例会山行を回避した私の心の変化
会員が少なかった時は、半ば義務化していた例会山行の参加であるが、ある程度会員が増えたことで、毎回参加しなくても例会山行が成り立つようになってきた。となると、取捨選択ができるということ。贅沢な話しだ。連れていってもらえる話なのに、今回の遡行には不参加表明してしまった。富山県外かつ、自分にとって初見の沢ということがあり、一歩が出なかった。初見だからこそ行くべきなのだが、歳を取ると冒険ができなくなるのよー。沢登り自体に引け目(恐れ)を感じてしまっている。昔はクライミングを置いて、沢登りばかりやっていた。G会と言ったら沢登りという時期もあったのだ。そういう時に年齢適期で、魚津や黒部の沢に入渓していた。最近沢に入っていないものだから、フェルトソールのフリクションの限界値とか忘れてしまった。限界値が分からないと、滝場で攻められないのだ。自分がトップで滝場を突破することなんて、もうないかもしれないが、かつてのイメージは持っておきたい。2023年は1回しか沢登りをしていない(土倉谷)。遡行したことも曖昧なほど記憶に残っていない。昔の方がしょっぱいことをしていたということか、刺激が足りなくなったか、記憶力が落ちたか。いずれにせよ、鶏脳であっても記憶に残るような山行をしていきたい。