酸味が軽快な、ブルゴーニュ・ルージュを~
本日のワインコメントは夏にやや気温が高めでも、美味しくいただけるピノ・ノワール種の酸味が軽快なブルゴーニュ・ルージュです。今、楽しむにはやや頑なで、少し早かったように感じましたが、冷涼で澄んだ味わいが印象的。-------------------------------------○ 2011年 ビュイッソン シャルル ブルゴーニュ ピノノワール オートクチュール【生産地】フランス ブルゴーニュ ¥2,500【葡萄品種】ピノノワール【区画】Hautes Coutures(ムルソー村域内)【土壌】粘土質石灰土壌【面積】0.85ha 【樹齢】50年【収量】30~45hl/ha【密植度】11,000本/ha【剪定】1/3をコルドン・ド・ロワイヤ、2/3をギュイヨ・サンプル【生産量】4500本橋爪赤系の果実、特にストロベリー、チェリー、アセロラ。といった可愛らしい果実味が前面にでている。タンニンはしなやかに馴染んでおり、丁寧な造りを思わせる。綺麗な酸がある。澄んだ感じのニュアンスはビュイッソン シャルルのポマールやヴォルネイなどにも共通している。果実味自体に凝縮感があり味わいが濃いのだが液色や濃度などの外観上は濃くない。上品な感じがとても良い。2011年は現在より綺麗にまとまっており、バランスが良い。高橋とにかくいちご。香りも味わいもいちご。ガメイかと思うくらいいちご。酸は強すぎずタンニンも優しく、バランスよく可愛くまとまっている。潤子イチゴカラー、濃淡は淡い、ディスクはややありなめらか。 タンニンはスムーズで細やか、余韻は中程度だが、繊細でとてもきれいな印象。近松一瞬ガメイ→バラの香り。少し乾いたタンニンにブラックベリーの香味とスグリの苦味。キュートではなく硬派なたたずまい。でもスタイリッシュ→カジュアルさもあるので気軽に楽しみたい。佐藤美しい透明感のあるルビー色。可愛らしいいちごの印象。タンニン、酸もバランスよく、どなたにも楽しめそう。中目やや朱がかかっているクリアなルビー色。清涼感のあるハーブ香。赤いベリーのキャンディ、葡萄やプルーンのジャムなどの甘い芳香と風味。さらりと甘いタンニンで余韻に残糖を感じるが、重さを感じず、するすると飲めて楽しめます。ビストロアーブル・ド・パンさんでワインといただいたお料理の数々 前菜各種の盛り合わせ 一皿の中で、泡・白・赤と、様々食べあわせが楽しめました 魚のポワレ(函館産やなぎの舞)甲殻類のブールノワゼット シャラン鴨のロティ ソースビガラード 葱のオイルのアクセントどちらのメインも、火入れの絶妙な加減と、ソースの味わいの構成がしっかりしていて、全員がお皿をなめるように食べ終えました。開業医の叔父も、時折会合など後に利用させていただいてるビストロアーブル・ド・パンさんご馳走様でした 松澤潤子