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カテゴリ:理路雑然とした記録の断片(未整理)
ラッパ屋の舞台はいつも期待度高くて、その期待をさらっと上回る面白さ。 《ブラジル》は、大学の軽音楽部(ボサノバサークル)OB達が12年ぶりに世代を越えて集まる 千葉の海辺のペンションでのOB会がシチュエーション。 そこに訪れる人々の抱えるややこしい問題が交差して・・・。 ほろりとさせつつ笑い満載の《鈴木聡》ワールドが冴えまくってます。 相変わらず役者が良い、おかやまはじめさんとか飛ばしまくって、足引きずってた。 この前キャラメルボックスに客演してた土屋裕一さんが、冴えないミュージシャン役で出てた、これが味わい深い苦悩っぷり。 大絶賛です。人間って素敵すぎます。 追記 今月印象的だった本。 気になって仕方がなかったキヨハラ本を読みました。 《男道、清原和博》 ドラフトの場面、西武ライオンズが優勝した時のファーストベースでのあの涙 桑田との因縁、仰木監督の言葉、ダイヤのピアス、野茂との対決、長渕剛などなど お馴染みのエピソードが、ついに本人から語られた。 なるほど、そういうことでそういうわけだったのか・・・。 とにかく泣ける。男くさいの嫌いですが、泣けるんだこれが。 ジュンク堂で立ち読みしながら涙を拭う(恥ずかしかった) キヨハラは僕等の世代(いわゆる団塊Jr.)にとっては 間違いなく《共有記憶》の具合が濃厚なヒーローだ この話題だけで酒が飲める、おつまみ的人物とも言える。 巨人に移籍して、いつの間にかトリックスターになって 個人的にはあんまり好きじゃなかったんだけど、こういう本読むと、俄然味方になる、そういうもんなんです。 この本、女性読者の感想とか聞きたい。 それにしても幻冬舎、この表紙のインパクトはスゴイ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.02 00:08:35
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