インスタント裂織とか、あれこれ
2024/10/04/金曜日/間欠泉のように雨がふるああ、月日の過ぎるのが早すぎる。既に10月,先月の手芸クラブは職員さんを講師に裂織を楽しんだ。↑こちらは富士見町の歴史民俗資料館で展示されていた本格的なもの買えばお高い∑(゚Д゚)工芸品、である。横糸はこんな感じ↓割いた布の幅が均一!さて。私たち、である。適度な大きさのダンボールの天地に7ミリピッチで1㎝弱の深さの刻みをハサミでじょきじょき入れる。これで織り機は完成o(^o^)oわーい。↓上下に縦糸をかける。後ろには渡さない伸縮性の糸は向かない。綿が向いている。これは後ほど知ることになった。アクセントのある糸も面白い仕上りになるかと期待したが仕上の糸結びの時、やわ過ぎてちぎれてしまった(T ^ T)↓裏はこんな感じ、マスキングテープで端を止める↓横糸を渡しやすいように割り箸利用。横糸を詰めるためにフォークも利用∑(゚Д゚)途中経過の画像を忘れた!綿糸で4段くらい、捨て糸渡しをしておく。これだけは木綿たこ糸一択。面の仕上がり後に解く。↓その作業が済んで、いよいよ段ボール織り機から縦糸を外す。縦糸を2本ずつ、玉結びの要領で結ぶ。この時、縦糸が弱いとしっかり結べない。破れたシャツやワンピースでコースターや花瓶敷き、マットもできる。横糸というか横紐のつなぎは、次の段で飲み込むとか、下の段で潜らせる。↓右コースターも実は裂織り。日本手ぬぐいの染色作家さんの仕事。アトリエラヒヨさん。手拭いを作る作業で、織キズや染色ムラのあるもの、いわゆるB反を美しく再利用とは素晴らしい。横糸を渡すリズムもそれぞれなんだなぁ。これらは↓ヒナタノオトさん@浜町、で購入ついでに帆布製トートバッグも奮発。12年ほど使用のトートもツイにコードのパイピング部分が破れ。長い間、よく働いてくれました。ありがとう!把手は部品として残しておく。ゴミ箱に入れるのは忍びない、せめて紙にくるんでお棺代わりにする。南無、成仏。勢いづいて、40年前ポルトガルで買ったお気に入りの布袋も把手のみ残して処分。昔、欧州旅の間ずっとこれを片手に持ち歩いた。口が広いので中が一目瞭然、そして軽くて丈夫で何とも愛らしい。トーマス・クックのタイムテーブルもここに入れていたのだった。乙女の姿しばし留めむ。しみじみしつつも前に進むワタシ、なのだ。後退りながらすすむ。背中は温かい、前は明るい、いざ。布のトートバッグに、例の裂織をざくざく縫い止めてみる。花とクキと根っこ⁈今度の手芸クラブにはこれを連れて出かけよう♬