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カテゴリ:天璋院篤姫
今夜(11月9日)のNHK大河ドラマ[篤姫」第45回目は[母からの文」でした。
薩摩で持病の脚の痛みがひどくなった小松帯刀(瑛太)は、西郷(小澤征悦)、大久保(原田泰造)たちが大政奉還後も実権を掌握している慶喜(平岳大)の武力打倒を画策していることに心を痛めていました。全国的騒乱になることを恐れるだけでなく、江戸城大奥にいる天璋院(宮崎あおい)の身を案じるからでした。帯刀の妻のお近(ともさかりえ)は夫が天璋院のことを心配していると知り、天璋院の母親のお幸(樋口可南子)に依頼して天璋院宛てに薩摩の実家に里帰りするようにとの文を書いてもらったらいいのではないかと助言します。 帯刀から天璋院宛の手紙を書くことを依頼されたお幸は、初めは「あの子はもう徳川家の人間です。そして私は島津家の人間です」と言って帯刀の依頼を断ります。しかし、諦めきれない帯刀は、鶴丸城に行って島津藩の国父・久光(山口祐一郎)から天璋院宛の手紙をお幸が書くことの許可を得ます。そのことを知ったお幸はついに娘の天璋院宛に「薩摩にお帰りいただきたい。あなたと朝夕桜島を眺めて暮らし、家族として過ごすことができたらどんなに嬉しいことでしょう」と里帰りを促す手紙を書くことになります。 母親のお幸から天璋院宛に薩摩の実家への里帰りを促す手紙は、薩摩藩江戸屋敷の老女・小の島(佐藤藍子)が大奥に持参して天璋院に渡されます。小の島はそのとき天璋院に「島津家家老の小松帯刀の厳命で参りました」とも伝えます。しかし、天璋院は「私は徳川の人間じゃ。私はこの大奥を守る」と言い切り、薩摩に帰ることをきっぱりと拒否します。 そのことを大奥筆頭御年寄の滝山(稲森いずみ)も当然の受け止めますが、天璋院付きの御年寄・重野(中嶋朋子)から、天璋院が生まれ故郷の薩摩の軍に討たれるようなことがあったらあまりにも惨いことではないかと言われ、ぜひ天璋院に里帰りを説得してもらいたいと強く頼まれます。そのため、滝山はあらためて重野、唐橋(高橋由美子)と一緒に天璋院の部屋に行き、「天璋院様はこれまで徳川家のために十二分に働かれたが、これからは私たちが大奥を守ります」と言って里帰りを促します。しかし天璋院は、「私は帰らぬ。そちたちこそが私の家族であるからじゃ。なにがあってもそちたちと一緒じゃ。薩摩が攻めて来たときは私も戦う」と徳川に嫁いだ女として決意をあらためて滝山たちに伝えます。 今回のドラマでは、京の小御所会議での王政復古の宣言、慶喜に対する辞官納地の要求やが徳川側に対する挑発工作として薩摩側が行った江戸城二の丸炎上、江戸の町での盗賊騒ぎなどの話も出てきましたが、今夜は遅いので明晩にでもそれらのことは語りたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月10日 00時54分50秒
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