上に書いた、「歌詞の続きが気になる」と言うのはどういう事かと申しますと。

　要するに、その曲を最後まで聞いたことがないんですよ。アニメ「なるたる」のオープニングでしか聞いてないから、そのオープニングに使われてる部分の歌詞しか知らない。

　曲そのものはかなり気に入ってしまった。ので、シングルCDがあるなら買おうと思ったのだけど、どうやら今のところシングルはなくて、アルバムにしか収録されてないらしい。（←違うかもしれないが）となると今ちょっと金銭的に苦しいので、困ってしまうのだ。

（「iTMSで買え」って？それがどういうわけか、うちのパソコンにiTunesがインストールできないんだよ。)

　この曲が聞きたくて、Gyaoでアニメ「なるたる」のオープニング部分だけをなんかいも見ていて、歌詞も大体覚えてしまった。そしてその歌詞のことを考えていたら、何だかその続きが非常に気になってしまったのだ。

　この話を続けるには、その歌詞をここに書くのがいいのだろうが、ジャスラックが著作権侵害に(必要以上に)うるさいし、正確な歌詞を書くのはやめよう。
　その代わり、僕のややあいまいな記憶に頼って、正確じゃない歌詞を書くことにしよう。これなら問題ないだろう。(本当か？)

　以下がその歌詞だ。部分的に間違っているだろうけど。大体の意味に間違いはないはずだ。

「よく晴れた日曜日の朝、
　僕はいつもの待ち合わせのあの場所で、
　笑いあう子供達を見ながら、
　君が来るのを待っていた。

　放物線を描いてゆくボールが
　僕の前で高く、大きく跳ねてた。
　いつもと変わらない風景だ。
　あとは、ここに君がいれば…
　Ah…。

　だんだんと流れるこの世界が
　何だか僕を一人、置いていくようで…。

　雲も、僕を隠してはくれなくて、
　やけに太陽が痛い、日曜日だった。」

　大体こういう歌詞なんだけど、妙に想像力を刺激されてしまって、続きが気になって仕方ない状態になってしまったのです。

　この歌詞の「僕」は多分、恋人を待っているんだろうけど、何でその彼女は来ないんだろう。
　ただ遅れているだけだろうか？でも、それならなぜ「僕｣は世界に置いていかれるような気がしてしまうのだろうか。
　ふつう、彼女のと待ち合わせで、そういう気分になるか？ならないだろう。そういう時って幸せな気分で、太陽が痛いなんてこともあまり感じないのが普通じゃないか？
　
　これはおかしい。謎だ！と、謎解き愛好家の僕は思ってしまうのです。
　もしかして、歌詞をここまで聴いただけでは明かされていない、真相があるのでは？と。

　たとえば、「僕」とその彼女とは、すでに破局していて、だけど彼女のことが忘れられない「僕」は、つい、彼女との待ち合わせに使っていた場所にたたずんでしまうのだった。彼女が来ない事は分かっていながら、それでもそこで待っていれば笑顔の彼女がやってくるような気がしてしまって…。

　うん、これだ、これ系だよ！
　もしかして彼女はすでに死んでいるとか。
　一年前、恋愛中だった二人はいつもの場所で待ち合わせの約束をしていたのだが、彼女はそこに行く途中、交通事故で死んでしまったのだ。
　それから一年。ああ、あれは一年前の今日だったんだ、と気づいた主人公は、おもわずその待ち合わせの場所に行って、来るはずのない彼女を待ってしまうのだった。
　…と言う歌だったのか？

　などと、僕の頭の中では、盛り上がっているのです。

　そういう意味…答えが知りたい、と言う意味で、歌詞の続きが非常に気になってしまっているわけです。

　答え（続きの歌詞）を知ってる人、居ても、僕には教えないでください。自分でCDを買って、答えを確認するのを、楽しみにしていますので。