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テーマ:渡り鳥(51)
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3月30日(木)
天候があやぶまれていたが、起床少し前の島の放送で、輪島港を『秀洋丸』が出たと放送された 時、リーダを除く5人全員は歓声を上げて喜んだ。もし今日を逃すとまた2、3日船が来そうもな いため、我々は是非来ることを願っていた。 船に乗る時は、往きの場合と同じく、船酔いで吐くのではないかと懸念していたが、輪島へ帰る という、精神的な安心感があってか、酔わずに輪島の地を踏むことができた。 同じ船に乗ってきた、島の人に船には強いのだねと言われ、内心ほくそ笑んだ。結局、我々6人 のだれも船酔いすることなく無事輪島に着いた。 船に乗っている間は最初の頃は舳倉島の灯台を眺め続け、それが見えなくなる頃に七ッ島が見え 出し、それからは船の進む方向を向き、水平線近くに見える島を見つめ続けた。七ッ島が見え出し た頃、目を凝らしているとぼんやりと能登半島が見えた。 能登半島が見えようやくホッとした気持ちになり歌を歌い出した。七ッ島の横を通り過ぎた時は すでに半分の行程を過ぎ、まだ酔っていないので、このままいけるという自信がついた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.03 00:02:06
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