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カテゴリ:経営
経営者であれば業績が上がったり、営業マンであればビッグ受注をすれば、めちゃくちゃ嬉しいですし、テンションが爆上がりするのは当然だと思います。
人間としてとても正直な反応ですし、喜怒哀楽があることはとても人間味があると言えます。 しかし、実はこのテンションは取り扱い注意な厄介なシロモノでもあると思います。 その理由はいくつかあるのですが、一つ目はテンションで生きるととてもしんどいという副産物がついて回るのです。 なぜしんどいのかと言うと、テンションは状況によって変化するものですから、状況が変わる度に上がったり下がったりして安定しません。 常に安定しない状況は、人間にとってとてもツラい状況であり、テンションを主人公にしてしまうと常に上がったり下がったりを繰り返すジェットコースターのような生き方を強いられます。 だからとても厄介だということです。 二つ目は、テンションで生きると圧倒的に不幸な時間が多くなってしまうというものです。 その理由は、人生は8割方思い通りにいかないと言われていますが、その思い通りにいかない8割の間、必然的にテンションは下がってしまいます。 テンションが下がっている状態は、基本的に不幸な状態であることは間違いないので、8割方不幸な状態で過ごさなければならなくなってしまいます。 三つ目は、人から信用されにくくなってしまうというものです。 テンションで生きていると、8割方不幸なになっていますし、普通の状態というのが保ちにくくなったり、2割のハイテンションな状態も周りの人から見ると、「この人の本当の状態は何か分からない」となってしまいます。 安定しない人、どんな人か分からない得体の知れない人はなかなか人からの信用を得ることは出来ません。 ということで、テンションで生きると人から信用されにくくなってしまうということです。 生きるのがしんどくて、不幸な状態が多くて、人から信用されにくいなんて、かなり最悪ですよね? では、テンションではなく、どんな生き方をすれば良いでしょうか? その答えは、「モチベーションで生きる」です。 「モチベーションで生きる」を他の表現で言うと、「心の内の動機で生きる」とか「目的実現のために動く」、「魂で生きる」などとなります。 なぜモチベーションが強いのか言うと、周りの環境は関係なく、自分軸でコントロールすることが出来るからです。 常にモチベーションで生きていると、生きるのは楽しくなり、幸せな状態が続き、とても安定感があるので人から信用されるようになります。 テンションとモチベーションの例えで、ウサギとカメの話がよく出てきます。 ウサギは圧倒的に早く走れるにも関わらず、カメを見て、余裕をかまして途中で寝てしまいます。 対して、カメはウサギのことは全く眼中になく、目的であるゴールだけを見て一歩一歩進んでいったのです。 結果はご承知の通り、圧倒的に遅いカメが油断して寝てしまったウサギに勝ちました。 一度しかない人生を、周りに振り回されながらテンションで生きるのか?、理想の自分に向かってモチベーションで生きるのか?答えは明白です。 自分自身はもちろん、自分の関わる人全てがモチベーションで生きて、幸せになるように努めたいですね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年07月08日 20時40分25秒
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