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不惑ワクワク日記

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August 23, 2009
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カテゴリ:つぶやき
散髪屋の兄ちゃんから、この映画はいい、と聞いていて、いつかは見ようと思っていた、グラン・トリノをやっと見ました。

こういう渋く、ヨーロッパ映画のようなメッセージ性や文学性を湛えたアメリカ映画は、あまり日本に入ってこないんだけれど、久しぶりに腹に応える良い映画を見た、と思います。

いろいろと小道具や暗喩があって、一回通しただけでは分かりかねるところも多々あるんじゃないかなあ、と思って見ていたのだが、案の定で・・・・大体、小道具の最たるものの、タイトルロールにもなっている「グラン・トリノ」、これが1972年製。これ、1972年に意味があろうと調べてみると、この年、アメリカ軍がベナム戦争最大の空爆を行った年なんですね。結局、このいわゆる北爆が逆効果になって戦局は悪化、南ベトナムは崩壊する、このことを知ると、ああ実はこの映画のストーリーとオーバーラップしているんだ、といった具合。グラン・トリノ自体をネットで調べると、「トリノの歴史において、というか米国車の歴史において、映画に登場する72年式は決して象徴的な年式ではない」という記載があることから、このことが分かるわけで・・・・これはなかなか「深い」です。

この映画、ある意味で「ベトナム戦争映画」、ですね。朝鮮戦争の話もでてくるから、そう言い切ってしまうのも考え物だが、でも、明らかにそこにあるのは、「古き良きアメリカ」世代(まさに監督・主演のイーストウッド世代)のアジアに対する「贖罪」の思いと、「今のアメリカ」に対する苛立ち、そして次世代への「しっかりやれ」というメッセージ。こういう映画が今撮られるアメリカという国、なんだかんだ言っても大したもんだと思います。





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Last updated  August 23, 2009 10:54:36 PM
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