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テーマ:フィギュアスケート(3630)
カテゴリ:安藤美姫
中日新聞08年2月21日 多臓器移植手術へ渡米 名古屋の各務宗太郎君
食べ物の消化吸収ができない難病で多臓器移植手術を受けるため、名古屋市東区の小学2年生、各務宗太郎君(8つ)が21日昼、母親らとともに成田空港から米国へ出発した。 宗太郎君は胃から大腸までが正常に機能せず、多臓器移植しか生きる道はないという。日本では15歳未満からの臓器提供が認められておらず、「そうたろうを救う会」が1月22日から米国での手術費など約1億5000万円を募金で集めた。 渡米後、マイアミ大ジャクソン記念病院に入院し臓器提供があり次第、手術を受ける。 「頑張って手術に行ってきます。応援よろしくお願いします」。午前9時50分すぎ、成田空港第2ターミナルビル内に車いすで姿を見せた各務宗太郎君。大勢の記者やカメラマンに囲まれ緊張した 面持ちで記者会見に臨んだ。会見後の「そうたろうを救う会」との懇談会では励まされ、笑顔を見せた。 宗太郎君は会見で、帰国後に一番やりたいことは「フライドポテトを食べたい」、米国で楽しみにしていることは「食べれること」と話した。続く懇談会では、大好きな恐竜のおもちゃを贈られ、うれしそうに手にした。名古屋などから駆け付けた小学生を含む支援者約30人と記念撮影をしたり、会話を楽しんだ。 母優子さん(36)は会見で「多くの応援をいただきプレッシャーもありますが、それを勇気にかえて宗太郎とともに頑張ってまいります」と深々と頭を下げた。 日本で臓器提供を受けられない現状を聞かれると、「選択の余地がほしい。生活環境が大きく変わることはストレスになる。本来なら環境を変えずにできたら、と思う」と語った。 優子さんは、フィギュアスケートの安藤美姫選手(20)が宗太郎君にプレゼントした4大陸選手権のメダルも携えており、支援者に披露した。 この日は、うれしい知らせも入った。宗太郎君が受けた漢字検定「5級」に合格したことが分かり、拍手が送られた。 (中日新聞) 中日新聞08年2月20日 あす渡米の宗太郎君をミキティお見舞い 4大陸選手権のメダル贈る 消化器官が正常に機能せずに食べ物の消化吸収ができない難病と闘い、米国での多臓器移植に生きる望みを託す名古屋市東区の小学2年生、各務宗太郎君(8つ)が19日、入院先の東大病院(東京都文京区)で、フィギュアスケートの安藤美姫選手(20)=トヨタ自動車=と初めて対面。安藤選手が「手術頑張ってね」と励まし、貴重なメダルをプレゼントした。 安藤選手は、病室に恐竜の図鑑や英会話の本などプレゼントを詰め込んだ袋を持って現れた。先日出場した4大陸選手権で得たメダルを3つ見せ、そのうちフリーで獲得した小型メダルを「これは最後の4回転に挑んだ時のメダルだよ。これもプレゼント」と、宗太郎君の首に掛けた。 安藤選手は「(宗太郎君も)挑戦してね」と励まし、母優子さん(36)も「メダルを持ってアメリカに行こうね。挑戦することが大事だよ」と続けると、宗太郎君は「挑戦」と言い、うなずいた。 夢の時間は25分ほど。宗太郎君が「アメリカはどんな感じ」と聞くと、安藤選手は「最初は緊張した。でもいい所だよ。またアメリカで会おうね」。病室を出る時、色紙に「がんばってネ!! Good Luck!!」とサインし、宗太郎君は「頑張ります」と約束した。 安藤選手は「生きてハンバーガーを食べたい」という宗太郎君の夢に励ましの手紙を送り、宗太郎君も返事を書いた。お見舞いは、21日に渡米を控えた宗太郎君に直接会いたいという安藤選手が関係者に思いを伝え、実現した。 (中日新聞) 先に各務宗太郎君に関する安藤美姫ミキティーの記事を掲載しましたが、別に感情的になって頂かなくても、そういう事実があることを知って頂ければそれで十分なんです!!! 後は個々の判断ですから・・・ 結論からいうと、チャリティーなどは可哀相とか感じる以上に、世界中でいろんながあることを知ることが先決で大事だと自分は思っています。 目の前の悲劇に集中しすぎて周りが見えなくなるって、それこそ悲しいことだと思うんです。 この目の前の悲劇も重大だけど、同じような、いやひょっとしたらもっと悲惨なことが世界にはあるんじゃないかって、だからこそ感情に流されずに冷静に対処しなければならないって!!! そういう考えの自分は、こういうことに関しては世間的にドライかもしれませんね。 時々「あなたは何も感じないの!!!」と押し付けがましいことを言う人がいますが、喜怒哀楽そんなことは他人に言われて、また他人に合わせて感じることではない、それぞれが自分自身で答えを出せばそれで良い。 例えば、甘党の人に激辛のものをまずいと言われて、他人に否定的になること自体が心の独裁だと思うんですよ!!! 十人十色の受け止め方があるのが当然だと思うんです。 現実社会での人の感情って、学校の国語や道徳の授業のように一つの答えに到達するはずないのですから・・・ そんなことより、きりが無いとはいえ、もっともっと世界中で起きていることを知った上で自分の生き方や道を決めなければならない。 そんな考えの自分としてはただ、宗太郎君のような境遇の人間がいることを一人でも多くの人に知って欲しい!!!それにプラスして自分にとってある意味身近な存在の美姫Chanが、がんばっているいることを知って欲しい!!!それだけです。 感じることは人それぞれですが、まず事実を知らなければ何も始まりませんから・・・ 本当に助けや同情が必要なことは、派手なパフォーマンスや感情的に声を張り上げなくても多くの人の共感を得るはず。 もし問題が有るとしたら、そういうチャリティーを視聴率や販売部数と天秤にかけて報道するマスコミの姿勢かもしれませんね。 (別に中日新聞だけを責めるつもりはありませんが) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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