久し振りの書き込み
約1ヶ月ぶりの書き込み。いやー、随分サボってしまいました。年度末に向け時間が絶対的に不足しています。この間、住宅生産振興財団の機関紙「家とまちなみ」への原稿書き(これが難航。1月15日締め切りのところ提出したのは先日の2月12日。江田さんご迷惑をお掛けしました。)、稲城南山の広報誌の編集、鈴木さんが主催するハーツ環境デザインとの協働によるプロポーザルで取ったURの団地調査(19,20と仙台行きの予定)、日大宇杉先生が委員長を努める建築学会のある委員会への作業協力の話、横浜のある地区の事業化検討作業、多摩FA主催の招待大会の準備…、体がいくつあっても足らない状況です。宇杉先生の話は「エリアデザインマネージメント研究会」と称して、これまでの都市デザインがグローバリゼーションの影響を色濃く受けてきたことにたいして、もっとローカリゼーション、つまり地域の文脈を大切にしたデザイン・街づくりの必要性と、そうしたデザイン・街づくりを誘導・推進していくためのシステム構築がテーマとのこと。日本全国に街づくり条例が普及してきてはいるものの、都市デザインや建築デザインの質にまで踏み込めている条例は少なく(僕の知る限り真鶴の美の条例があるぐらい)、そこにどう踏み込んでいくかということもテーマに含まれています。これは僕がこれまで目標としてきた「タウンアーキテクチャー」としての都市プランナー像とも重なって、とても楽しみにしています。南山は、いよいよ南山の自然を守る会のNPO法人化が視野に入ってきたとの事。いよいよ来年度から本格的に里山コモンズの具体化に向けた活動がスタートします。題して「里山コモンズ×エコヴィレッジプロジェクト」。自然を守る会と夢見隊の共同プロジェクトになりそうです。今週末の20日の夕方は自然を守る会の代表菊池さんと写真家の歳清さんの共著「南山の生きものたち」の出版記念パーティが市民プラザで開催されます。組合、地権者、企業、行政、稲城市民の協働による新たな街づくりが本格始動する記念すべき日になりそうな予感がしています。