ソウル生活〜

最近、ポカポカ暖かく春がきたような韓国です。

（テレビは朝から晩までトクト、トクト、と熱くなってますが。）

朝の気温は２度しかないけど、コートを着るほどでもない。

ジャケット、マフラーなし、手袋だけは止められないけど。

春が来たようで、ちょっとルンルン気分。

ちょいとヘアダイでもして、頭も軽くしてみるか！


と学校の前にある、アジュンマだけのご用達のパーマ屋さんへ行った。
日本にこんなパーマ屋あるかな？？

店の中に、タオルを洗うための洗濯機がドカーーンと居座っている。

働いているのは店の持ち主のアジュンマ一人。

台所もある？？ここで、ご飯も作っているのか？


ヘアダイするから、カラーサンプル見せてほしいと言ったら、

そんなもんありませーーん。ときたもんだ。


アジュンマの心が決めた色にヘアダイされるらしい。

まな板の上の鯉


テレビではショートスケートが行われている。
冬季オリンピック？そんなもん今ごろないよな？？

イルボン（日本）チュングック（中国）の選手も出ているよだ。

アジュンマはテレビを見ながら、私の頭を染めている。

韓国の選手が１位じゃなかったのか、時々チッと舌打ちしながら、
手際よく染めていく。


シャンプー台も、在韓のみなさんならご存知の首がおれそうなシャンプー台。

首は９０度に後ろに折れる。

日本のように寝てシャンプーしてくれるようなシャンプー台にはいまだかつてお目にかかったことはない。

首が折れそうなシャンプー台に座らされ
アジュンマはゴム手袋をしたまま、シャンプーしてくれる。

だから、その、ゴム手袋が髪の毛にひっかっかって、時々痛い。

顔の上の載せてくれたタオルは、すぐにずり落ちた。

タオルをずり落ちないように、しっかりと持っておきました。


ドライヤーも終わったら、やおらアジュンマははさみを持ち出し
私にケープを着せようとする。

え？私、カットは結構なんですよ～

アジュンマ：前髪だけ、切ってあげる。

そっか、それならば、

ご好意に甘えて


・・・・

甘えない方がよかった。


全工程を終えて、お支払い。


ふっと、ある予感。

私はいつもカードで支払うので、現金はあまり持ってない。

洗濯機、台所があるパーマ屋さんにカードが使えるか？


もちろん使えませんでした。

うはっ、現金は1,500円しかない！！

韓国では千円（１万ウォン札が一枚）あれば安心なのである。


ほし：あのー、お金が無いんです。

アジュンマ：そう、あるときに持ってきて。

私はこのパーマ屋さんに来るのは初めてですよ～

聞かれてないけど

「私はこの前の高校で働いています。明日も授業がありますから、授業が終わってから、お金を持ってきます」

３千円くらい持って歩くべきか。

はずかし～～

しかし、アジュンマは普通の顔をしているから、
「お金がありませーーん」はよくあることなのだろう。

あああ、今日もテレビはトクト、トクト、イルボン、コイジュミ

うるさいです。

小泉さん、もっと発言してください。

夫婦でもなけりゃ、恋人でもないので

黙っていてもわかってはくれません。

おっと、韓国はトクトの観光を始めるらしい。

恋人同士で訪れるような観光コースを作るらしい？？？

ウルーン島には観光船が行っているが、その観光船をトクトまで行かせるらしい。

小泉さん、黙っている場合ですか。