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カテゴリ:坊主頭
![]() 朝の忙しいときにと、つれあいと写真をあさくって、次々と、写真を引っ張り出して、とりあえず、1枚の写真を持って行かせた。 8日の夜、家に帰ると、エブリデーサンデーの高校3年生の長男と、期末考査中で勉強から逃れたい次男が、大騒ぎしながら、何やらたたみの上に広げている。 「なんしようとね」と言うと、「レベル10登場」と次男が言った。 よく見ると、我が家の写真の山を、どうやら仕分けしているのである。 「レベルって何?じゃあ、レベル1は?」と聞くと、私のとても若いころの写真を差し出した。 「レベル5は?」とさらに聞いたとき、彼らが、私の頭の毛の状態を「レベル」として、1から10までの段階に分けていることがわかった。 くそー!馬鹿にしやがってと、思いながらも、事情を聞いて、彼らの鋭い観察力に脱帽してしまったのである。 3兄弟の子どものころは、それぞれ似ていて、見分けがつかないものが多い。 そこで、彼らは、どの写真が、長男なのか、次男なのか、三男なのかを区別する「ものさし」として、私の頭髪の状態を使い出したのである。 つまり、髪がフサフサのロングヘヤーの父ちゃんと写っているのは長男だけ。 少し薄くなり始めている父ちゃんと写っているのが次男。 そして、丸坊主の父ちゃんと写っているのが三男なのである。 彼らに仕分けられた写真の山は、見事に、年代順に並んでいたのである。 「なんで母ちゃんのウエストじゃあ、いかんかったんか!」という私に、「そんなことしたら、兵糧攻めにあう」と長男がボソッとつぶやいた。 上の写真は、カツラ会社のネットからいただいたもので、決して私のものではありません。が、まあ、そんなもんです。ハイ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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