今日の夕刊が少子化と高齢化がともに世界一になったと、伝えている。
日本は世界一のスピードで老人国へと姿を変えつつあるが・・・
各種の年金や、政府管掌保険が杜撰な運用で破綻しつつある今、若者に夢を持てと言うのが、かなり無理があるようです。
結婚したくても結婚できないパートとか派遣社員とかいう下層階級が現出した今、結婚できない下層階級に子供ができるわけがないではないか。
政官の描く
新しい少子化対策について(内閣府)とは、お飾りの猪口大臣がプレス発表しても姑息という表現がぴったりだし、この少子化対策に希望を見出すお目出度い若者がいたら、お目にかかりたい程である。
みんな同じように頑張っているから、努力すれば報われる・・・
というような社会でないかぎり、子供は増えないだろう。
少子化というような根源的な難問に対しては、政官業という既得権益層は打つ手なしの思考停止に陥るようです。
もうすぐ夏で概算要求のシーズンである。
概算要求のシーリングとは、旧態枠とか既得権益枠とかに直訳すべきではないかと私は思っているが、とにかく小出しの改革でしかなく、夢の持てない予算構築システムなのである。
肥大化した役人天国を維持するためには、贅肉をおとすより増税するしかないと考えるのがお役人の性(サガ)かも知れないが・・・・・
税金を払う能力のある若者は急速に減少しているのです。
ところで、明日からタバコが値上げになるが・・・・・
小刻みの値上げで、タバコを止める契機にならないのが、にくいところで・・・
取れるところから取る!という徴税方針は厳然として貫かれているようです。(トホホ!)