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カテゴリ:ずるずるシネマ・ウィークリー
![]() ようやく観る機会を得た映画。 アナ(アビゲイル・ブレスリン)は、11歳。 生まれたときから白血病の姉ケイト(ソフィア・ヴァジリーヴァ)を救うために、医者の勧めで、ドナーとして人工授精で生まれてきた。 母サラ(キャメロン・ディアス)は、弁護士をやめてケイトのために14年間も、すべてを犠牲にしてつくしてきた。そして、家族もそれを応援した。 ところが、アナが、「もう姉のために手術を受けるのはいや」と、両親に対して訴訟を起こす。 アナは、生まれた瞬間から、ケイトのために、さい帯血(胎児と母体を繋ぐ胎児側の組織であるへその緒の中に含まれる血液)、輸血、骨髄移植などでケイトの犠牲となってきたのである。 11歳の娘の行動に、両親、とりわけ母親は、驚き、そんなアナの決断を受け入れられない。 ケイトが同じく白血病の青年と病院で知り合い、デートし、愛を語り合う。 この二人は、目の前に迫っている「死」も恐れずに、命を輝かせる。 突然、会わなくなった彼にケイトは衝撃を受けるが、それも乗り越えて、裁判に訴えた妹を影から応援する。 法廷でしっかりと自分の意見を主張するアナ。 裁判官は、この11歳の主張をしっかりと聞いていく・・・。 死に直面した家族のつらさを衝撃的に描き、家族のきずなを問題提起したニック・カサヴェテス監督の作品です。 「ベガスの恋に勝つルール」のキャメロン・ディアスの演技が光っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月19日 22時55分19秒
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