テーマ:作家について(8)
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昨日の日記にフォークナーの文体のことを書きましたが、少し補足をさせていただきますと・・・。 ヘミングウェイと並び称されるアメリカの作家ですが、ヘミングウェイの方が日本ではずっと有名ですね。「誰がために鐘は鳴る」を書いた作家で映画化されましたね。それに比べるとずっと地味で最初はアメリカでもあまり広く読まれなかったそうです。 でも「意識の流れ」という独特の文体を構築して重厚な文学作品を書きました。 地の文からいきなり主人公の瞑想や、空想に入り込み、またいつの間にか本文に返るというような、・・・。主人公の思っていることがそのまま綴られて、読者はその瞑想の中に引きずり込まれるような感じになります。その部分が長く続きます。 作品には「響きと怒り」のほか「アブサロム、アブサロム」「野生の棕櫚」などがあります。 ノーベル文学賞を受賞した作家です。
それに比べると、漱石のはちょこっと一部だけ出て来ただけで、あとの方は普通の文体で書いてあるだけです。 ちょっとフォークナーを思い出したので書いてしまいましたが、ちょっと大げさすぎて・・・。 ごめんなさい。
フォークナーについて詳しくは下をご覧ください。
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