団塊定年日記

　３月２９日（水）快晴

　今日、輪島へ戻る予定であったが、船が来ないため戻ることができず明日に延期となった。
　明日以降は低気圧の影響で天候が崩れ出す模様なので、どうしても明日帰らないと４月１日の
集中に間に合いそうもない。それよりも、食料が底をついてしまうので、どうしても明日には舳
倉島を出ねばならない。船が出るのは天候次第のため、気象係としては常に天気図をとらねばな
らぬので、非常に忙しいが、またそれだけやりがいのあるスタッフであると思っている。
　明日は曇りがちだが、何とか船は出るのではないかとほのかな期待をしているのだが、相手は
自然なので、いつどのようなことになり、天候が荒れるかもしれないので、楽観は許されない。
　今回の合宿は一ヵ所に留まっていることが多いため、とかく運動不足になりがちで、昼食など
は箸が進みにくい。今日もぼた餅ときな粉でくるんだ餅であったが、とても食べることができず、
９つあった餅のうち８つを食べるのに精一杯。それも最初の二つぐらいで腹が一杯になってしま
った。９つのうち１つはＭＫの応援をもらい本当にやっとの思いで腹の中に入れた。しばらくは
腹の中が少しおかしいように感じた。
　夕食のスパゲッティとご飯もスパゲッティの量がとても多く、ご飯まで食べることは大変なこ
とであった。特にご飯は自分のガソリンの臭いのついた米のため、まだ少し臭いが残っていたの
で、食欲がなかなか進まなかったこともあるが、昼食の後、３時間余りでまた夕食を食べるとい
うのは苦しかった。
　夜のミーティングはファイヤーのスタンツのことについて話をしたが、さえた意見も出なかっ
た。結局６人の頭を突き合わせても具体的な形としてはまだまだだった。