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カテゴリ:経営
経営者の大切な仕事の一つに、社員の思考を小さく狭くならないようにして、大きく広くすることがあります。
視座を高めることも必要ですし、貢献意欲を高めることも必要です。 しっかりとケア出来ておらず、放置していたりしていると、元々大きく、広く、高かった思考が、どんどん小さく、狭く、低くなってしまうのです。 これはとても厄介で、自分は正しくて、安全で、確実で、現状を維持するようなことをやっていると信じ切ってしまうのですが、知らず知らずのうちにどんどん小さく、狭く、低くなってしまうのです。 なぜこのようなことが起こってしまうのかというと、現状維持装置が作動してしまうからということなのですが、人間は本能的に生命を維持しようとするからなのです。 これはある意味本能なので、抗い難いことなのですが、現状維持ばかりをしていると、人間は後退してしまうことになります。 後退するということは、成長しませんし、刺激がないので、細胞などあらゆることが活性化しない状態になってしまいます。 ある意味、体がそのような反応をするようになると新たなチャレンジに対して、大きな負荷がかかってしまい、より一層しんどくなってしまうということになります。 このような事態に対抗するためには、自己肯定感を上げる必要があるというのが、私の考えです。 『自分は世の中にとって価値ある存在である』と認めることや、『自分なら出来る!』と根拠がなくても思えるには、自己肯定感が必要です。 『人間は能力の範囲ではなく、自己肯定感の範囲で仕事をするのである』という言葉がありますが、チャレンジに対して自分を承認してあげることが出来るかどうかが、その分かれ道になります。 私が経営者として社員にやるべきことは、社員の現状維持装置のスイッチをオフにすること、そして自己肯定感を上げ続けること、社員が自分を承認する機会を沢山創り続けることです。 自己肯定感が上がり続ける機会として、まず自分自身の自己肯定感を上げることなのですが、そのためにチャンス&トライアルをし続けること、理想や大義を追い続けること、社会性を追求することを徹底継続していきます。 さらに社員に対する心構えとして、社員以上に社員の可能性を信じ抜くことだと確信しています。 まだまだこのことに関しては半人前ですが、名人目指して努力し続けていきます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年08月01日 23時53分30秒
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