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カテゴリ:フランス ワイン
鮨とワインは鬼門です。
とりわけ、酢でしめた青魚は鬼門中の鬼門。決して合わせてはいけません・・・。 とんでもないことになります。 ところが、またもやどうしても合わせてみたかったワインがありました。 (なにしろやってみないと気が済まない性格で・・・) ステファン・ティソ サヴァニャン 2004年 酢でしめたアジにはショウガ山盛り,ネギもパラパラ。 それゆけサヴァニャン!! おおー なんと言う事・・・・・・!! このワインはフランスの奥座敷、スイス国境近くジュラ地方の小ぶりな白ぶどうサヴァニャン種から造られる伝統的な白ワイン。 造り手は ステファン・ティソ 現在フランスの白ワインの造り手で5本の指に入ると、 ミッシェル・ベタンヌ ベタ褒め!?の造り手。 特に彼のシャルドネは偉大なコルトンシャルルマーニュと 比べても良いと言われちゃう程。 もちろん自然派。 さて、このサヴァニャンは白ワインでありながら木樽に30ヶ月も入れっぱなし。 独特の複雑な香りに酸化香とそれに伴う酸味があります。 味わいと香りは、シェリー、紹興酒、甘くない梅酒・・・の様な感じ。 そして、とてもとてもやさしい。 だから白ワインと思って飲んでしまうとびっくりします。 ←ココポイント しかし、これが酢でしめたお魚と合わせると 驚くべきことに普通の白ワインの味わいになる。ホントに不思議。 ビフォー アフター2度驚く。しかも真逆に驚く。 ←ココポイント これなら鮨屋も怖くない。これで悩まず、むしろ得意げ。 ドント来い酢酸! ショウガもネギも醤油も・・! アジ、サバ、イワシ、サンマ・・・・アンキモも・・・ ステファン・ティソに伝えたいこの感動を。 日本酒とはまた違う味わい。 いつもとちょっと違う鮨屋さんがたのしめます。 どうかこのサヴァニャン、お見知りおきを・・・ ところで サヴァニャン・・・という音。聞く度どうしてもこれが出てくる。 そ・れ・は・・・「ひこにゃん」 で、じゃーん。いざスシヤ!! ひこにゃんごめんね・・・・さばにゃんだよ・・・・ グランヴァン マツザワヤ ゆるさ百満点 橋爪 理麗 今回登場のワインは ステファン・ティソ サヴァニャン 2004年 4,300円 みんなびっくり!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.17 17:50:02
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