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カテゴリ:経営
中小企業の経営において、経営者がどんな価値観を持っているかということが、大きな影響力を持っていることは間違いありません。
当社で言えば、私の価値観がそのまま当社の経営に大きな影響力を持っているということです。 これは良いとか悪いとかいうことではなく、中小企業にとって宿命的な意味合いを持っているものだと感じています。 だからこそ、私自身は経営者として、良い影響を与えられるような価値観を持つ必要がありますし、良い価値観を持った上で、その価値観を浸透させていく必要があります。 主な私の価値観を、「三観=人生観・人間観・事業観」としてまとめています。 私の「人生観」は「全ての因は我に在り」と「チャンス&トライアル」、「人間観」は「無限の可能性」と「切磋琢磨」、そして「事業観」は「ハッピートライアングル」と「志魂商才」です。 「全ての因は我に在り」は、幸せに生きるための原理原則であり、自分自身の心の安定、協力して事を成すための心構え、リーダーとして人を導くために必須の考え方であるということです。 あらゆることに対して、自分に矢印を向けることで、良い方向に向かうための原点に立てるという考え方であり、これまでの人生でも証明されている根本信念です。 「チャンス&トライアル」は、人が成長するために最も大切な考え方であり、起こること全てをチャンスととらえて、挑戦することにより必ず成長出来るという考え方です。 新卒で入社したリクルートで教わり、仕事を通じて体感させてもらった「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ!」を原点にしています。 「無限の可能性」は、人間そのものの価値を肯定的にとらえる善人説にも近いものがありますが、行動さえすれば、必ず持っている能力を発揮するという考え方です。 最初からあきらめるのではなく、無限の可能性があると信じることがその原点になっていることが条件になってきますが、私自身は100%信じています。 「切磋琢磨」は、一人で成長するよりも、人と人とが磨き合うことでさらに大きな力を発揮することが出来るという考え方です。 好敵手の存在というものだけでなく、チームワークも切磋琢磨の本質を発揮する重要な要素であると考えています。 「ハッピートライアングル」は、「自分良し、相手良し、世間良し」という「三方良し」の精神から生まれていますが、「社会性・独自性・収益性」という意味も含んでいます。 さらに当社の経営理念では「社員の成長・お客様感動・会社の信頼と利益」を幸せの三角形にすることを目指しています。 「志魂商才」は、「士魂商才」から取った造語ですが、「志=社会的使命」を魂レベルで強く持ち、商いを行うことが大切だという考え方です。 「社会性」を第一に事業を行うことこそが、事業の本質であり、永続的発展のための基礎であると考えています。 このような私の価値観を、経営をしていく中で、社員とすり合わせていくことが大切であり、このような価値観に共感している人を採用することがとても大切だということです。 極論すれば、この価値観のすり合わせこそが経営だと言えるかも知れません。 これからも経営者として、自分の価値観を社員とともに磨き続けていきます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年07月11日 21時44分30秒
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