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カテゴリ:経営
最近、外食をすると店員さんにオーダーしたり、お金を払ったりすることが明らかに少なくなって来ました。
特にチェーン店やランチを食べるような店は、その傾向が顕著になって来て、店員さんと会話することがほとんどなかったり、あったとしてもオーダーでまごついてる状態を注意されるような場面しかなくなってきました。 最近では、学生時代から愛して止まない餃子の王将さんも、モバイルオーダーとスマートレジを導入されています。 それら解決策はいわゆるフードテックと言われる飲食業界向けのDX(デジタルトランスフォーメーション)によるところが大きいです。 人手不足が叫ばれて久しい業界ですが、その救世主として様々な技術が導入されて来ました。 表に見えるものは、先ほど書いたモバイルオーダーやスマートレジの他にも、タブレットオーダー、配膳ロボットなどを導入する店舗が増えて来ました。 キッチン内でも、自動調理機、食洗機、食材発注システムなどの導入が進み、外食産業だけてなく、農業・流通・食品開発など幅広い食分野の課題をフードテックが解決しています。 現在フードテック市場は世界的に注目度が高くなっており、その市場規模は2025年には世界全体で700兆円にものぼるとされています。 今後は、完全栄養食や代替肉、昆虫食の開発、無農薬の安心安全な食料生産などその可能性は無限に広がります。 DX化のかなりの部分で中心概念になっているのが、冒頭に書いた人手不足解消です。 本格的な少子高齢化&人口減少社会に突入した日本において、人手不足問題は、背に腹はかえられないほど、大きな社会的課題です。 そんな中でも、外食業界の脅威の成長を遂げている物語コーポレーションさんは、自社の特徴を「ヒューマンビジネス」だと明確に打ち出しています。 DX化も徹底的に進めていく一方で、接客において人のぬくもりを伝えることに徹底的にこだわっています。 外食をハレの日ととらえ、家族や友人との思い出を創る場であると定義することで、そのための店内オペレーションに徹底的にこだわっているのです。 個人的にも、外食がただの空腹を満たすだけの場ではなく、ハレの日なような場になることを望むので、DX化=無機質な空間ではなく、人のぬくもりが感じられる空間であって欲しいと願います。 そんな未来を願うと同時に、販促を通じて外食産業のファン創りに貢献していきます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年07月14日 19時42分36秒
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