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カテゴリ:経営
企業経営において100%成功することか確定していることは何一つありません。
経営者、経営幹部、リーダーの大切な仕事は、道なき道を創ること、ゼロから1を創り出すこと、何をやるかを決めることです。 正解かどうか分からないことを決めるためには、決めるためのモノサシが必要なのですが、経営においてそのモノサシになるべきことは、経営理念の実現であり、社会とのお約束ごとであるミッションの実現に向かうかどうかということです。 リーダーとして避けるべき意思決定は、私利私欲で決めること、損得のみで決めること、さらに最悪なのはなんとなくで決めることです。 このブログを読んでいる方には、なんとなくで決めるような方はいらっしゃらないと思いますが、しっかりとしたモノサシがないと、なんとなく決めてしまうことは起こりがちです。 私利私欲や損得は、その時その時の状況によって出てくる結論が変わってしまう可能性があるので、部下から見た時に一貫性がない意思決定に見えてしまいます。 残念ながら、一貫性がないリーダーに部下は付いてきてくれませんし、リーダーの部下の間に信頼関係がないと、社会に大いなる迷惑をかけてしまうことが起こります。 今、問題になっているビッグモーターの件は、私利私欲の意思決定であり、自社のみの損得を考えた結果であり、上司への恐怖から生まれる不信感が取り返しのつかない問題へと発展してしまったのです。 会社の経営者や経営幹部、そしてリーダーの意思決定は、その影響力が大きくなればなるほど、社会性の高さが求められるようになります。 社内のモノサシがバラバラであっても、決して良い方向に進むことはないので、経営理念やミッションをしっかりと定めて、その実現に真摯に取り組むことが大切なのです。 当社で言えば、経営理念である「社員がチャンス&トライアルで成長し、お客様が感動し、会社が信頼と利益を得るハッピートライアングルを形成し、社会貢献を実現している」かどうかを常に問うことが大切であり、その方向に向かう意思決定しかしてはいけないということになります。 また、ミッション「HAPPY♾️HAPPY〜ファン創りを通して、笑顔あふれる世界を実現する!」に近づいているかどうかが、大切だということになります。 私の持論では意思決定は速ければ速い方が良いと考えているのですが、そのような意思決定を目指そう!ということで、「一瞬の意思決定」を年度スローガンに掲げたことがあります。 「一瞬の意思決定」を重ねていく中で、沢山の意思決定を繰り返し、意思決定のスピードと質が確実に上がってきます。 元々、100%正解がない世界の意思決定ですから、最終的にはやってみなければ答えは分かりません。 「一瞬の意思決定」を繰り返し、チャンス&トライアルしてみることが大切であり、その繰り返しから勘や直感が磨かれていきます。 経営者、経営幹部、リーダーとして、「一瞬の意思決定」を繰り返すことで、勘や直感を磨き、スピードと正確性を上げていくことがとても大切です。 自分自身はもちろん、経営幹部やリーダーにも徹底していきます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年08月10日 21時24分54秒
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