胃癌で全摘が避けられないということで、曲りなりにも死の淵を覗いてしまった大使であるが・・・・・
それにしても、最近は癌の告知は本人に対してあっさりと(無情にも)言うものなんですね。言ってもらうのはいいとしても、もっとましな言い方があるんじゃないの?と釈然としない気もするのだが。
それはさて置いて、入院までに日があるし(もしもの事があればと)、小学校の同窓生に会っておこうと思いたったのです。
昔はそれなりの広さに感じたが、今思えば狭い町だから、自転車どころか歩いて会いに行ける広さである。
お好み焼きや喫茶店のオーナー、それに飲み屋の女将(おばちゃんと言うべきか)とか接客業の連中ならお客として会いに行けばいいわけだし、店の場所については人づてに聞いて当たりがついているのです。
ということで、昨日はお好み焼きの店(男生徒)に行ったのです。
夕食前という微妙な時間帯だったのでお客は私だけであり、店主ご夫妻と積もる話もできたし、ビールもいただいたのです。
医者からは禁酒禁煙を言い渡されているが、入院前だからこそ、自己責任で飲みたいのである。
ところで、偶然だが彼も胃を2/3ほど取っているそうで、石を投げれば癌患者に当たるような有様なんですね(なんか安心するのである)
思わぬところで癌談義が盛り上がったりしたが、同窓生だけに50年ほど昔の情景が昨日のようによみがえるのです。
今日は喫茶店(女生徒)にトライしようかなと思っているが・・・・
だけど、昔の女生徒に合うには踏ん切りがつかないというか心理的な距離があるわけですな~・・・・・・
と言いつつ、さきほどその喫茶店に行ってきたのです。
入院前に会っておかないと、会えなくなるというのは冗談で・・・・
3年8組の皆さんにアナウンスして欲しいし(あなたにも会いたかったし)
その店で彼女の娘さんに給仕してもらったが、母に似てきれいな子でした。
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