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‘05年にokeさんに感化されてフージャースを買いました。買付単価は43万円で2株。分割後ベースでなんと14万円なんですね。
その後のすさまじい大暴落はもう説明の必要もないです。同業他社が次々と倒産していく中、フージャースも強気で先行仕入した土地の評価損によって「継続企業の前提に関する注記」まで付けられるくらい財務が悪化しました。幸いなことに、流動化など投機に走らなかったこと、銀行借入の返済も延期してもらうなどでぎりぎり持ちこたえました。 株価も倒産同様の千円以下まで売られました。私は何も動かず、ずっと持ち続けてたのですが、どうせここまで来たら紙くずになっても一緒、と開き直って、買い増ししました。平均単価は3万円。 その後、代理販売で食いつなぎ、自社分譲も再開し、なんと、来期は過去最高益更新見込み、と言うところまで大復活を遂げています。自己資本も最高額更新見込みです。 さて、来期ですが、今期営業利益60億円なので、恐らく70億円前後、EPSは1.2~1.3万円くらいでしょう。今からは想像もつきませんが、’04年~’06年はPER15倍前後まで評価されていました。これでも不動産銘柄としては低い方でしたからね。同じ程度まで評価される局面が来るとすると、株価も最高値を更新する可能性もあるということになりますが、果たして、どうなりますか。 ちなみに今年になってからの株価上昇でPFの中の主力の一角になってしまいました。 再来年(2015年)以降については、来年の消費増税前の駆け込み需要反動に加え、団塊ジュニア世代が40歳を過ぎて、1次取得世代である30歳代の人口が急激に減少しつづけますので、日本の住宅着工数は急激な減少が予想されており、住宅業界全体で淘汰が始まることはほぼ確実です。これを見越して一建設を中心にパワービルダーの大統合がありました。 フージャースも来期までは安心できますが、再来年以降は再び厳しい局面が訪れることと思います。うまく売りぬけるタイミングを見計らわないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月06日 23時25分36秒
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