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2016.10.27
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カテゴリ:カテゴリ未分類
2016年7月
武奈ヶ岳は滋賀県大津市、琵琶湖の西にあり、標高1214m。琵琶湖西岸に南北に20km、東西15kmにわたって連なる比良山系の最高峰で、奥比良に位置する。200名山の一つで、かねてからのあこがれの山である。今回、京都趣味登山会の講演の翌日に武奈ヶ岳に連れて行ってくださるというありがたいお話があった。

7月2日

武奈1.jpg

14:10、京都駅で美智子さんと美也子さんと落ち合って、湖西線に乗った。美智子さんが比良山のエリアマップをくれた。14:55、比良駅という、小さな駅に降り立った。お迎えの車で、のらねこ軒に向かった。のらねこ軒は別荘地にある素朴な宿泊施設で、1階がホールになっていて集会ができる。山関係者には格好の宿と思う。4時から京都趣味登山会のメンバー4,50人の前で講演をした。終了後、そばの天然温泉比良トピアへ行き、ひと汗流して、8時過ぎから懇親会。会員総出で作ったお料理をいただいた。おむすびがたくさんあったので、明日の行動食にする。11時前に就寝。

7月3日
5:10、起床。適宜、各自、朝食をとる。のらねこ軒の庭に犬がいて、縁側でまったりしていた。けいちゃんというらしい。広い庭に放し飼いになっていたが、やはり外へのお散歩はうれしいようだった。
7:25、出発。登山口の大山口駐車場(400m)まで、すぐだった。本日のコースは正面谷という、最もポピュラーな道から入り、蓬莱山まで縦走の予定とのことだった。

buna2.jpg

7:45、樹林の中の駐車場を出発し、大山口(400m)から登山道に入る。

buna3.jpg

正面谷沿いの道を進み、堰堤の脇で一休みする。ここから本格的な登山道になる。振り返ると琵琶湖が見える。最初のピッチがやや早かったせいか、初心者の方1名が遅れてしまった。あとからゆっくり来るという。登山教室の講師をしていた美也子さんが付き添うとのことで、美也子さんとここでお別れした。

buna4.jpg

沢を渡って、青ガレというガレ場を登る。石が堆積した急登だ。30分ほどで上へ抜けた。
9:18、金糞峠(885m)。関東人には口にするのがはばかられるような、上方ギャグ風な地名だ。縦走コースの交差点で混雑する場所らしい。一休みする。

buna5.jpg

峠を越えて、少し下った。北西にまっすぐにヨキトウゲ谷に沿って中峠まで登るのが一般的らしいが、右下に谷を渡る木橋が見えた。9:45、リーダーのタナカ君はこれが近道というので、これを渡る。

RIMG6825_640.jpg

10:38、コヤマノ岳(1181m)へ出た。広々とした山頂にブナの木が多い。武奈ヶ岳という山名は中腹にブナが多いことから名づけられたそうで、山頂にはブナはないらしい。霧が出てきて幻想的な景色。一般ルートに出て稜線を北へ進む。急に樹木の丈が短くなってきて高原漫歩の気配。

buna6.jpg

11:10、武奈ヶ岳山頂(1214m)。晴れていれば360度の展望で、白山、御嶽山まで望めるらしいが霧の中。風も強く寒いので、早々に退去。7月の滋賀の1200mの山が、いかに風があって、いかに寒かったか、写真を見るとおわかりかと・・・。

buna8.jpg

11:40~12:25、コヤマノ分岐(1130m)の、少し平原になっている所でランチ。本日は南比良の蓬莱山まで回る予定だったが、時間が詰まったことと、午後から雨の天気予報のために周回して下ることになった。やれやれ、助かった・・・。空模様が暗くなってきている。ここから東へ山腹を巻くように暗い林の中へ入って行く。

buna9.jpg

12:29、樹林の中のイブルキのコバ(955m)に着いた。イブルキのコバ・・・。関東人にはあまり聞きなれない語感ではある。ワキタ君が、後頸が虫に刺されたという。確かに血豆のように膨らんでいる。これは何に刺された跡?とりあえず、写真を撮ってコレクションに加えた。イブルキのコバを右に、南東へ道なりに進む。

RIMG6848_640.jpg

12:45、広々としたところに出た。比良スキー場跡地とのこと。陽が出てきて気持ちが良い。

RIMG6849_640.jpg

このあたりは八雲ケ原という湿原(910m)で、池塘もあった。池塘にかかった木道を歩く。

buna10.jpg

金糞峠への分岐を越し、小沢を一登りして、13:10、北比良峠(999m)についた。

buna11.jpg

比良スキー場の山上駅があった場所だそうだ。13:30まで、北比良峠で休む。公園のように整備された場所で、レスキューポイントと縦走路8の表示があった。確かにヘリが離着陸できる広さだ。前方に琵琶湖が大きい。振り返ると武奈ヶ岳の山頂が見える。奥比良というだけあって奥深い感じがする。

nuna12.jpg

ここからダケ道を下るのが一般的なようだが、今日はバリエーションというか、地図上では破線の道を下るという。少し一般登山道を下ってから左手の南東尾根に入る。一応、古びてはいるが標識がある。

RIMG6863_640.jpg

稜線直下に石仏があった。なかなか良い仏様。古道かしら。

nuna13.jpg

稜線直下の尾根は痩せていて傾斜もきつい。岩場もある。

nuna14.jpg

滑りやすいところやロープを使う場所も一部にあった。

RIMG6878_640.jpg

やがて神璽谷の沢底に出る。13:45、堰堤のすぐ下を渡渉(560m)。そこからは神璽谷の北側を下る。

nuna15.jpg

15:00、一段高い所に石灯籠があった。神社があるそうで、参詣道のようだ。15:04、神璽の滝という道標が谷を指していたが、今回はパス。15:14、釈迦岳への分岐があった。15:38、林道に出た(350m)。やれやれ、雨には降られなかった。イン谷口(253m)から林道をV字状にさかのぼって、15:50、大山口駐車場に戻った。イン谷口に車でおりて、16時解散した。タナカ君に比良駅まで送ってもらい、京都からわざわざ来てくれた美智子さんに迎えられた。16時半過ぎの電車で京都へ向かった。電車の中で雨になった。美也子さんと初心者のことが気になったが、最終バスに乗れず、比良駅まで歩いたとのことだった。お疲れ様でした。

武奈ヶ岳は中腹にブナが多く、地形は複雑、期待にたがわず風格のある山だった。コースはバリエーションに富み、楽しめた。このようなコースを案内してくださった京都趣味登山会のタナカ君ほか、皆さまに感謝!とともに、ブログアップが遅れてご心配をおかけしましたことをお詫びいたします。間違えなどありましたらお知らせください。

武奈ケ岳地図.jpg





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Last updated  2016.10.31 12:58:25
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比良は僕のホームグラウンド   けんじり さん
比良に来てたんですね。いい山でしょう。
僕は比良の谷へ何十回と通ってます。 (2016.10.29 02:55:36)

Re:比良は僕のホームグラウンド(10/27)   山ボケ猫 さん
けんじりさん
>比良に来てたんですね。いい山でしょう。
>僕は比良の谷へ何十回と通ってます。
結婚後も山は相変わらずやってますか。
比良、良い山ですね。沢もよさそう。
次は蓬莱山か。

(2016.10.29 09:52:15)


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