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祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
生きとし生けるもの、是、皆全く、淡々と、季節と共に形を変え、ひたすらに、専ら、その命尽き果てるまで、精一杯生き行く。 亀が死んだ、引っ越す前から、家族同様に遊んでいた亀が死んだ! 私が指を差し出すと、いつも、何を勘違いしたか、一所懸命、クビを 伸ばして、大きな口をあけて、噛み付こうとしていた。 お墓を作って、住家であった鉢と一緒に、庭に穴を掘り、埋めようと したら、そのクビがポロッととれた。 理を、人、自ら破り、ここ百年あまりの急激な進化は、さらなる加速をもたらし、ひたすら、滅亡への道へ、まい進する事、厭わず。 家族の誰も忙しさにカマケテ、心を失っていた、その間に、いつのまにか、 死んだ。 新世紀に突入し、あらゆるもの、天災、災害をも、あわせてみるに付け、末法の世ならんとす中、至る所の賢者の気づきにより、新世紀のテーマは、心、脳、感動の世紀たらんという兆し、芽生えつ。 体長10センチばかり、晴れた日は庭で散歩させると、プランターの陰やゴミ箱の下など、暗いところに隠れるのが好きなので、水槽を洗っている間、しょっちゅう、気をつけていないと、探すのがたいへんだった。 甲羅をたわしで洗うと嫌がり、足の爪を起こして、たわしを蹴飛ばそうとでもするかのような、そんな元気だった、亀が死んだ! 9月4日のことである、あれから、約1ヶ月。 今日、初めてブログを作った、ふと浮かんだので、亀の話を書いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.06 16:29:32
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