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カテゴリ:らぶらぶ話
彼氏のうちには犬がいます。
クリントンって名前です。 そのクリントンさんは彼氏と顔が似ています。 ふたり?が並ぶと 同じ顔の犬と人間がいて おっかしいぃ。 こないだ彼のうちに稲刈りのお手伝いに行ったとき、 稲刈りの後 クリントンさんがちょっとさみしそうだったので マッサージしてあげました。 クリントンさんは気持ちよさそうな感じでした。 軽くもみほぐしながら 「クリントンさん、あんさんは、犬やから、ずっと 立ったまんまやねんなぁ。肩(前足の付け根)んとこ 凝ってるね~。」とか話しかけた。 しばらくだけマッサージした。 彼のお母さんの手料理をご馳走になり、その後、 クリントンさんのところに行った。 彼を呼んで、彼の片手にクリントンさんにふれてもらって、 もう片方の手で 筋肉反射をとった。 「クリントンさん、こんな形でお伺いしていいでしょうか?」 筋肉は強く はい の答え。 「クリントンさん、何か食べたいものありますか?」 筋肉は弱く いいえ の答え。 「じゃあ、クリントンさん、散歩に連れて行ってほしいですか?」 筋肉は弱く いいえ の答え。 「では、クリントンさん、他にしてほしいことありますか?」 筋肉は強く はい の答え。 「へぇ。あるんや。何やろか?」 というてたら、彼が「マッサージは?」というので 「マッサージですか?」 筋肉は強く はい の答え 「そうか、でも私が毎日やったげる訳にはいかないしなぁ。 あ、そうだ、この人(彼氏)が代わりにマッサージするって事でもいい?」 筋肉は強く はい の答え。 「毎日がいい?」 筋肉は弱く いいえ の答え。 「じゃあ、毎日じゃなくてもいいから、ちょこちょこしてほしい?」 筋肉は強く はい の答え。 それから彼はちょくちょくクリントンさんをマッサージする こととなりました。 それまでは クリントンさんは彼の両親が飼っているので 自分が飼っているんじゃないという考えだったみたいなんですけど。 でもね、それだけおんなじ顔してて、 他人みたいなこと言わんでもえぇんとちゃう? とも 思うたんやけど。 どちらにしても 彼はクリントンさんのマッサージするように なりました。蚤取りとかもしないかんやろね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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