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カテゴリ:怖いおじさんたちには要注意
![]() 博多瓦斯会社の工場があった筑紫郡千代村(現在の博多区千代)でガス灯の試験点灯があった。 記録によれば、パッと手際よくは点灯できなかったそうな。 日本で一番先にガス灯が点火されたのは、1872(明治5)年の横浜市でのこと。 それから遅れること34年。 ようやく、福岡にもガス灯がついたのである。 福岡に電灯がついたのは、1897(明治30)年のことで、日本で初めて電灯がついたのが1878(明治11)年のこと。 電灯も福岡は東京から遅れること19年だが、東京では、ガス灯の方が早く、福岡では、電灯の方が早かったことになる。 ところが、点火はしていないが、電灯と同じ1897(明治30)年、玄洋社員の林斧介と宮崎勝が、農商務省から事業免許を取り、林が東京からガスを茶筒に詰めて持ち帰り、東公園で実験大会を開催したそうだが、見事に失敗したそうである。 博多瓦斯会社は、その林から権利を5000円(現在の価値にして6000万円)で買い取り、事業が本格化する。 しかし、ガス灯は、割れやすく、電灯にはかなわなくなり、炊事と暖房中心へと方向が定まっていく。 1913(大正2)年、長崎瓦斯、博多瓦斯、熊本瓦斯、小倉瓦斯等が合併して、西部合同瓦斯が設立され、今日の西部ガスに至っている。 で、【上の写真】は、4月7日朝に発覚した福岡市南区の西部ガス専務宅への発砲事件現場の西側のため池・久屋池で、正面の小山の向うが現場である。 私も現場に興味本位で出かけたが、警察官から『職質』かけられたので、心から「お疲れ様」と労をねぎらい、さらに「はよー捕まえんね」との苦言を畳み込んで申し上げたんで、さすがに写真撮影は遠慮せざるをえず、この写真になった。 後で聞いた話では、敷地内にある親族女性宅の玄関横の壁に3カ所の弾痕があり、銃弾は女性の寝室に達していたということで、これは単なる脅しではなく、明確な殺人未遂ですぞ。 福岡県警は、全力をあげて、工藤会を撲滅しなされ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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