よりすぐりの雑記帳（シニアのBLOG）

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先ほど、マロンと私で運動公園まで散歩に行ってきました。　山道を上り、坂道を下り公園に辿りつきます。　たくさん歩かなくても坂を上り下りするだけで運動になってしまうのが、私の住む横須賀です。

横須賀は、こんな所ばかりではありませんが、こんな風に低い山に家がたくさん建っています。　当然ここから見える家には駐車場はありません。　家と家の間の道は２ｍに満たない道路が殆んどです。　このような道路を２項道路（にこうどうろ）といいます。建築基準法第４２条第２項の規定から、２項道路と呼んでいます。　建築基準法上の道路とみなされる道ということなのです。　と申しますのは、横須賀は海軍の街でしたので日本全国から兵隊さんが集まって来ました。しかし、軍港に近い土地は大体山が多くて平地に家や貸家（長屋）を建てるのは資金面で無理でした。　そこで考えたのが、山に家や貸家を建てることで兵隊さんが軍港に近い所に住めるようにしたんです。　当然、山には自動車など通りませんから人間が擦違いリヤカーが通れれば十分だったんでしょうね。　そこで残った２ｍに満たない道路を今でも道路としてみなしましょうと言う事なんです。　現在の建築基準法では、２ｍに満たない道路の中心から後退距離２ｍ離して家を建てれば建築許可が下りることになっています。　

昭和４０年頃から海の埋め立て工事が始まり、新興住宅地が出来あがりマンションや高級住宅がいっぱい建つようになりましたが、私たちが子供の頃にはそれは素晴しい遠浅の海岸や釣りができる岸壁でした。　昭和５９年頃から本町・安浦港・三春町・大津町の海岸沿いの埋め立て工事が始まり、今の平成町が出来あがりました。　平成町に大型店舗が立ち並ぶようになり、次第に横須賀の中心街だった横須賀中央（大滝町）はさびれていきました。　

横須賀の話はこれくらいにします。　運動場にはいっぱい花が植えてあります。　花の名前は分かりませんが、キレイに咲いていたので撮影してみました。