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カテゴリ:経営
新たに策定した評価制度の運用開始に際して、社員への説明を丁寧に行なうための個人面談を重ねています。
社員全員と二度にわたる面談を重ねていく中で、自分なりに評価制度を最大限に活かすためにはどうすれば良いかの本質が見えて来ている部分があります。 今回、評価制度を創り直そうとした目的は、社員が働き甲斐のある企業となり、心理的安全性を高めながら、物心両面の幸福を実現するためです。 その目的をしっかりと伝えていても、社員それぞれの受け取り方は大きく異なり、自分にとって必要な情報をしっかり受け取ってくれる一方、関心が低い情報は理解が深まっていかないという現実に直面しています。 そんな課題を解決するために、一人ひとりの興味・関心ポイントをつかみながら、目的とのすり合わせをしていく努力をしています。 様々なパターンに直面する中で、「この社員は評価制度をきっかけにして、凄く伸びるのではないか」と感じさせてくれる社員が少なからずいます。 そのような社員の共通項は、向上心を持っている、あるいは評価制度をきっかけにして向上心が芽生えているというものです。 会社がどんなに素晴らしい制度を整えたとして、受け取る側の社員の向上心と結びつかなければ、思うような効果は発揮しません。 逆に、新たな施策が社員の向上心と結びつけば、大きな効果を発揮することが出来ると確信しています。 そういう意味では、新たな評価制度を効果的に運用していくためには、社員一人ひとりの向上心のポイントをつかみ、その向上心と結びつけるという時間をしっかりと創ることは大切だと感じています。 そのためにも、今回の面談は効果的ではないかと手ごたえを感じています。 これから本格的に運用していく中でも、向上心との結びつけを常に意識して、評価項目にしたり、重点的にフィードバックすることが大切だと感じています。 この本質を忘れずに運用していくことで、評価制度は元来の目的である「社員が働き甲斐のある企業となり、心理的安全性を高めながら、物心両面の幸福を実現するため」が実現すると確信しています。 明日もまだ面談が残っていますので、その本質を外さず、向上心との結び付けを強く意識していきます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年06月30日 21時47分31秒
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