歳をとらなくなっているメーターにメスを入れ、
筐体をパカッと開いて、問題のコマを取り外してみた。
↑一番変形が大きく、動かなかった下三桁目のコマ。
正常な6桁目のコマと入れ替えてみた。
この状態、手動で12999.9から13000.0へ変わることは確認済みだが、
20000.0kmを表示するかどうかは不明。
ちゃんと走行して加齢の証を残せるのか?
注目の第一段階は、100km先、、、と7000km先の近未来。
さて、、なぜコマが溶けたのか?
メーターの内部照明用バルブ(電球)の他に熱源は無い。
しかもバルブの熱が遮光板の脇から立ち昇った直後、
数ミリのところに、溶けたコマが位置する。
うなずけないこともないが・・・構造的な欠陥?
バルブを横から良く見ると、ソケットが傾いてコマに接近している。
はて、、と思いバルブを抜いてみると、熱で周りのプラスチックが溶けて、
甘くなっている、、、スッポ抜け、、ハイこんにちは~。
バルブ自体をソケットから抜いて表示をみると、、、なんと、10w、、^^!
ふつう、、このヘンは5w以下。
パーツリストで確認すると標準的な3.4wがスタンダードと判明。
全ては、過剰に明るいバルブが発する熱に原因があったのですね。
明るければいい、付いていればいい、、ってものではないのです。
ソケットを耐熱液体パッキンで固定。
パカッと割った筐体を、カポッと合わせて接着、傷跡を形成外科手術して、
不老長寿症(?)の治療は、以後の経過観察付きでひとまず終了。
発病のきっかけは、
球切れした時に、適正なバルブが無かったことでの応急処置なのか?
あるいは、快適なナイトランを求めての意図的なバルブ交換だったのか?
いわゆる“イカ球” (少しイカっぽい形の電球)一個の選定ミス。
それが招いた代償は、メーカー在庫あり、¥18、060(税込)と高価。
正直言って、新品と交換してしまいたい気もしているけど・・・^^!
お金をかけて、0リセットにもなってしまうなら、
いっそ、社外品でデジタル化もいいのでは、、とも考えたり・・・。
空想を交えてまでも楽しむ趣味の試行錯誤。
悩みもまた、、嗚呼、たのし^^
脳内積算年齢計(あえて加齢計とは言わない)のコマが空回り・・・
そういうひと時、そんな気がするのは、ワダスだけ?
53歳の誕生日から超有名な添加剤、誰でも知ってるアレ!
その名もヨウメイシュ!
バイク弄りによるメンタルクリニックとの相乗効果はいかに!?
本日も、時間あらば再度あちこち分解整備の予定。
そうそう!、、とっても親近感のあるタコメーターは、
加齢と運動不足による、ナマクラ病でした。
変質したコラーゲンをリフレッシュして、、チョイチョイ、、とできあがり~w
再び、試運転。
前回の試運転から際立っていた、馴染みのないスピード感が、
メーターを弄ったせいもあって、今回は特に気になる。
なにせ、、70~80kmでも、まだ鼓動がはっきりしてるので、
250ccに慣れた身には、感覚的なズレが大きすぎる。
シビレテたまらない味わいだが・・・心の底からは信じがたい気がして、
つい、疑いのマナコでメーターを見てしまう、、「ホントカ?・・・」
80km/3500rpm(レッドゾーン7000rpm)
試運転を終え、走行性能曲線図で確認すると、
たしかに、メーターで読んだ通り。
メーター表示に対する違和感は、我ながら根拠のない不信感?
固定観念が強くなって、順応性が落ちたのでしょうか?
ん~、、養命酒の量、、増やそかな・・・。