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テーマ:横浜の街から(1949)
カテゴリ:旅に出ました
山陰の旅は・・・島根県、松江市内散策の続きです。 名城 松江城のお堀になる、松江堀川です。ここを船でめぐる、堀川めぐりがコースにもなっていましたが、あっしらは街並み歩きを選びました。 そして、城下の武家屋敷街です。 ここは長屋門や塀が続き、松江の街並みでも最も城下町らしい面影があります。 この道路の反対側に、菓子老舗「風流堂」がありますが。ここの銘菓「山川」は茶の湯の日本三大銘菓に数えられていますネ。しっとりと口当たりの良い落雁です。 松江藩藩主だった、松平冶郷公は江戸時代を代表する茶人でありました。不昧(ふまい)を号とし、自ら茶道の不昧流を建てました。 そんな不昧公の遺功が残る街、松江であります。 この後、松江から程近い、中海の大根島(だいこんじま)へ向かいました。ほとんど知られていないのでは・・・この島は火山の島だそうです。火山灰の土壌なので、牡丹や高麗人参といった特産品が出来るそうです。 ここの「由志園」へ行きました。 ここは、「牡丹の花と高麗人参の里」なんて、呼ばれているようです。1万坪の敷地がある日本庭園があります。 なぜ、この大根島に立ち寄ったのか?後で解ったのですが、ツアーで乗ったバス会社の車庫がこの島にあって、さすがに地理に詳しい・・・ようでした。 さて、日本庭園といえば・・・そうです、あの足立美術館へも行きました。 松江市内を離れ・・向かうは 島根県安来市古川町にある足立美術館です。 10年連続、日本一の庭園といわれる足立美術館の庭園です。 「最も訪れてみたい美術館」のNo1でもあります。 四季折々に美しさを描き出すようですが、この日は霙、雨に近い霙でありました。でも、うっとり・・・しばし見入ることとなりました。 枯山水庭、白砂青松庭、池庭・・・など6つの庭園が、5万坪に及ぶ敷地に整えられています。 ここは庭園ばかりが有名なようですが、美術館としてもなかなかなもので・・・あの横山大観の作品だけで130作品に及ぶそうです。訪れた日も、大観の作品が数多く展示されていました。広々した展示室が幾つもあり、それはそれはコレクションの多さにも圧倒されました。 これが正面玄関ですが、道路をくぐる地下道で別館ともつながっている、大変に大きな美術館であります。 二日目の行程は、一応ここまで。足立美術館から山陰本線沿いの国道9号線で鳥取県に入ります。この辺りは、天気が良ければ あの大山(だいせん)が見えるところです。標高1,729m、中国地方最高峰、日本四名山の一つ 大山。しかし、この日は全くダメ。大山見たかった、ヨメはしょ気ていました。 二日目のお宿は、三朝温泉「岩崎」でした。 三朝温泉 「依山楼 岩崎」です。大正9年創業の老舗旅館です。宿に着くころには、辺り一面 雪景色です。12月初旬に鳥取県でもこれほど雪が降ることは、それほどないと宿の方も仰っていました。 一晩中、雪だったようです。朝の宿内の景色を、部屋の窓から写しました。 途中ですが・・・その3にさらに続きます。
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松江城~大根島~足立美術館~三朝温泉ですか。渋い良い旅をされましたな。あっしも大根島は存じ上げませんんでした。庭園といえば、ネパールはルンビニの聖園地区にあるドイツ寺。ブッダストーリーに基づくガーデンデザインが秀逸。その寺の内外の全壁面に描き上げられた仏陀曼荼羅のめくるめく壁画の迫力には理屈抜きで圧倒されちまいやした。その聖園地区のマスタープランこそ日本を代表する丹下健三のデザイン。広島平和公園の基本コンセプトにも通じる平和の象徴に向け一直線に伸びる一筋の運河。清く気高き精神性に心を打たれた旅でもありました。「旅は人を育む。」そんな思いを強くしたネパールの旅でございました。(激拝)!!
(2012年12月16日 21時49分05秒)
フィールダーさん
~庭園といえば、ネパールはルンビニの聖園地区にあるドイツ寺。ブッダストーリーに基づくガーデンデザインが秀逸。その寺の内外の全壁面に描き上げられた仏陀曼荼羅のめくるめく壁画の迫力には理屈抜きで圧倒されちまいやした。その聖園地区のマスタープランこそ日本を代表する丹下健三のデザイン。広島平和公園の基本コンセプトにも通じる平和の象徴に向け一直線に伸びる一筋の運河。清く気高き精神性に心を打たれた旅でもありました~ そうですネ。庭を愛でる旅…若いときには考えもしなかった…のですが、実に素晴らしい旅でありますネ (2012年12月17日 06時48分44秒)
夢穂さん
~私もかなり前に団体旅行で、足立美術館と松江いきました。落ち着いた感じですよね山陰って~ いいですネ。良かったです…思ったより地味でもなく、思ったほど暗くも無く。どちらかといえば居心地の良いところです、山陰は (2012年12月26日 20時14分38秒) |