので朝から一杯と、ほろ酔い気分が急に覚めてしまいました。　あわてて余分に印刷をしておいた年賀はがきに筆で力強く宛名を書き、さて裏面に移ると細いボールペンで弱々しく言い訳を書きました。　正月から何とも情けない話です。

2018.01.01

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年越の祓

恙なきひととせ謝して大祓　秩父神社で年越の祓が行われました。　宮司さんの大祓詞の奏上に続いて、四方を清める儀式が行われ、麻を裂いて厄を退散させる儀式も行われました。　形白に家族や孫一家がこの一年無事に過ごせた事を感謝して、肺の奧から息を吹き掛けました。　神社の庭には、今夜行われるお炊きあげのお札を納める人が次々と訪れていました。　一年間お世話になりました。　皆様どうぞ良い年をお迎え下さい。

2017.12.31

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母の命日　小晦日

年の瀬の今は静かな母立ち日　平成８年の今日、１５時３７分に母は亡くなりました。　まだ現役の頃の事で東京に勤務していて、医師からは年明けまではもつでしょうというお話を伺っていました。　どうしてもやらなければならない仕事があったので一人残り、妻と子供達は念の為という事で秩父に来ていました。　　職場に電話があったのは１６時頃だったと思います。　仕事の引き継ぎのこと、葬儀ははじめてだったのでどうやるのか、正月がもうすぐなので葬儀は出来るのか、頭が真っ白になりました。　急いで帰省しましたが、当時はセレモニーホールもなく自宅でやるとことになり、隣組の人達が元旦以外の日を犠牲にして、母の葬儀を済ませてくれました。　母の死の悲しさを感じたのは、１月も中旬過ぎだったような気がします。　今年も母の命日を迎えましたが、お墓には花は一晩で凍みてしまうのでアオキの葉だけにし、その代わりに一緒に正月が迎えられるよう、松と輪飾りを供えました。　近所の親戚の人とお昼を食べながら、あの日の思い出話をして偲びました。　ゆっくりと過ぎる小晦日です。

2017.12.30

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煤払い

溜まるのは埃だけねと煤払　今日も家の中の掃除をしました。　「普段からやっておけばいいのにね」と毎年この時期に出る台詞です。　父が揃えた縁起物の置物がありますが、これも外に出して叩きを掛け、布で軽く拭きます。　「このくらい金が貯めるといいのに、貯まるのは埃だけだね」というのもこの季節の台詞です。　それでも、この一年を大きな病気もなく過ごし、何時もと同じ台詞が言える事が、一番の宝物かもしれません。

2017.12.29

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赤い実

寒禽の気づかぬ赤い実を供華に　裏庭のピラカンサや柊の実はとっくに食べられてしまいましたが、玄関の前の南天と万両の実は鳥に食べられずに残っています。　鳥さん達は口惜しがるかもしれませんが、お正月の飾りと、３０日が母の命日なので、今のうちに切って供華として使う事にしました。　ちょっと豪華になりました。

2017.12.28

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注連飾る

神おわす井戸も便所も注連飾る　今日は友引だったので、神棚や氏神様に注連縄を飾り、お札も新しいものに替えました。　その他井戸の側、お勝手の隅、トイレの中、洗面所の側にも幣を飾りました。　こう考えるといろいろな所に神様はいらっしゃるのですね。　水の神、火の神、便所の神など、人の暮らしと切っても切れない場所には、神様がいらっしゃるようですが、新しい注連縄、お札、紙垂、幣束等を新しいものに替えると、それだけで心が清々しくなりました。

2017.12.27

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松迎え

脚立から空に向かいて松迎　松迎えという季語があります。　事始め（正月を迎える仕事の始まる日）の１２月１３日に、飾りに使う松を山へ取りに行くことと説明がありました。　わが家では毎年庭の松を伐って門松にしています。　ところが、春の松の緑摘みも秋の松手入れもしないで放任していた為、松の芯が硬くなり、松ぼっくりもできていました。　脚立を持ち出し、髙枝切り挟で切っていきますが、そのしぶとい事。　おまけに真っ青な空が眩しく枝の位置がわからず、サングラスを掛けての作業になり、松迎えというお目出度い季語とはとても言えない状況にになりました。　それでもご近所にも門松として使ってもらい、松を植えた父も喜んでいるかもしれません。

2017.12.26

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今年最後の通院

数え日の通院済みて一区切り　今日は月１回の血圧の検診日でした。　私の血圧は安定していましたが、若い主治医の声がガラガラで、やっと声が出るようになったと言っていました。　色々な病人と会わなければならないので、過酷な仕事だと同情しました。　先生に「良いお年を」と言ってから、「お大事にしてください」とも言って診察室を出ました。　待合室は老人ばかりで、リハビリ室からは大勢の聞こえ、車椅子専用の送迎車から車椅子ごと病人が降ろされていました。　私などは軽い方だと思い、生活習慣をキチンとしなければならないと、改めて思いました。　年末に予定していた用事がまた一つ済みました。

2017.12.25

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飛行機雲

冬夕焼越えてどこまで飛行雲　昨日の夕方、長い飛行機雲が夕焼けに向かって延びていました。　さいたま市に住む中学三年生の上の孫が、昨日沖縄に向かって飛び立って行きました。　第26回JOCジュニアオリンピックカップハンドボール大会が沖縄で行われていて、女子さいたま選抜の一員として参加しています。　２３日の開会式から２７日の閉会式まで沖縄にいるようですが、勝敗はともかく、怪我や病気になることなく無事に帰ってくるよう、飛行機雲を見ながら祈りました。

2017.12.24

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畑納め

土に謝し畑納めの冬耕ひ　来年のジャガイモを植える予定地に、腐葉土や牛糞、米糠を撒き耕耘機を掛けました。　平年は表面の乾いた土の下から凍った土が出てきますが、今年は下の方も乾いていて、ちょっと土埃が上がるほどです。　こうして耕しておくと朝の霜で凍って、昼間の太陽に溶かされてを繰り返して、良い土になっていくはずですが、今年はどうなのでしょうか。　思えば今年程天候に左右されたことはありません。　梅雨時の旱やその後の異常な長雨、今の乾燥状態と、今までと違ってしまいましたが、地球温暖化の影響で、こういう天候が異常ではなく平常になるかもしれません。　来年が天候に恵まれるよう期待しながら、今年の収穫に感謝し、仕事納めならぬ畑納めをしました。

2017.12.23

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冬至

一陽来復グランドゴルフ打ち納め　今日は冬至です。　毎週水曜日、金曜日に行っているグランドゴルフの練習も、今年は今日で終わりです。　１月５日に新年初打ちと新年会が行われますが、その席で今年１年間のホールインワンの数によって、年間表彰が決まります。　最後の３２ホール（８ホールを４回回る）に少しでも多くのホールインワンをと、みんな気合いが入っていました。　今日は比較的に暖かい日で、廃校になった女子校のグランドでは、半分を使って別の高校の女子ソフトボールチームが練習をしていました。　若い声に励まされて頑張りましたが、なかなか思うようにいかず、1月5日が来ないと確定しませんが、４４名中真ん中辺りの順位で終わったようですので、来年はもう少し頑張ろうと思います。　成績はともかく、歩数計は5,411歩を記録していました。　歩いて、交代でスコアーを付けていくので、身体と脳の為には良いと思います。　今年もあと僅か、これで年用意に全力で取り組めます。

2017.12.22

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霜の花

夜のうちに誰が咲かせた霜の花　朝新聞を取りに出ると、外の温度計は－５度を示していました。　車の窓に霜の花が咲いていました。　夜のうちに天からのプレゼントなのでしょうが、余計寒く感じます。　フロントガラスは霜の花どころか、ビッシリ凍っています。　朝早く出掛ける用事のある時は、霜除けのカバーを掛けて、その上から毛布を掛けておきますが、それを剥ぐとすぐに窓の凍結が始まるので、霜取りスプレーが必需品です。　これから年が明けて寒の頃になると、－１０度くらいになることがあるので、気合いを入れていかなければと思います。

2017.12.21

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月１回のハイキング　１２月　報道写真展

行く年を語る報道写真展まだ閑か東京駅の師走かな　昔の職場仲間との月１回のハイキングの１２月は、毎年恒例になっている日本橋三越本館で開催されている報道写真展の見学としました。　東京写真記者協会の主催で開かれていますが、この１年に起きた政治経済、社会問題、スポーツ、皇室の写真など、忘れていた記憶を思い出させてくれました。　東京写真記者協会賞には、「沖縄の視線」が選ばれていましたが、首相を見る大人の視線は当然としても、子供の視線に、沖縄の厳しい現実を見る思いがしました。　今夜のニュースで、ヘリコプターの窓枠が落ちたニュースに対して、「基地の側に学校を建てた方が悪い」とか、「基地で儲かっているのだから我慢しなさい」という電話が教育委員会や学校に掛かっているそうですが、日本人もここまできたかと怒りを覚えると共に、時代が逆行している事に不安を感じます。　東日本大震災から６年、復興のニュースの陰で、「浪江町　帰還困難地域の今」という写真に、未だ復興出来ていない現実を改めて知らされました。　他方スポーツの明るいニュースや、皇室のお目出度いニュースに救われた思いがしました。　日本橋から東京駅まで歩きましたが、日本橋の側で撮影が行われていました。　芸能人の方が３人くらいカメラに収まっていましたが、一般の人とはちょっと違う輝きがありました。　再開発された東京駅を見学しました。　現役の頃駅のすぐ近くに勤務していましたが、その頃の景色と随分違っている事に、時の流れを感じました。　年末年始、帰省やUターンで混雑する東京駅も、いまはどことなくのんびりしていました。　池袋に場所を移して忘年会を行い、来年の再会を期して帰ってきました。

2017.12.20

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今年最後の水汲み

薄雪の山路の奧の水を汲む　今日は珍しく暖かい日になったので、、武甲山の登山口にある湧き水を汲みに行きました。　武甲山には９日に雪が降りましたが、水汲み場への道は凍っていました。　　水汲み場にはこれから登山しようという若者が休憩していました。　汗をぬぐって出発していきました。　水を汲んでいると、道の上の方から車が下りて来て止まりました。　この道の奧に武甲山の頂上にある神社の一の鳥居があり、数台止められるだけのスペースがあります。　所沢ナンバーの車で、早い登山を終えて下りて来て、年配の女性がここの水を汲んで帰るということでした。　場所を譲ろうとしましたが、「もう一本ある樋から水を組むから大丈夫です」ということでした。　「ご親切に」「お気を付けて」　その車が雪道をゆっくりゆっくり下りていくと、湧き水の落ちる音だけが残りました。　ともかく年用意の大きな仕事の一つが終わりました。

2017.12.19

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札納

平凡に過ぎた日々謝し札納　地元の神社で、古いお札を納め、新しいお札を受けてきました。　毎月１８日が月次祭になっていて、毎年１２月の今日が札納めの日と決まっています。　神仏習合なので祓詞、大祓詞、八百万の神様、仏様、般若心経も出てくる４０分近い祝詞が奏上されました。　戸が開け放たれ、暖房器具もない中で聞いていました。　はじめは背中に冷たい風があたり、寒さを感じていましたが、だんだん寒さを感じなくなりました。　子供の頃からある神社で、例大祭の時は露店が出て神楽が舞われ、花火もかなりの数が打ち上げられましたが、その頃を担っていた人達が世を去り、今はひっそりと神事が行われるだけになりました。　故郷へ帰ってきて１０年ちょっと、この神社の事も含め、いろいろな役目が回ってくるようになりました。　今年も平凡な１年でしたが、今はそれが一番だと思うようになりました。　来年も自然体で生きていきたいものです。

2017.12.18

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底冷え

底冷えの盆地に生きる今日明日も　今日は朝からどんより曇っていて、底冷えをしていました。　正面に見える武甲山も、９日に降った雪が残っています。　妻と買い物に出掛けようとしましたが、車の中が異常に冷たく、しばらく暖機運転をして、温風を最大にして温めてから出発しました。　途中でフロントガラスに白いものがチラチラあたりました。　風花でした。　あと半月で今年も終わりますが、山国の盆地はもっと冷え込んできます。　気合いを入れて頑張らなければと思います。

2017.12.17

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祭の終わった今日の秩父神社

閑かさの戻る神社や冬の昼　　秩父神社の社務所に用事があり出掛けました。　所用を済ませてからお詣りをしてきました。　秩父夜祭の夜には、立っているのも大変な程混雑していましたが、今日は観光客の人がちらほらいるだけで、静かな境内でした。　社務所の職員も、お守りなどの授与所の巫女さんも、どことなくのんびりしているようでした。　あと半月後には新しい年を迎え、また境内が初詣の人で混雑することでしょう。

2017.12.16

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氷

汲み出しのホースもろとも氷閉ず　このところ毎朝－４～５度の気温です。　久しぶりに植木に水を遣ろうとすると、汲み置きの樽の形に氷が張っていました。　野菜や植木の水遣りをする時、水道を使っていましたが、夏などは水道代が多くなります。　畑の仲間がどうせ捨ててしまう、風呂の残り湯を使っていると教えてくれました。　それからそうしていますが、小さなモーターで汲み上げるホースも凍っていました。　厳寒の季節がやってきた事を改めて覚悟しました。

2017.12.15

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義士の日

義士の日や車の整備ぬかりなし　１２ヶ月点検と冬タイヤへの履き替えに行ってきました。　バッテリーが弱くなっていて、本格的な寒さを迎える時期に、ちょっとした拍子にエンジンが掛からなくなるかもしれないという事で、バッテリーの交換をしてきました。　年末年始けっこう車を使う予定があり、肝心な時に故障してしまっては計画が元も子もなくなってしまいます。　点検もタイヤ交換も終わって何時雪が降っても大丈夫ですが、なるべく降らない事にこしたことはありません。

2017.12.14

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木守柿

空に映ゆ誰の仕業か木守柿　これは庭の渋柿ですが、とうとう１個になりました。　それもちょっと囓ったままです。　今年はけっこうなりましたが、雨が多く吊し柿にする事もありませんでした。　小鳥が入れ替わり来ては啄んでいましたが、遠慮の固まりのように１個残っています。　これが何時なくなるか、興味深く見ています。

2017.12.13

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枇杷の花

目立たない畑の手入れ枇杷の花　枇杷の花が咲き出しました。　決して美しい花ではなく、夏にあの実になるとは想像もつきません。　今日も強い風の吹く中での畑仕事ですが、植えた玉葱の苗に敷いた五条マルチが飛ばないように土を被せるとか、腐葉土を撒いて防寒対策をするか、作物の収穫の終わった畑の整理か、空いた畑をただ耕すだけです。　天地返しをしておくと霜で凍り、日光で溶かしての繰り返しで、良い土作りができます。　春に備えての目立たない作業です。

2017.12.12

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白菜

括られて白菜達磨並ぶ如　霜が毎日降りるようになったので、白菜を括りました。　枯れた葉や古い外葉で包み込むようにして縛ります。　結球促進の意味もありますが、霜の害から防ぐのが目的で、こうしておくと畑で保存できます。　ずんぐりむっくりの縛られた白菜の列は達磨さんが並んでいるようです。

2017.12.11

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落葉掻

腐葉土へ地道に一歩落葉掻　腐葉土を作る為に、落葉掻をしました。　太陽が出ると暖かく、乾いた落葉の音が心地良く感じました。　集めてきた落葉を一箇所に溜めて時々水を掛けます。　腐葉土として使えるのは来年の冬ですが、無農薬で有機肥料中心の野菜作りをめざしているので、欠かせない作業です。　　気の遠くなるようなことですが、まず落葉を集めないと始まりません。　化学肥料がなかった時代、先人達はこうした地道な作業をずっと続けてきたのでしょうね。　などと思いながら、這いつくばって落葉を集めています。

2017.12.10

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武甲山初冠雪

山に雪里人いよよ気を締める　雨戸のシャッターを開けると、正面の武甲山が真っ白でした。　夕べの強い雨で庭も雪が積もっていると覚悟していましたが、平地は雨で済んだようです。　武甲山の初雪を見ると、いよいよ雪の季節がやってきたなと、覚悟するようになります。

2017.12.09

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納の薬師

風疼く最中戸の開く薬師堂　今日は朝から冷たい風が吹き、空模様もハッキリしません。　厚着をしてグランドゴルフの練習に出掛けましたが、途中で地元の薬師堂の戸が開いているのに気が付きました。　そういえば８日は薬師堂の戸が開けられる日でしたが、私のブログ名に名前をお借りしているのに、うっかりしていました。　隣近所が交代で月１回堂守をしていますが、１月の初薬師はわが家が当番になります。　寒中の初薬師で、炬燵とストーブだけの暖房しかなく、妻は本当に寒いと嘆いていました。　　今日もそれと同じくらいの寒さで、当番の人は大変ですが、中からお参りに訪れた元気なお婆さんの声が聞こえていました。　　夕方から雨が降り出しましたが、今夜は初雪になるかもしれません。

2017.12.08

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大雪

大雪の朝の気合いの一歩かな　　　　　　今日から大雪です。　新聞を取りに出ると辺り一面強霜が降りていました。　いよいよ来たなと、気合いを入れて踏み出しました。　今年の二十四節気も冬至を残すだけになりました。　身体に気を付けて乗り切っていきたいですね

2017.12.07

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秩父神社例大祭終わる

御扉の閉じらる秩父祭かな笛太鼓高雅に神楽舞納め　秩父神社の「新穀奉献感謝祭併例大祭完遂奉告祭」が行われました。　４月４日の祈年祭にあたる「御田植祭」にはじまった農事の神事も、１２月３日の新嘗祭にあたる秩父夜祭をピークに、今日の神事ですべて終わりました。　　御田植祭の保存会に属しているので、今日の神事に招待され昇殿参拝をしてきました。　笙の笛の奏でられる中、神前に玉串拝礼をしましたが、身の引き締まる思いがしました。　１２月１日に開扉された御扉が警蹕の響きの中で、宮司によって閉扉されました。　頭を下げていたので見てはいませんが、厳かな空気は伝わりました。　外の神楽殿から神楽の音が聞こえていました。　秩父夜祭が終わると、山国秩父は本格的な寒さの季節がやってきます。

2017.12.06

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蒲団干す

来客の思い出詰まる蒲団干す　秩父夜祭見学に、千葉から高齢の叔父夫婦とその友人が訪れていましたが、昨日の午前中に帰りました。　昨日は３日のお祭りとは打って変わって、曇り空で午後からパラパラと雨が降ってきました。　今日はまた快晴になったので、来客用蒲団を干しました。　暖かい日差しに、お祭りを一緒に過ごした思い出が蘇ってきました。

2017.12.05

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秩父夜祭

灯と声と秩父夜祭今佳境　秩父夜祭が始まりました。　　屋台（山車）に提灯と雪洞が灯り、冬空に浮き上がります。　千葉の叔父夫婦と友人が訪れていたので、案内をしました。　地元の宮地屋台は今年は秩父神社境内ではなく、秩父鉄道秩父駅から御旅所（神事が催行される場所）まで曳かれます。　駅前は祭関係者や見物の人で賑わっていました。　屋台を見送ってから、市に招待された町会の順番で、伝承館という建物の２偕から見学する事ができました。　市役所前の広場に「御旅所」という秩父神社例大祭の神事が行われる場所がありますが、４基の屋台と２基の傘鉾が、町の通りを曳かれながら、御旅所を目指します。　夜の８時１０分から１０時１０分まで秩父鉄道の架線が外され、その時間内に６基の山車が通り抜けなければなりませんが、線路のすぐ側に「団子坂」という２０度近い坂があり、これを上るのが最後の難関となっています。　秩父屋体囃子の太鼓が激しく打ち鳴らされ、囃子子、曳き子、祭関係者全員が全力で力を合わせ、クライマックスを迎えます。　その頃になると花火大会が始まり、屋台から見た正面の山から次々と花火があがります。　有料の桟敷席の観客も、左上の花火と右下から上ってくる屋台を、「どっちを見たら良いんだ」というように、交互に写真に収めていました。　６基の屋台、傘鉾が上りきると、市役所前広場が開放され、それを待っていた観光客が走り込んで来て、屋台の側で記念写真を撮っていました。　私達もその広場に入り、屋台関係者と挨拶を交わし、帰って来ました。　夜中の２時半頃、遠くで太鼓の音がかすかに聞こえていました。　神事を終えた屋台が会所に戻っていくのでしょう。　こうして夜祭りは終わり、今日は屋台の解体が行われて、大きな箱に収められ、また１年の眠りにつきます。

2017.12.04

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秩父夜祭　宵宮

宮地屋台本町屋台宮参り軋しみながらゆるり曳かれる秩父山車　秩父神社例大祭宵宮が始まりました。　御神馬奉納の儀、新穀奉納の儀式が行われました。　４月４日の御田植祭に始まって、この秩父夜祭で１年の農事の儀式の納めになります。　今日は４基の屋台（山車）が曳行されますが、ちょっとのんびりとした空気が流れる中で曳かれます。　秩父神社の石段の前では、本町屋台のお宮参りが行われていました。　明日は屋台歌舞伎の当番町になっているので、舞台の組み立て等があり、今日お詣りをしたようです。　屋台の上では辻辻で曳き踊りを踊る子供達も、神妙な顔でお祓いを受けていました。　明日は４基の屋台の他に２基の傘鉾も曳行され、曳き綱に触るのも大変になる程の曳き子が集まり、夜になると喧噪の坩堝と化します。　明日は親戚の接待に徹します。

2017.12.02

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柊の花

一枚になった暦や花柊　今日から１２月です。　駐車場との境の柊の花がいつの間にか咲いていて、もう散り始めていました。　他の木の手入れをしていて、良い匂いがするので気が付きました。　もうそういう季節になったのだと、改めて思いました。

2017.12.01

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月１回のハイキング　１１月

病む人も集う駅前山茶花咲いている　月１回の昔の職場仲間のハイキングは、大宮から東北線で栃木方面に１駅行った所にある土呂駅に集合しました。　５人の仲間がいますが、一人が脊椎圧迫骨折でほとんど歩く事が出来ず、しばらく歩く会を休んでいました。　駅から３分くらいの所に家がありますが、駅前くらいなら何とか行けるということで、駅に集合して会うことにしました。　駅前の喫茶店で話をしましたが、症状はかなり深刻なようです。　もう一人の人も重い病気を押して参加しました。　　最初１０人で始めた歩く会ですが、低山に上ったり、野を歩いたりする事ができなくなり、今は５人になりました。　それぞれに歳をとり何時かは訪れることですが、これからどうしていくのかが課題です。　１２月は日本橋三越本館催事場で行われる「２０１７報道写真展」と決まっていますが、全員参加出来るかどうか微妙です。　何とか全員揃って忘年会でも出来ると良いのですが。

2017.11.30

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冬の川

想い出も今も澄みきる冬の川　朝早く妻の人間ドックの為に、秩父市の隣町の総合病院に送っていきました。　帰りに懐かしくなって、病院の近くの荒川に下りてみました。　退職をして故郷に帰ってきて３年間非常勤職員で働いていましたが、その職場に通う途中にこの川原はありました。　出勤前にここに車を止めてお昼を食べました。　春夏秋冬川の表情が変わり、いろいろな人との出会いもありました。　今朝は８時頃だというのに３台の車が止まっていました。　冬のニジマス釣場という看板があり、遠くで釣りをする人の姿がありました。　それ以外は８年前と同じように、何事もないように川は流れていました。　写真を撮っていると足元から寒さが這い上ってきたので、あわてて車に戻りました。

2017.11.29

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落葉道

いつからか通ることなき落葉道　山の高台にある畑に行く途中に、今は使われなくなった横道があります。　ふと懐かしくなって車を止めて覗いて見ました。　子供の頃は絶好の遊び場で、この先の山道に続いていて、この辺りを駆け回っていました。　故郷を離れている間に、聖地霊園が出来、山を削って新しい道路が開通しました。　舗装された裏道を通って畑に行っていますが、この落葉道は行き止まりになっているようです。　ちょっと落葉を踏み締めて見ました。　小さな音がしましたが、子供の頃は落葉の音などに関心を示す事なく、荒々しく駆け回っていたような気がします。　車に戻り山の畑に向かいました。

2017.11.28

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秩父夜祭　屋台(山車）の組み立て

宮地屋台本町屋台完成　祭当日の宮地屋台と上町屋台先人の技の組まれる秩父山車　昨日の日曜日は秩父夜祭に向けて、各町会で屋台（山車）の組み立てが行われました。　屋台の収蔵庫が開けられ、１年ぶりに運び出されました。　と言っても、４枚目の写真のような屋台ではなく、各パーツに別れた数多くの箱ですが。　秩父神社例大祭は昔から行われていましたが、屋台を曳く付祭は寛文年中（１６６１～７２）に始まったと伝えられています。　名匠藤田大和によって宮地屋台は建造されましたが、大和は忍藩江戸御上蔵の普請も手がけたと言われています。　釘を1本も使わないのが特徴で、木と木を組み合わせていきますが、長い間受け継がれてきた技です。　昨年ユネスコの無形文化遺産に登録され、国重要有形民俗文化財に指定されているので、慎重の上にも慎重に取り扱われます。　他の町会を覗くとちょうど昼休みで、お弁当や味噌汁お茶などの接待を受け、この時は緊張も解けて笑顔や冗談を言う姿もありました。　組み立てを終わった屋台はまた収蔵庫に戻され、１２月２日と３日には、今度は美しく装飾した４枚目の写真の姿で町を曳行されます。　秩父神社では１２月１日から御本殿清浄の儀、　御神馬奉納の儀、新穀奉献祭と神事が進み、１２月２日の宵宮、３日の本祭と盛り上がっていきます。　金子兜太さんのお父さんの金子伊昔紅（かねこいせきこう）さんが中心になって作った「秩父音頭」に次のような歌詞があります。　・・・・秋蚕仕舞って麦まき終えて　秩父夜祭待つばかり・・・　屋台が組み上がり、太鼓慣らしの太鼓の音が夜風に乗って聞こえてくると、各家庭でお客様を迎える準備が忙しく始まります。

2017.11.27

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秩父夜祭　太鼓慣らし

気持はや秩父祭に飛ぶ太鼓　昨晩太鼓慣らし（練習）の２回目が行われました。　６時半からは子供の太鼓慣らしが行われ、子供を帰してから大人の太鼓慣らしが始まります。　２０日と２５日は子供の練習が行われますが、２８日は大人だけの練習になり、いよいよ熱を帯びてきます。　子供の練習とはいえ、技術を継承していく為に、宮地屋台保存会の年配の人達が厳しい目で見ています。　音符がないので、人の打つのを見て聞いて身体で覚えていきます。　子供達の前には太鼓長が座り、厳しい注意を与えていますが、子供達は真剣な表情で叩いています。　近所の幼稚園生も叩いていましたが、普段の甘えん坊が嘘のようです。　この後の高校生や大人の太鼓慣らしになると、もっと厳しい声が飛びます。　外は冷え込んでいましたが、熱気が充満していました。　各町会では今日屋台(山車）が組み立てられ、いよいよ秩父夜祭の始動です。　＊　お時間のある方は、秩父屋台囃子で検索して、実際の演奏をお楽しみ下さい。

2017.11.26

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秩父市老人クラブ連合会グランドゴルフ秋季大会

小春日のグランドゴルフ皆若し　　秩父市老人クラブ連合会グランドゴルフ秋季大会が開催されました。　「朝の気温は－３度だったけれど、今は暖かくなりましたね」、と主催者の人が挨拶していましたが、太陽が出ると上着が必要ないくらいになりました。　朝の寒さで急に参加を取り止めた人も何人かいたようですが、最終的に１８４名の参加となりました。　一緒に回るメンバーは、はじめて会う人ばかりでしたが、プレーが始まると和気藹々となりました。　私は昨日の所属しているクラブの練習では、ホールインワンが４つも出て、優勝候補との前評判でしたが、結局前評判で終わってしまいました。　１１月ももうすぐ終わりという時の大会でしたが、気持を切り換えて忙しい１２月を迎えたいと思います。　まずは秩父夜祭です。

2017.11.25

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