今日、床屋さんに行った時のことでした。
何時も電話で混み具合を聞いてから行ってます。
床屋に着くと、ちょうど一人が終わったところでした。
カットした髪や洗髪する洗面台を掃除して、私の番が来ましたので、座りました。
店主「何時も位の長さでいいですか」
私「ハイ、お願いします」
5分くらい経って、電話が鳴りました。
店主の奥様が出ました。
奥さん「ハイ、ダケダでございます」
「そうですねえ」1時間半位後ではどうでしょうか」
大体いつも1人1時間半くらい掛かっているんです。
私が終わる10分前になると、電話で予約した人が訪れた。
70過ぎのお爺ちゃんでした。
お爺ちゃんいきなり座り喋りはじめました。
お爺ちゃん「一回目はちょっと気に入らなかった」
「二回目は割と良かったよ」
「三回目は一回目と同じだったかな」
「四回目は気に入らなかった」四回目は前回の話ですよ
お爺ちゃん:「だから二回目の様に刈ってくれますか、わたし変な事言ってますか?」
店主(ご夫婦):困ったような顔で奥様と顔を見合せて「いいえ、言っていません」
私も不思議に思いました。だって四回も前のこと覚えているんです。で、二回目の時のようにと言ってるんです。こんなこと言う事自体お爺ちゃん変なのかなぁ?
私は帰る時、チラッとお爺ちゃんをみたら、髪の毛が薄くて産毛のようでした。やっぱり、ちょっとおかしいですよね。 お爺ちゃん、その頭で、どんな頭にするんだよって心の中で笑ってしまいました。お爺ちゃんに悪いけど、殆んど髪が無いんですからね。
うわべだけ見ていたら、いい商売のように見えますが、床屋さんという商売も大変な仕事なんだと思いましたねえ。お客さんを選ぶことできない商売ですからね。あれじゃあストレス溜るわ。私にはとても無理な商売です。