テーマ:韓国!(17270)
カテゴリ:院生活
学会には、シンポジウムがあり、ほとんど日本からの学者が招待され、基調講演を行う。 (私が参加する学会は、日本関連学会ですから。 中国、台湾の日本研究者も、たまにいらしゃいますが。)
今回の学会のテーマは『共生と差別』というものだったらしい。 私は、日本学には興味があまりないのだが、シンポジウムに参加して 学会長に「私出席しました!」という、「顔ハンコ」を押すためだけ!に出席した。
東京外大の先生は「日本農村における国際結婚-その推移と農村社会-」というもので、 「外国人花嫁」という差別語ではなく「結婚移住女性」という単語を聞いたり 国際結婚率の変化など、なかなかおもしろかった。
もう一人は、早稲田大学の先生で「日本の地域社会におけるグローバル化と多分化共生-日系ブラジル人を中心に-」というものだった。 最近は、日系ブラジル人は減ってきていることや、地域で多分化共生に取り組んでいる例など紹介してくれて、こちらも興味深かった。
そして、基調講演が終わったあとで、 質問コーナーがあった。 時間の都合上、一人だけ!という限定があり、一人ずつ質問して終わった。
んだが、どうしても!!と韓国人教授が手を挙げた。 早稲田大学の先生に
私は、アメリカに一年いましたが、アメリカでは、私は差別を受けませんでした。 アメリカには差別がありませんが、日本にはどうして差別がありますか?
というような内容の質問をした。もちろん、日本語です。
はあ??????????????????????
早稲田大学の先生は、マイクを握りなおし、苦笑しながら(と、私には見えた) 差別はどこの国に行ってもあるもんだと思いますが、云々・・・
と、言葉を選びながら、真面目に答えていらっしゃった。
学生が私に言うのなら、私もよ~~~~~~~くわかるが、 日本研究をしている学者が(文学の研究者かもしれませんが) こんな発言、こんなシンポジウムで、時間が無い!と言われている中でするんですか???
ああ、びっくりしました。
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