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カテゴリ:新聞記事
My favorite stockである5161西川ゴムに関する記事が日経に載ってましたので転載します。
西川ゴム吉田工場・三原工場(安芸高田市・三原市)(ものづくり拠点を行く) 西川ゴム吉田工場・三原工場(安芸高田市・三原市)(ものづくり拠点を行く) 2007/06/01 日本経済新聞 地方経済面 P 23 西川ゴム工業は広島県内にある四工場でトヨタ自動車やホンダ、日産自動車、マツダなど主要自動車メーカーからゴムシール部品を受注している。国際競争にさらされる自動車業界では高品質の部品をいかに安く早く生産できるかが生き残りのカギを握る。少量多品種生産を追求する吉田工場(安芸高田市)と大量生産を担う三原工場(三原市)を訪ねた。 ■ □ ゴムシール部品は黒いチューブ状で、自動車部品のなかでは地味な存在だ。しかしドアや窓、トランクのつなぎ目を埋め、水や音漏れを防ぐ重要な役割を果たしている。 吉田工場は窓ガラスを挟む「グラスラン」、三原工場はドア回りに取り付ける「ウェザーストリップ」を主に生産する。 作り方は「パンを焼くのに似ている」(生産本部長の三好修仁常務)。原材料を練り込み、溶かし、凹状の穴から押し出し、加熱、膨らませる。押し出した細長いゴムを加熱から冷却、塗装する設備の長さは二百メートル近くに及ぶ。途中で何度か往復しているため、流れるチューブの長さはそれ以上だ。 チューブは適切な長さに裁断し、技能者がドアやガラスの形に合わせてつなぎ合わせ、仕上げ処理して完成する。吉田工場では仕上げ工程で二〇〇五年に「セル生産方式」を導入した。製品を工程順に流す「ライン生産方式」に対し、セル生産は一人が複数の工程を作業する。 大量生産が一般的な自動車業界で、なぜセル生産を導入するのか。背景には国内自動車販売の低迷と新型車や車種の急増がある。一車種あたりの生産台数が月四千―五千台と、かつての二割程度まで減少。部品メーカーも多品種少量生産への対応を迫られているためだ。 吉田工場の仕上げ工程では三―四人の技能者の周囲に設備をコの字に配置している。技能者はチューブを裁断、接着、検査、梱包する四工程をこなす。セル生産の強みは増産時に技能者を増やしても、一人当たりの生産性が落ちないことだ。 今年は各社が相次ぎ新車を投入し、新規受注の急増が見込まれる。しかし齊藤修・吉田工場長は「(ライン生産のように)大型設備投資をしなくても増産対応できる」と胸を張る。現在はセル生産のタイ工場への移管も進めている。 ■ □ 三原工場は生産台数が多いトヨタグループを主な顧客とし、ライン生産をメーンとする。効率を追求するため、部品を機能別に集約して流すが、車種やドアの左右で異なる品種は混ぜて流す「群別混流」を採用している。 ライン生産は従業員が受け持つ工程がそれぞれ異なる「分業型モノづくり」だ。そのため技能者が代わるとクレームが発生しやすい。「技能習熟の管理やランプが点滅して次の作業内容を教えるなどミスを防ぐ様々な工夫をしている」(岩本忠夫・三原工場長)。 受注量の変動には、サブラインにセル生産を導入して対応している。セル生産で働く技能者はすべての工程を作業でき、「メーンで欠員が発生した場合でも、サブの技能者を派遣できる」(岩本工場長)という。環境変化に柔軟に対応できるこうした生産現場の力が、同社の高い収益力を支えている。 (広島支局 堀江耕平) 【吉田工場】 ▼所在地 広島県安芸高田市吉田町吉田1489―23 ▼稼働時期 1980年8月 ▼主な製品 グラスラン、ウエストシール ▼従業員 220人 【三原工場】 ▼所在地 広島県三原市沼田西町小原字袖掛200―39 ▼稼働時期 1990年2月 ▼主な製品 ウェザーストリップ・ドアアウター ▼従業員 280人 西川正洋社長の話 当社はハイスピードで大量生産することを得意としてきたが、仕掛かり在庫を削減するためセル生産方式を導入した。大量生産とセル生産を組み合わせることを社内で「ハイアンドローミックス方式」と呼び、全体での最適化を目指している。 戦艦大和と駆逐艦が編成を組むようなイメージだ。セル生産で受注量の変動を吸収する。現在は仕上げ工程で導入しているが、今後は補修用など生産量が少ない製品の押し出し工程でもセル生産の採用を広げていく。 【図・写真】技能者を囲むように設備を配置したセル生産方式、タイ工場からの研修生も(吉田工場) この会社国内全メーカーにウエザーストリップを納入しているのですが、あまり知られていません。 株価もずっとPER12前後をうろうろしています…。まあ、部品会社は付加価値の高い製品を作っている会社以外はどこも似たような感じです…。 流動性が良くないので短期売買が困難な銘柄ではあるのですが、個人的にはバリュー株としては優れた銘柄の一つではないかと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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班長、監督職等の中間職の社員達には、体を壊す程の激務、過残業、休日出勤をさせて当然な会社。社員研修の日程も極秘にしており、労働基準法に反しているいい見本。楽なのは幹部、本部の上層部だけで、社員全て飼い殺しの会社!勤務時間、休日の確保は徹底してあげて下さい!!!皆、会社に殺されるとコメントしていますよ!
(2012.07.11 19:39:26)
誰かさんさん
>班長、監督職等の中間職の社員達には、体を壊す程の激務、過残業、休日出勤をさせて当然な会社。社員研修の日程も極秘にしており、労働基準法に反しているいい見本。楽なのは幹部、本部の上層部だけで、社員全て飼い殺しの会社!勤務時間、休日の確保は徹底してあげて下さい!!!皆、会社に殺されるとコメントしていますよ! ----- そんなことは他でやってください。 (2012.11.20 23:14:59)
労組の集会って毎度毎度多人数で行って現場穴あけてまで、行く意味あるの?遊び心出るから、代表一人だけでいいわ!!
管理職の残業、休日出勤多すぎ! もっと管理厳しくしろや! 部下に飲み会でご機嫌取りすんな! (2013.10.10 22:14:06)
誰かさんさん
>班長、監督職等の中間職の社員達には、体を壊す程の激務、過残業、休日出勤をさせて当然な会社。社員研修の日程も極秘にしており、労働基準法に反しているいい見本。楽なのは幹部、本部の上層部だけで、社員全て飼い殺しの会社!勤務時間、休日の確保は徹底してあげて下さい!!!皆、会社に殺されるとコメントしていますよ! ----- ほんとにそのとうり!!よくぞ言った! (2013.10.10 22:15:53) |
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