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カテゴリ:グルメ
カラオケでアルフィーの曲を探すとき、「ALFEE」で調べるか「THE ALFEE」で調べるかはやんごとなき問題である。
特に、アルファベット順ではなく、50音順での検索においては「あ」で探すか、はたまた「じ」か、もしかして母音の前の定冠詞の発音を間違えて「ざ」なのかは、永遠の課題である。 …などと、相変わらず頭の悪い枕で切り込んでみた今日この頃。 ちなみに「THE YELLOW MONKEY」や「THE BLUE HEARTS」の「THE」は何となく許せて、「THE BOOM」とか「THE 虎舞竜」の「THE」には何か笑える感じがするのは何故か、と考えてみた。 が、単にそれはコンスタントにヒット曲を出しているか否かの個人的な印象批評に過ぎないことにふと気が付いてもみる今日この頃である。 日本人には、定冠詞のニュアンスが掴みにくい。 こうしてみると、バンドのネーミングを考える際、思わせぶりで「THE」をつけるのは、あとでこっぱずかしい思いをするリスクを考えて、やめておくのが吉と結論づける今日この頃なのである。 などと、なかなか本題に入らないわけだが、何でこんなことを急に思い立ったかといえば、今日取り上げるレストラン「トラットリア・ラ・バラッカ」をネットで検索する際は、「トラッタリア」をつけるか否かを逡巡したからである。 「トラッタリア(TRATTORIA)」と言えば、イタリア語で大衆食堂を指す言葉であり、言うなれば「レストラン・ラバッカ」という店名を検索するのには、単に「ラバッカ」でいいのではないかと、小一時間…。 閑話休題。 国道二号線の南側、芦屋・茶屋之町界隈といえば、こじゃれた雑貨屋やカフェが立ち並ぶ、プチ優雅なゾーンとして知られているが、その中でも特に人気なのがこのお店。 ![]() [芦屋・茶屋町に佇む小さなお店] 店内の席数は20に満たない。若干のテラス席(もちろん冬は辛い)を考慮に入れても、非常に小さいお店である。 この一見普通の店が、素朴ながらも美味しいイタリアンを提供してくれるのである。 実際、ランチタイム(予約は取らない)は、常に満席。私たちも15分ほどテラスに座って待ってやっとありつけるという具合であった。夜は要予約である。 今までに、ディナーでここに来たことはあったもランチは初めて。ブロガー魂を発揮し、全部のお皿をデジカメで収めてきたわけで、早速このエントリーで紹介である。 ランチメニューは二種類で、1050円のAコースと、1260円のBコース。どちらもリーズナブルということで、Bコースをチョイス。 ![]() ![]() [さりげなくも実力派、自家製パンと前菜の盛り合わせ] 早速出てきたのが、焼きたてのパン。このピザは特に良かった。 続いて前菜の盛り合わせ。ここで生ハムが出てくるのも嬉しい。ランチといえども、しっかりイタリアンを楽しませてくれる構成である。 ![]() ![]() [パスタから2つをチョイス。シンプルトマトスパゲッティと鶏肉とペンネのクリームソース] メインのパスタ。どちらも定番ともいえるパスタであるが、しっかりツボを押さえた安定感のある二皿であった。 ![]() [ジェラートかと思いきや、ミルクアイスクリーム] なんだかんだとお腹が満足していた状況で、デザートがしつこくないのも好印象である。 店員の対応が柔らかいことも踏まえて、「目の届く範囲」で背伸びをしないで美味しいものを提供したい、という印象が強く残る、良い店であると思う。 よく雑誌にも紹介されているようだが、そこにこの店がある、と意識しないと見逃してしまいそうな小さなお店。芦屋にお立ち寄りの際にはどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月14日 04時44分58秒
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