カテゴリ:book
うだつのあがらないプロ野球選手の息子が心臓病と判明、しかも余命短いと宣言されるのが発端。病床にいる息子ともう一度キャッチボールがやりたい、と父は願う。というのが大筋だが、単なる難病ものではなくて、ヤクザ、大金、八百長、刺殺、逃亡、ヘリジャック・・・・・と盛りだくさんの内容でスピーディに話が進む。派手なストーリーなのにワクワク度は低く、難病もの&父と子の愛情物語なのに感動も薄い。なんだか安直な2時間サスペンスドラマのような感じ。 プロ野球に関するマニアックな記述が間にちょこちょこ出てくるが、興味ないのでそこはナナメ読み&飛ばし読み。ただの薀蓄で、ストーリーには特に関係ないみたい。何もかもが予想通りに運ぶ定食のような話で、鯨統一郎の作品とは思えないような真っ当な小説。ひょっとして野球マニア向けに書かれてる? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <今日の読書> 甲子園への遺言 / 門田隆将 いつか、キャッチボールをする日 / 鯨統一郎 (読了) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.21 00:48:03
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