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カテゴリ:栃木の風景
新聞で「給食」の特集記事がありました。給食費不払いの話ではなく給食そのものがテーマでしたが、自分達の時代との差を感じながら読みました。
好き嫌いの多かった小学生時代、「残さず食べ終えるまで帰ってはいけない」という先生のクラスだった時は毎日辛かったです。午後の授業で周囲は笛を吹いている中ひとりで苦手な料理を牛乳で少しずつ流し込み食べた事を思い出しました。 今のご時勢、そんなことしたら大騒ぎになるのでしょうか? 年が改まって最初の「栃木散歩」ですが、昨年に引き続き東北新幹線車窓から見た風景をご覧下さい。一昨年に「羽黒山からの眺め」をご覧いただいたことがありますが、今回は反対側、即ち車窓に現われる羽黒山をご覧下さい。 羽黒山は宇都宮市(旧上河内町)にある標高約458メートルの山で、山頂には「羽黒山神社」があります。羽黒山と聞いて山形県の羽黒山神社を想像される方もいらっしゃると思いますが、宇都宮氏の祖とされる藤原宗円(ふじわらそうえん)が11世紀始めに山形の羽黒山神社に祀られていた稲倉魂命(うがのたまのみこと)を勧請したことが、こちらの羽黒山神社の始まりとされています。 (紅葉も終わりつつある羽黒山 -栃木県宇都宮市 H20.12.6-) 羽黒山神社の祭神である稲倉魂命は穀物の神様であり、農商工の神様でもあります。毎年11月23・24日には長さ約15メートルの竹竿の先に和紙などで作った房がついた梵天を奉納する「梵天まつり」が行われます。観に行った事はありませんが、有名なお祭りのようです。 (羽黒山神社本殿と祭りに使われる梵天 -栃木県宇都宮市 H19.3.4-) 羽黒山から関東平野を眺めた時、周囲にほとんど人がいませんでしたが、今回車窓に見える羽黒山を愛でる人もほとんどいませんでした。私も栃木県民でなければ気にもとめなかったことでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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