カテゴリ:学研と科学編
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どうもこんにちは。 最近結構帰りが早いので、おとといは久しぶりに家でテレビをみたんですね。 爆笑問題がメイン司会で三輪彰宏とかがゲスト出ていて、真剣に死後の世界や神や霊魂のことを考えてみました、という番組でした。 最初は日本人の宗教観を祭りや行事から推察したり、インドで修行に励む 25年間ずっと右手上げっぱなしの人や20年立ちっぱなしの人やらに死生観を問うたりとなかなか面白い番組でした。 で、そんな番組がクライマックスにさしかかった頃、北海道大学の男前の教授によってとても興味深いお話が。今日はそれを紹介していきます。 男前先生: 『霊魂の存在を人間の脳や身体の中に確認することは現代の科学ではできていません。しかしだからと言って霊が存在しないことを証明することは科学の見地では難しいんです。 そもそも、科学は霊の存在を議論するような性質を持ち合わせていないないのです。』 おっ いいですねぇ。真っ向から否定しない感じがスタイリッシュですね~。 男前先生; 『しかし、霊や神の存在を何故人間が考えるようになったのかを科学で説明することはできます。』 では男前先生に代わって私が説明させていただきます。 「何故人間が霊や神の存在を考えるようになったのか。」 それは人間の脳の進化がそうさせたのだそうだ。 人間は猿から人間になる過程で人間の思考力は飛躍的に伸びた。 その時に他の動物と人間に決定的な違いができたのだ。 その違いとは「思考の連続性」。 「老後のために貯金をしよう」、 「将来エリートになるために子供のうちから勉強をしよう」 こんな思考を人間ができるのは、遠い未来のことを脳が把握できるようになったからなのです。 動物の中でも最も知能が高いと言われるチンパンジーでも2時間後の未来を考えるのが限界なのだそうです。 そして、遠い将来のことを考えることが可能になった人間は地球で一番最初にあることに気がついてしまったのです。。。。 それは「死」の存在。 遠い未来のことを考えることができるようになった人間は自らの死から逃れられないことを知ってしまったのです。 そしてそれと同時に「死」の存在を知った人間はとてつもない不安に襲われ始めたのです。 そこから人間は死後の世界、神、霊魂のことを考え始めたのです。 男前先生; 「人間が死後の世界や神、霊魂のことを考えるようになったのは、死の恐怖から逃れようとしたためです。そしてそれは生き物として当然の行動なのです。 現在科学者達が目くじらを立てて、霊の現象を否定したりしていますが私はそれは科学者としてするべき行為ではないと感じています。 死の恐怖から人はどんな行動をとるかわからないですから、「科学的にあの世などない」と断定したら、自殺をする人が増えたりパニックになる人がいるわけですから。」 うーわ、おっとな~~~~~w 大槻教授が鼻水たらした小学生にしか見えないですよ。 そして、同じVTRにあったある話が私は一番衝撃的だったんだよね。 人間以外の動物は本当に死の存在に気づいていないそうだ。 母猿が自分の子供が死んだ時、死んだわが子をずっと抱きかかえて手放さないそうだが、あれは未練が断ち切れなくてとかそういうことではなくて死というものが理解できないからなんだって。 だから、子供はただ眠っているだけだと思い込み手放さないんだそうな。 あー、、そうか~~~そうなのか~、、、。 この件りは、25年間ずっと右手上げてる小汚いじいさんなんかよりよっぽど考えさせられた。 人間ってさぁ、「人間は地球で一番わがままな生き物だ」とか自分達で言っちゃってるけどそりゃそうなるんじゃないかと思った。 だって地球上で唯一自分の「死」を知ってる生き物なんだもん。 それは同時に世界の生き物の中で時間の尊さ、大切さを一番知ってるってことじゃん。 そしたら「死ぬまでにできること全部やりたい!」「生きているこの時を楽しみたい」って思うに決まってるじゃん。 ね。 アデュー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.10.14 23:07:47
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