｢レジェンド・オブ・ヴァンディア｣について詳しく書くのはまた今度と言う事で。今のところはこのゲームをそれなりに楽しめています。と言うのもまだ序盤だから、このゲームの楽しみの一つである｢新しいカードを入手する楽しみ｣がけっこう味わえるから。この喜びが味わいにくくなる中盤以降を迎えてこのゲームを遊び続けるかどうかはまだ分からない。でも一ヶ月ぐらいは料金(630円)を払っても良いかなと言う気になっている。

　｢キャプテンガンダム｣のプラモデルを作った。もしかすると、｢キャプテンガンダム？ガンダムは幾つも知ってるけど、キャプテンって言うのは…何それ？｣と言う人も多いのだろうか。
　答えは今放送中のアニメ「SDガンダムフォース」に登場するSDガンダムである。主人公シュウトの親友と言う事だから準主人公のような存在だろう。（実はアニメは今のところ見ていない。）
　そう、見聞きした感じではかなりはっきりと子供向けのアニメの様だったから、実の所プラモデルにも興味はなかったのだが、まあなんとなく気が変わって買ってしまった。定価300円の所が240円で売っていた（四日市駅の商店街の「おもちゃのぺんぎん」でだ。この店が新品のプラモデルを定価より安く売るのは珍しい気がする。）ので、これだけ安ければ無駄遣いしても良いかと言う気分もあった。
　箱を見ると一番広い面の下の方に割と大きい字で「全13パーツで簡単組み立て！」と書いてある。ホビージャパン（模型雑誌）の情報で組み立てが簡単な構成になっている事は知っていたが、こんなにはっきりその点を売り物にしてくるとは予想外だった。最低ラインの低価格である事もあわせて考えてみると、今までプラモデルを難しい物と感じて買うことをためらっていた低年齢層などにもプラモデルを買わせようとして、長期的視野でプラモデルの売上を伸ばそうとする戦略が見えるような気がした。
　帰りのバスの中で暇つぶしに作ってみた。パーツはニッパーを使わなくてもきれいに取れるようになっていると聞いていたので。事実パーツは確かにきれいに取れた。ニッパーで切り取るのと同じぐらいだろう。
　そして確かに組み立ては簡単だった。これなら説明を読まないで作ってもまず間違える事はないだろう。
　そして出来栄えもそんなに悪くない。対象としている（と思われる）小学校低学年以下あたりの年齢層にとっては、十分な満足度があるのではないだろうか。このシリーズがきっかけでプラモデルが好きになる子供もきっと多いだろう。恐るべしバンダイ。
　ところで、プラモデルの箱の中に入っているパンフレットによると、キャプテンガンダムの身長は148.3cm、体重が131.34kg、パワーが1078do.（ドゥー）との事だ。身長、体重は共にドラえもんより少し多いぐらいだろうか。
　しかしこれだけのデータだが突っ込みどころが二つもある。一つは、パワーを表す単位、do.（ドゥー）とは一体どのような単位なのかと言う事、もう一つは体重の精度。100kg以上の体重なのにどうして10g単位まで書いてあるのか、謎である。どんな作品のどんな登場人物でもいい、体重が10kg以上のキャラクターで、体重が10gの桁まで示されているキャラクターが居るだろうか、そういうキャラクターを知っていると言う人が居たらぜひ教えて欲しい。
　謎といえばビームサーベルの装着位置も謎だ。キャプテンガンダムはRX-78-2ガンダム系のデザインで、ビームサーベルは背中のバックパックに装備されているのだが、プラモデルを見る限りそれが左腕側の一本しかないのだ。左腕は盾を持つ腕のようだからこれは都合が悪いはずだ。接近戦の時どうするのだろう。盾を捨てるのか？それともまさかバックパックの左腕側にあるビームサーベルを右腕で抜くのか？謎は深まるばかりだ。

　くそ、こんな事を書いていたらなんだかアニメが見たくなってきてしまった。どうしよう。録画してないのに。