天の川と鍋倉渓、八咫烏とカラス天狗
長寿岩の後、訪れたのは、その名も神野山の中腹にある巨石群・鍋倉渓です。山の斜面に沿って石積みのようになった巨石群が、それこそ天の川のように延々と続いています。富山・立山町の尖山の斜面の石積みにちょっと似ていますね。規模はこちらのほうが大きいです。巨石の一部には、文字のような模様も見受けられました。この山頂近くまで続く「天の川」の巨石群・鍋倉渓と、山頂近くにある王塚、八畳岩、天狗岩の三つの巨石の関係が、天の河と、ベガ、デネブ、アルタイルの関係を投影した関係になっているのではないかと、地元の研究家は考えているのだそうです。非常に面白い考えですね。最後に八咫烏ならぬ、カラス天狗を鍋倉渓の駐車場で見つけました。3月12日から16日までの京都・奈良の神社をめぐる八咫烏ツアーもこれで終了です。