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2023年07月11日
カテゴリ：経営
当社には若手営業マンが沢山いるのですが、お客様との信頼関係を構築するために最も大切だと伝えているのは、『素直』な心であり、態度です。
まず、当社の行動指針『アサヒ・ドリーム・クリエイト十訓』の中にある『常に顧客～お客様の立場に成り切って、究極の感動を与えよう！』を意識、実践することから始まります。 お客様に感動していただくためには、お客様の立場に成り切り、事前期待を超えようと試行錯誤することから始まり、その言動や姿勢をお客様に認めていただくことが大切です。 最初は誰もが知識を持ち合わせていませんが、知識がなくても、お客様の立場に成り切るためにヒアリングをすること、その中からお客様の課題を抽出することは出来ます。 このプロセスで最初のうちは知らないことが沢山出てくると思います。 しかし、ここで大切なのは、知らないことを知ったかぶりすることです。 経験が浅いことは恥ずかしいことではありませんが、知らないことを知っている体で仕事を進めて行くことは大きな問題をはらんでいます。 そこで大切なのが、分からないこと、知らないことを素直に分からない、知らないと認めた上で、貪欲に知識を吸収していくことです。 ここで知ったかぶりをしてしまうと、下手をするとボタンの掛け違いが始まり、その積み重ねによって、大きなトラブルにつながる可能性もあります。 最初の小さな『知らない』は問題ではありませんが、後々の『知らなかった』は大きな問題になってしまうことがありますし、信頼関係構築の大きな阻害要因となります。 『素直』という言葉は、経営の神様と言われた松下幸之助さんが最も大切にされていた言葉です。 松下幸之助さんは、「素直な心」を次のように定義しています。 「素直な心とは、寛容にして私心なき心、広く人の教えを受ける心、分を楽しむ心であります。また、静にして動、動にして静の働きのある心、真理に通ずる心であります」。 お互い人間が最も好ましい生き方を実現していくには、それにふさわしい考え方や行動をすることが大切で、その根底になくてはならないものが「素直な心」であるというわけです。 また『素直』について、様々な角度から考察されています。 素直な心の内容１０ヵ条 第1条 私心にとらわれない 第2条 耳を傾ける 第3条 寛容 第4条 実相が見える 第5条 道理を知る 第6条 すべてに学ぶ心 第7条 融通無碍 第8条 平常心 第9条 価値を知る 第10条広い愛の心 素直な心のない場合の弊害１０ヵ条 第1条 衆知が集まらない 第2条 固定停滞 第3条 目先の利害にとらわれる 第4条 感情にとらわれる 第5条 一面のみを見る 第6条 無理が生じやすい 第7条 治安の悪化 第8条 意思疎通が不十分 第9条 独善に陥りやすい 第10条 生産性が低下する 素直な心の効用１０ヵ条 第1条 なすべきをなす 第2条 思い通りになる 第3条 こだわらない 第4条 日に新た 第5条 禍を転じて福となす 第6条 つつしむ 第7条 和やかな姿 第8条 正邪の区別 第9条 適材適所の実現 第10条 病気が少なくなる 素直な心を養うための実践１０ヵ条 第1条 つよく願う 第2条 自己観照 第3条 日々の反省 第4条 つねに唱えあう 第5条 自然と親しむ 第6条 先人に学ぶ 第7条 常識化する 第8条 忘れないための工夫 第9条 体験発表 第10条 グループとして これら一つひとつに解説が付いています。 https://www.php.co.jp/pfc/sunao/ ぜひ参考にして下さい。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2023年07月12日 22時39分25秒
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